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広報「まちづくり情報」


≫TMOとは≪


1〔TMOとは〕
TMOとはTown Management Organizationの略称で、その名の通りまちづくりをマネージメントする機関です。すなわち、 様々な主体が参加するまちの運営をプロデュースします。 TMOの事業実施地域は、市町村の基本計画で決定されますが、TMOが具体的にどのよう様な機関で、どのようなプロジェクトに 取り組むかは、TMOになろうとする機関が策定する長期計画を 市町村が認定することによって決定されます。

2〔TMOになるためには〕
TMOになれるのは、商工会議所・商工会、及び第3セクター(市町村が3/100以上出資している)で、TMOになるためには市町村の基本計画に位置づけられていることが必要です。又、中小小売商業高度化構想を作成し、市町村の認定を受けることが必要です。十和田市の場合、企画調整型のTMOを推進しております。

3〔TMOのメリット〕
TMOが具体的な事業を実施する場合、次の支援を受けられます。
  • TMOによるキーテナントの誘致のための施設設備、家賃補填等へ支援
  • ソフト事業、施設設備事業について、TMOの調整のもとで 運営・実施される場合に補助率の上乗せなど。
また、支援を受けることはもちろん大切ですが、まちづくりはそれだけでなく、時代に合わせて成長していくことが必要です。よって、より自由な発想の中で事業活動を提案・構成するための 組織が重要となります。
地域の方々と協力・提案・参加できるような組織としてTMOが最適に思われます。

4〔TMOの役割〕
タウンマネージメントが必要とされる理由としては、大別して以下の2つの点があると考えらます。
  • 中心市街地における資源を生かし活動している各団体 間の相互連携・相乗効果を高め、「街の顔」としての魅力を発揮するために、中心市街地のマネージメント機能を強化する必要がある。
  • 中心市街地に本来的に備わっているはずの意欲のある起業家活動を啓発し、新たに新陳代謝を促進する仕組みを構築するため、不動産のマネージメントをしていく必要がある。
これまでの状況を省みると、既存のこれらのマネージメントは、 「部門別(組合、行政、住民、グループ等)にばらばらになり がちであった」、「商店街ごとにばらばらであった」などのために、必ずしも総合的なマネージメントとして機能していなかったと 指摘できます。 このため、今後検討されるTMOにはこれらの 必要性に対応していく機能を有することが求められます。

5〔活性化対策について〕
商店街は近年の景気の低迷が続く中、空洞化の進行がますます早まり 深刻な状況にあります。そのため活性化を図るため、 地域の特性を活かしつつ商業者の活性化及び市街地の整備改善を 中心をした「中心市街地における市街地の整備改善及び商業等の活性化の一体的推進に関する法律」(「中心市街地活性化法」)が 施行されています。
商店街は商業、業務などの機能が集まっているだけでなく、 人々の生活や娯楽や交流の場であり、文化や伝統を育んできました。 街の活力や個性をあらわす顔でありこれからの時代のニーズに対応した地域のコミュニティーの中心とした役割を果たす場所でも あります。
「中心市街地活性化法」での活性化は当商店街でも重要な意味を 持っています。

6〔商業活性化支援〕
「中心市街地活性化法」に基づいて商業活性化の支援を受けるためには、特定事業計画又は長期計画(中小小売商業高度化 事業計画)を作成し、通商産業大臣の認定を受ける必要が あります。なお、中小小売商業高度化事業計画は、TMO又はTMOと共同で商店街組合等が作成する必要があります。
よってTMOの存在・役割はとても重要になります。