風と舞う日 (峯田 敏郎 作) 制作 昭和63年

峯田さんの彫刻は、風の作家といわれるようにどの作品もそよ風を思わせる表現があるので知られています。 この作品は文化センターのオープンを記念して、藤田トク・阿部芳秀両氏が文化協会を通じて寄贈してくださったものです。まだ、エントランス・ホールのタイルを張っていない頃、「こんな高さの台座にしてください。こんな作品ですから」と言われて帰えられたのですが、さらに作品が来て驚きました。二人の少女のうち一人が、首を180度、後ろ前にくっつけたように顔を下に向けているのです。 峯田先生は、「思いきって首を反対につけたら、もっと動きと風が強くなると思ってこうしてみたんです」と言う。 実は、もう一体同じ型でとったものがあるのですが、これは二人とも上を向いています。それが当たり前なのですが、作家というものは時々こんないたずらをするものなのですネ。

「作品の解説」(解説文は、市民文化センター元館長 今純一郎氏)

 

作者略歴

峯田 敏郎(みねた としろう)

(昭和14年)山形市生まれ

(昭和38年)第3回現代彫刻家集団(S・A・S)展に入選
               新海竹蔵に師事

(昭和39年)東京教育大学卒業  第38回国画会展に入選

(昭和41年)全道美術協会展で奨励賞受賞

(昭和42年)第41回国画展に入選、野鳥賞受賞

(昭和43年)東京芸術大学大学院・船越保武教室で研究

(昭和52年)昭和会展で優秀賞受賞

資料提供 十和田市