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広報「まちづくり情報」


≫稲生町の現況≪


1〔青森県十和田市の概況 〕
十和田市は青森県南内陸部の中央に位置しており、県下第四位の人口を有する都市で、人口は約6万3千人です。十和田市の半径20Km内外に24万人都市の八戸市と4万人都市の三沢市があり、特に八戸市は十和田市の商圏拡大のうえで大きな対抗勢力となっています。特に現在は下田ショッピングセンターが大きな勢力となっています。
2〔十和田市の商業環境〕
十和田市の中心市街地は、市街地中央部を国道が縦横に貫通している立地を生かし、交通の要衝として行政・金融・商業・情報機能が集積し、市民や周辺地域住民の消費生活の中心として発展してきました。
しかし、モータリゼーションの進展により郊外型大型小売店舗の影響に加え、近年の景気の低迷が重なり、急速な空洞化が進展しています。

3〔下田ショッピングセンターの影響〕
十和田市から車で25分の位置にあるイオン下田ショッピングセンター(約60,000?uの面積規模)が平成7年4月にオープンして以来、購買人口が大きく流出しており、十和田市は相当の影響を受けています。
市民アンケートを見る限り、特にファッション性の高い物及び都会志向の物は下田で購入する傾向が強く、多くの購買層が下田SCに流れていると思われます。

4〔中心商店街(稲生町)の現況〕
郊外大型店の進出や生活行動の広域化の中で、十和田市の商店街は近年、商圏人口、吸収率人口いずれも大きく減少しています。この結果、中心商店街区では、店舗減少率が大きく、空洞化傾向がますます進んできています。
中心商店街区の空き店舗は25%の高率に達しています。地区内の大規模小売店舗も相次いで閉店や事業規模の縮小を実施しています。