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まちづくり情報 4号 ページ1
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中心市街地住民による
*****第1回 まちづくり懇談会開催*****


 当商振連の主催による「中心市街地活性化基本計画」の懇談会が五丁目の空店舗を利用して、12月8、11、15日の3回にわたって、開催されました。

 主催者側からは、商振連の三役、また、オブザーバーとして、市担当者、会議所、コンサルタントから各1名が出席しました。街区関係者の出席数は3日間で合計28名と、街区全体の総数(600以上)に比べ少々寂しい数ではありましたが、年末でもあり、多忙をおして出席された方々のまちづくりへの熱意が感じられました。

 各開催日とも、正(副)理事長から会の主旨説明後、座長の今泉専務理事より、市から発表された「十和田市中心市街地活性化基本計画」の説明がありました。

 その中で、「まちづくり」は市民の手で行われなければならないもので、住民、地権者、出店者の考え方を最大限に尊重し、同意を得ながら進めていくものであること、また、行政からの補助を得るためには小規模な計画ではなく、ブロック単位で複数の地点での実施が必要であることなどが、強調されていました。

 さらに、この計画に対して、出席者全員による話し合いが進められ、出席者の方々からは多方面にわたる意見が活発に出されました。

 本号では出された意見をまとめてご紹介します。ページ2へ

 これまでの近代化計画では、その度に失望し、この度の計画を聞いて「またか」と思われている方々が多いようでした。しかし、この度の計画の基礎となっている「中心市街地活性化法」は、中心市街地の空洞化の歯止め策としての法律で、さらに市は、市民・商業者の現状認識や要望に沿って計画を立てていくことが最も重要なことと考えています。

何よりも大切なのは、この制度を利用するのは行政でなく私達市民であるという意識を持って積極的に話し合いを重ねていくことであり、それが、行政から最大限に補助を引き出し、活性化の成功につなげていく道なのではないでしょうか。

 今回の懇談会で計画遂行に対し多数の前向きなご意見が得られたことは、出席者の多くの方々が計画の主旨をご理解下さったものと思われ、今後が期待されます。


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