十和田商工会議所ニュース

『Frontier』 2004年3月号

 

十和田市中小小売商業高度化事業構想(TMO構想)

認定申請書を市に提出

認定後、十和田まちづくり機関(十和田TMO)設立へ

 「まちづくりを市民の手で」と平成12年8月に十和田市中心市街地活性化基本計画を市が策定してから約3年半がたつ。当所では先月27日、十和田市中小小売商業高度化事業構想(いわゆるTMO構想)の認定申請書を、十和田市に提出した。順当にいけば3月中に市から認定書が交付され、認定後は十和田TMO(十和田まちづくり機関)の設立にとりかかる予定だ。 

 TMO(街づくり機関)という言葉を耳にするようになったのは、実は平成10年の中心市街地活性化法(=活性化法・平成10年7月施行)の成立まで遡る。全国的に進む中心市街地の空洞化が問題となり、国策として中心市街地における市街地の整備と商業等の活性化が叫ばれ、活性化法は成立した。大規模小売店舗立地法(平成12年6月施行)や改正都市計画法(平成10年11月施行)とで、いわゆる「まちづくり3法」が成立した頃だ。

 当市においても活性化法に基づき、市が中心市街地活性化基本計画を平成12年に策定した。同計画は「まちづくりは市民の手で」を基本理念に、市民、商業者による中心市街地活性化に向け、目標とする姿を掲げ、TMO構想の立案を担うことを一つの課題としている。その内容を踏まえた上で、このTMO構想は作成されている。

 当所では平成13年度にTMO推進協議会、平成14年度にTMO構想策定協議会を立ち上げ、この2つの調査事業の結果を踏まえ、15年度には早期のTMO構想作成と市当局への認定申請を目指していた。 

中心商店街復興と高齢者の利便性等がコンセプト

 

TMO構想では特に、中心市街地の商業機能の復興・再生と商業拠点などの基盤整備や文化等多様な機能集積も図りながら、面的な商住空間と回遊空間を目指している。さらに少子高齢化を背景に、若者はもちろんのこと高齢市民が暮らしやすく、その生活利便性を高めるような品揃えとサービス密度を持った中心市街地商業を目指す等が、このTMO構想のコンセプトとされている(図2・3参照)。 

企画調整型 十和田TMOの立ち上げ

 稲本会頭は2月27日、中野渡市長にこのTMO構想の認定申請書を提出した(写真)。構想案は左一覧の4事業を柱とし、順当にいけば3月中に認定書が市から交付される予定だが、認定後当所は、十和田まちづくり機関(十和田TMO)を立ち上げ、企画調整事業を進めていく予定だ。そして同TMOは、中心市街地活性化を実施・実現する調整機能と提案力を発揮し、中心市街地の商業者、地権者などのコンセンサス形成と構想事業の具体化・実現化を推進する。また、行政との緊密な連携のもとに、十和田市が進める都市基盤整備事業と一体となる中心市街地の商業等の活性化に向け、ソフト・ハード面のバランスの取れた商業集積づくりを目指し、不退転の決意で取組み推進を図る方針としている。 

※申請内容は左記一覧のとおりだが、ソフト事業の他一部内容については誌面の都合上掲載を割愛。 

十和田市中小小売商業高度化事業構想概略(申請内容)

(誌面の都合上ソフト事業等の掲載は割愛)

1.構想の基本的なねらい       

)高齢市民の街なか暮らしを支える

@商店街として新たなテナントミックスを確保。居住性、中でも高齢市民の生活サポート機能再興に結びつける。

A多様なアミューズメントや休息・休憩機能、福祉活動等のサポート機能、都市性と生活文化を重ねた広域的な文化発信機能を重点整備。中地区や駅前商業ゾーンは広域性重視、郊外店舗との競争力を高める。

B特に高齢単身者世帯や高齢夫婦世帯のニーズを主なターゲットとしたミニスーパーや中型コンビニを商店再集約の軸とする。消費の中心は生鮮三品を核とし、雑貨やサービスにシフト。今後の高齢世代が、パソコン、携帯世代であることも展望に展開。

)アクセスを改善し、駐車場を確保する

@中心市街地を一つのモールととらえ、競争力のギャップの要因となっている駐車場の確保とアクセスの改善。自走式の平地駐車場などで高齢市民や女性ドライバーの利便性・安全性を確保。

A各ブロックに左折で出入可能な駐車場確保のため、空き地・空き店舗の転換を進め、利用利便性を高め、駐車場ネットワークを機能させる。

B各ゾーンを緊密に結ぶ循環バス運行。円滑な車の動線計画の実現。

)商業機能をコンパクトにし、界隈性を強める。

@購買力の分布等に即した営業店舗の集約と再集積を図る。

A商業ゾーン間で商業展開の性格の分離・特長化。中央商業ゾーンではパティオ、パサージュ事業を展開し、営業店舗の再集積を進める。

B周辺地区住民、高齢市民の日常的な利便性の高い市街地商業を実現。

C中央商業ゾーンの各ブロックにおいて、魅力的な個店を再集積し、整った都市景観の魅力と界隈性の楽しさを味わえる商店街とする。

D閉じられていない空間、地域の文化や生活感覚との接点。高齢市民が楽しんで滞留し、生活時間を過ごせる中心市街地の実現。広域対応の郊外店舗との共存において活路を見出せる中心市街地商業を目指す。

2.中小小売商業高度化事業の構想

)複合的土地・建物利用事業(北地区)

@「まちづくり協定」の締結事業の開始。事業のマーケティング、運営ソフトを充実。住民合意による新しい「商住複合空間」の形成。地区内の個店集合形式の商業集積施設整備を推進。A「商住複合空間」形成の選択肢として、中地区の「回遊型集積」の強化・再建との連動を図る。

B建物の共同化・ポケットパークの創出で、低利用度の用地・建物を活用し、個店の事業再構築を進める。

)空き店舗・大規模空き店舗活用事業(中地区(西側)等)

@高齢者の楽しみづくり、暮らしのサポートの軸として空き店舗・大規模空き店舗を活用。アミューズメント性業種・業態の誘致やNPOの活動拠点の整備を図ることでテナントミックスを充実。

A空き店舗活用事業は、空き店舗の所有・管理実態など活用可能性について詳細把握と積極的な管理・関与の体制を構築。

B大規模空き店舗活用事業は、商業・サービス業店舗に加え、福祉活動など自主的市民団体や公益サービス組織の展開拠点を組み合わせ、パートナーシップ(協働)のシンボル空間に再設計。

)パティオ・パサージュ等整備事業(中地区(東側)等)

@「回遊集積型」の強化・再建を目指したハード整備。個店の経営強化とソフト系の「商業支援型事業」を展開。

A地区共同型の駐車場システム、地域トイレネットワーク、来街者・住民向けサービス提供事業。高齢社会対応の高密度サービス空間の実現。

B低利用度の用地・遊休地を活用し、多面的な商業・サービス提供機能を整備。話題性の高い新規の高齢社会対応業種を誘致。「パティオ」や「パサージュ」等、統一性・デザイン性ある高密度空間設計と事業化。

C高齢者向けに魚菜市場型店舗、コミュニティセンター的なサービス提供機能、住宅、駐車場等を組み合わせミニショッピングモールを整備。

)集合店舗整備事業(南地区(東側)等)

@高齢市民の街なか暮らしを支える「商住複合空間」としての生活利便性とにぎわい確保のために、生鮮三品店誘致などを含む集合店舗整備を進め、一体性と文化性のある地区リニューアル。

A土地利用の活性化と住環境整備(高齢者用集合住宅)。日常の賑わいと小観光の素材として活用できる開放性の高い店舗や作業場づくり。 

 中野渡市長に申請書を手渡す稲本会頭


がんばってます

兜ト澤家具センター 代表取締役 米澤淳一さん(50歳)

 大正5年創業、雑貨商・米澤商店が前身。3代目で現会長・米澤達也氏の長女・美也子さんのご主人で、現在4代目を継いだ米澤淳一社長にインタビュー。生れも育ちも神奈川県横浜市という淳一さん、東京理科大理工学部工業化学科修士課程を卒業し、縁あってこの十和田市に住む関東人だ。

十和田に来た経緯を……

 大学卒業後、製薬会社・三共鰍ノ入社し、いきなり青森配属、主に八戸と十和田・三沢の開業医さんを回ってました。その頃よく行く薬品会社に妻が薬剤師として勤務していました。そんな出会いで昭和63年に結婚しました。最初から婿じゃなかったんですよ(笑い)。結婚しても大宮に転勤したり、横浜に戻ったり。平成7年、とうとう観念して、姓も米澤に変え兜ト澤家具センターに入社しました(笑い)。以来会議所や商店街でお世話になっています。

横浜にお店お持ちとか……

 横浜の青葉台にデンマーク製のトレンディー家具・雑貨をフランチャイズで扱うボーコンセプト(Bo concept)横浜青葉台店を経営しています。現在は一般家具がメインの米澤家具センターを拠点として横浜店と2店舗です。

横浜との掛け持ちは大変?

  そうでもないです。不景気とはいっても横浜は市場規模が違います。メーカーが結構面倒みてくれるし、毎日社長がいなければならないって感じでもありません(笑い)。何よりも、情報をダイレクトに仕入れることができます。米澤家具との両輪で、かえってプラスになります。

この仕事についての思いは

 家具を売るのはでなく、お客様に「住」の部分でアドバイスしていければ最高です。そう思ってインテリアコーディネーターの資格も取りました。お客様のライフスタイル構築に少しでも貢献できればと思います。また、アンティーク……と言えば確かに高価です。でも何代も使いつづける家具や食器など、いいものは実は経済的なんです。

今がんばっていることは

 長男が北小でサッカーやってます。自分も横浜にいた頃はサッカー少年でした。昔を思い出してついコーチしたり、力が入ってしまいます。ストレス解消には最適ですね(笑い)。 

実はアンティーク家具の魅力にとりつかれ、全国からある需要に、ネット販売でも力を入れていきたいとのこと。横浜発……情報を期待しています。(編集部)

写真コメント  兜ト澤家具センター(稲生町16-51 電話23-1551)代表取締役の米澤淳一さん


自助・互助・公助を基本に

ゆきみらい2004in米沢を建設部会が視察

雪への対策・体勢、利雪・克雪などの取組みについての研究のため、2月12日・13日米沢市で開催された「ゆきみらい2004IN米沢」に当所建設部会のメンバー6名が参加した。「ゆきみらい」は北海道、東北、北陸の3地域持回りで開催しており、19回目を数える。今回は「上杉の城下町発 新・雪国創造」をテーマに掲げ、今まで気付かなかった雪国の魅力や新たな地域づくりを考えるためのシンポジウムであった。

 同シンポジウムでは、「外から見た雪国の魅力」をテーマにパネルディスカッションを開催。パネリストのケトゥトゥ・ルンデグ氏(青森県黒石市在住の呉服店店主)、藤ジニー氏(銀山温泉旅館女将)、安部三十郎氏(米沢市長)が雪についての体験談や考え方、問題点などを討論した。コーディネーターの宮城大学特任助教授アン・マクドナルド氏は「雪は生活する上ではとても邪魔なもの、でも親しむという発想も大切。市民は行政に頼りすぎている」と話した。また、安部市長は「米沢市は年間5~6億円の除排雪費をかけ雪対策(流雪溝や地下水を利用した融雪等)に努めているが、自助・互助・公助を歴史的背景に持つ土地柄、自分で出来ることは自分で……」と呼びかけた。その他、雪と道路の研究発表会として全国各地で取り組む、安全で安心、快適に過ごせる環境としての事例発表や除雪機械の展示・実演会が開催されていた。

 視察を終えた部会メンバーは、「除・排雪について米沢市同様、自助・互助・公助を基本に地域や町内会単位での活動が大切」「地域主導で市内各所に雪の排雪場所を設けるべき」等、部会活動の研究材料として、雪の問題を再確認した。

  ゆきみらい会場での建設部会メンバー

米沢市内各所には、地下水を利用した融雪ホースが配管されている


 みなとまちづくりと観光シンポジウム

八戸 蕪島種差海岸 は23% 新幹線八戸駅開業1周年の現状にスポット

去る2月21日(土)八戸商工会議所において、青森県商工会議所青年部連合会主催による「みなとまちづくりと観光シンポジウム」が開催された。

 シンポジウムには当青年部から12名が、全体では県内の青年部や関係団体あわせて約300名が参加し、三方を海に囲まれた青森県ということで、「みなとまちづくりと観光」という部分と、新幹線八戸駅開業一周年の現状に焦点を当ててパネルディスカッションが開催された。

 パネラーにJR東日本叶キ岡支社長の澤田博司氏、(社)苫小牧観光協会理事の大西育子氏、海の八戸NPO(八戸大学学長)の蛇口浩敬氏、ねぶたの里社長(青森県商工会議所青年部連合会直前会長)の中山俊一氏の4名、コーディネーターを青森県商工会議所青年部連合会会長の塚原隆市氏が務め、熱い討論を交わした。

 新幹線八戸駅が開業一周年を迎え、開業前・開業後の利用者数を比較すると、盛岡〜八戸間が151%増、また、八戸からのアクセス特急が130%増という当初見込みを上回る順調な滑り出しである。これらは「はやて」そのもののスピード効果や、八戸を中心とした青森県全体でのイベント等の取り組みによる成果、また十和田湖や奥入瀬といった元々観光地として第一級の素質を持った場所を抱えていたことが要因と考えられる。

 しかし、今後は今年3月に部分開業する九州新幹線により、「はやて」のブームは一段落することが予想され、また6年後にも開通といわれる八戸〜青森間の新幹線開通に伴い、八戸駅が通過駅となることから、ここからが本当の意味での正念場となることが予想される。

 現在の八戸市は、屋台村や八食センターなどが、シャトルバスの運行などもあり、成功を収めているが、「みなとまち八戸」という観点からみてみると、ポートアイランドや蕪島、種差海岸など、恵まれた条件にありながら、なかなか観光に結び付けられていない現状がある。これは周辺整備もさることながら、PR不足が大きな要因と考えられる。

昨年11月末に、青年部県連が首都圏を中心に行ったアンケート調査では、青森県を訪れた人達の交通手段の50%近くが新幹線を利用していながら、その際訪れた県内の観光地は、八甲田・十和田湖・奥入瀬渓流が約70%でダントツのトップ、八戸(蕪島・種差海岸等)は23%台にとどまっている。

 今後、市町村合併が進むにつれ、八戸市と合併する他町村との様々なリンクも必要となってくるが、我が十和田市も、第一級の観光地「十和田湖・奥入瀬」を持つ十和田湖町との合併を控え、こうした観光に関する課題が他人事ではない時期に入ってきているようだ。  文 総務広報委員会

蕪島で商売の神様に祈願?


 さわやか川柳 

美人なら今頃何をしてただろう 滝内 政子

 韓国で美人強盗のファンクラブが出来たとか。それも又どうかと思うけど?

何だこりゃ口癖になる世の動き 似鳥 俊子

 どんなことも一億三千万人の中の一人と思えば気になりません。

裸婦描くときは出席率あがる 小山田桂晴

 本当のところはたいしたことないと思いますよ、そう思う人もいますけど。サテ。


 2月を振返る

27回とわだ「まける日」・第5回「飛び出せ街へ!!」 賑わった三日間

恒例のとわだ「まける日」が2月6日〜8日までの3日間開催され、市内商店街は多くの買い物客で賑わいました。また、当所1階ホールでは、お楽しみ抽選会を実施。抽選に訪れたお客様には、どんべ・おしるこが振舞われました。 

十和田市商店街振興組合連合会では、まける日に合わせ今回で5回目となる「飛び出せ街へ!!」を開催。南・中央・六丁目・七八丁目の商店街では工夫をこらしたイベントが実施され、各会場とも大変賑わってました。また、4商店街で使えるプレミア付商品券が発売されましたが、発売2日でほぼ完売するほどの大盛況でした。

六丁目商店街の大もちつき大会には大勢の人だかり

中央商店街では、きりたんぽ鍋が振るまれた

南商店街の冬の夜祭りでの一幕

七八丁目商店街のレシートDEジャンケン 

16回とわだ雪見ラリー 1,100名がはしご酒

 今年で16回目を数える十和田市飲食業協会主催「とわだ雪見ラリー」が、2月4日開催されました。参加者は市内外から約1,100名。市内飲食店はどこも大賑わいでした。 

飲食店はラリー参加者でいっぱい!

抽選会で豪華景品をゲット! 

新入会員懇談会 会員同士 交流を深める

 2月25日、当所において平成13年から15年度までに入会した事業所を対象に懇談会を開催しました。懇談会には当所から稲本会頭を始め三役も出席、新入会員に対し当所の平成15年度事業計画に沿って事業内容・経過等を説明しました。また、懇談終了後には懇親会が行われ、会員同士、名刺交換や情報交換など異業種間の交流を深めていました。 

中小企業の生きる道 「新たな顧客創造と個性化」

 市商振連が2月17日、県の経営振興課と明日の商店街づくり実行委員会との共催で「出前講座」・「出前トーク」を開催しました。「出前講座」では、長野TMOタウンマネージャーとして現在活躍する服部年明氏が講演。氏は長年イオンに在籍し、信州ジャスコの常務取締役まで務めた逸材。この時期十和田の商店街にとっては適任の講師。「イオンがご迷惑をおかけしているようです。罪ほろぼしのために十和田まで来ました」と第一声。氏は、街おこし仕掛け人として長野の場合を例に、説得力ある内容で「中小企業の生きる道」を語りました。(場所は旅館しもやま) 

経営安定セミナー 融資交渉が失敗しない8つのポイント

 長引く不況が続く中、中小企業を取り巻く問題として金融機関の貸し渋り・貸し剥しが挙げられます。そこで当所では2月24日、融資交渉が失敗しないための8つのポイントと題し経営安定セミナーを開催しました。講師は、古谷企業経営研究所々長の古谷今朝衛氏。25名の参加者は、銀行の選び方から自社の財務体質の強化などについて学びました。 

売上アップ習得セミナー 客数と客単価を上げる秘術

 当所では2月19日、市商店街連合会、市飲食業協会、十和田商業協同組合の協賛で、売上アップ習得セミナーを開催しました。講師に経営コンサルタントの福嶋覚氏(泣Vステムコンフォート・代表取締役)を迎え、小売・飲食・サービス業での客数を増やすPOPやチラシの作り方、客単価を上げる価格の付け方などについて説明。約80名の参加者は今日からでも出来る実践的なテクニックとあって、熱心に聞きいっていました。


2月の日誌

2/4 水 商振連理事長・専務理事会 第16回とわだ雪見ラリー

6 金 第27回「まける日」(8日まで)

8 日 第170回珠算検定試験

9 月 青年部観光推進委員会

12 木 第62回十和田心交会 ゆきみらいシンポジウム視察(〜13日まで)

13 金 労務対策委員会・雇対協幹事会との合同会議 十和田市秋まつり運営実行委員会

14 土 3級ビジネスコンピューティング検定試験・3級日本語文書処理検定試験

15 日 2級ビジネスコンピューティング検定試験 第16回とわだ雪見ラリー反省会

16 月 知的所有権個別相談

17 火 改正消費税講習会 商振連:出前講座・出前トーク

18 水 1・3級販売士検定試験 平成16年度各種イベント事業交通規制調整会議

食品商業部会正副部会長・分科会長会議

十和田湖畔温泉冬物語視察(観光交通部会部会長他5名参加)

19 木 売上アップ習得セミナー

20 金 女性会 軽スポーツ教室

22 日 第106回簿記検定試験

24 火 第7回常議員会 経営安定セミナー(古谷氏)

25 水 建設部会役員会 平成16年度第2回各種イベント事業交通規制調整会議

広報対策委員会 新入会員懇談会

26 木 環十和田地域合併研究会役員会

27 金 商工調停士会議


 告知板MAR

集中2日間 新入社員研修

 実践訓練(ロールプレーイング)を取り入れ「基本」を体で身に付ける。

《日程》3月18日(木)9時〜新入社員としての心構え・創造的仕事のできる社員へ・社会人としての基本、13時〜あいさつ・人間関係の基本6ヶ条・ビジネスマナーの実例。19日(金)9時30分〜表現力訓練・接客対応の基本、13時〜電話対応の基本、15時〜まとめ。

《場所》十和田商工会議所5階会議室

《参加費》1名5000円(テキスト・昼食代含む。ただし非会員事業所は1名8000円)

《対象》新入社員及び勤務2年目までの社員

《講師》MACS研究所所長・横井孝司氏

《申込》3月16日までに当所相談所24-1111。

《主催》十和田商工会議所中小企業相談所、十和田地区雇用対策協議会


みちのくイージーオーダー ネット説明会

 EDI化していない小規模小売店と卸企業を結ぶ低コストで利用しやすい新受発注インフラを整備。企業間の取引コスト低減と取引安定化・活性化を目指して新商業流通支援システム・みちのくイージーオーダーネットの説明会を開催。

《日時》3月17日(水) 13時〜17時(説明会第1回13時30分〜14時30分、説明会第2回15時〜16時)

《場所》十和田商工会館5階会議室

《フォーラム》新商業流通支援システムについて(鞄燗c洋行・松本敏氏)、システムの運用と特長について(鰍mTTドコモ・大塚伸哉氏)、みちのくイージーオーダーネットへのご参加について。参加企業との情報交換あり。

《詳細・申込》3月13日(金)までに東北ユーザック株ェ戸営業所(рO178-27-7791)へ。

《主催》みちのくイージーオーダーネット運営事業者(鞄燗c洋行、鰍mTTドコモ、LSI梶A東北ユーザック梶j


 青森県商店街空き店舗利用資金特別保証融資制度

◎融資対象者 @一般枠〜商店街振興組合・商店会内における空き店舗(空き家・空き地等原則地上2階程度まで)において出店する中小小売業者等(小売業またはサービス業並びにそれに類するもの(不動産賃貸業含む))で、認定委員会で活性化業種と認められた者。

A雇用創出枠〜@の者で常時使用の従業員を1人以上雇用する計画の者。

◎資金使途 設備資金、運転資金

◎融資限度額 30,000千円(1企業あたり)

◎融資期間 10年以内(うち据置期間2年以内)

◎融資利率 @一般枠〜年2・3% A雇用創出枠〜年1・9% 当初5年間十和田市が2分の1補給

◎保証料率 @一般枠〜年1・15%以内 A雇用創出枠〜年1・05%以内 当初5年間十和田市が全額補給

◎保証人・担保 保証人は1名以上、原則担保は徴求しない

◎問合せ 青森県経営振興課街づくり商業振興グループ017-734-9373または十和田市商工観光課商工係0176-23-5111


 3月の主な行事予定

1日 マル経審査会 合同部会

2日 移動相談所(六丁目、七八丁目商店街振興組合) 県連幹事会

3日 観光協会企画行事部会

4日 移動相談所(南商店街振興組合)

平成15年度東北六県商工会議所連合会経理担当職員研修会(〜5日まで)

5日 平成15年度十和田市物産協会推奨審査会

10日 移動相談所(中央商店街振興組合) 女性会役員会

11日 市民健康部会 平成15年度北里大学大学院獣医畜産学研究科学位記授与式

平成16年度各種イベント事業交通規制調整会議 会頭会議

12日 上十三地区高卒就職担当者との懇談会

17日 八戸エキスパートバンク担当者連絡会議 小規模企業振興委員会議

16日 運営対策委員会

18日 新入社員研修(〜19日まで) 日本商工会議所通常議員総会

19日 十和田奥入瀬合同庁舎落成式

22日 (財)青森県社会保険協会理事会及び予算総会

23日 常議員会

24日 十和田市金融懇談会

29日 通常議員総会


 今月のショーウインドー

亀寿司

東京で過ごした修行時代、十和田での開業、一代でここまでやってきた亀田さん。この産馬通りで「亀寿司」を始めて早30年になる。店内は1階にカウンターと2階にお座敷、店の裏手には駐車場も完備する。現在、東京で修行中の次男・誠さんが一時帰郷し、助っ人として店を手伝う。オススメは、ご主人自慢の手間隙かけたアナゴと注文を受けてから焼くたまご焼き。全品値段もかなり手頃とあって、夕方ともなれば旨い肴と酒、そして話好きなご主人との会話を楽しみに10席あるカウンターはたちまち常連客でいっぱいとなる。

店主からのひとこと

 寿しは高い! というイメージだと思いますが、当店は、飲んで食べて一人3,000円もあれば充分満足できると思いますよ。宴会もお酒は持込みOKですので、お気軽にご相談下さい。この十和田に店を構え30年……これまでいろいろありました。お客様には、本当に感謝しております。気軽に立ち寄れる寿し屋を目指し息子ともども頑張って参りますので、これからも亀寿司を宜しくお願いします。 

 場所 稲生町18-6 TEL/FAX 22-2448

 営業 PM6:00〜PM12:00 定休日 日曜日

 代表 亀田 松四郎

▲亀寿司にはもう一つの名前・・・ 別名「クラブ・カメ」。それは、入店すればわかるはず


 編集部のつぶやき

今回の広報の中でメイン記事は、やはり「TMO構想の認定申請」の件か。

「街づくりは市民の手で」と市が策定した中心市街地活性化基本計画にもとづき、ワークショップやアンケート調査などを繰り返し、約3年もの時間を費やしやっと出来上がったTMO構想。中心商店街を含む中心市街地の商業機能の復興と、市民・高齢者の利便性向上が実質この構想には盛り込まれている。もちろん物足りない部分も多く、完璧でもあるまい。構想や計画は飽くまで構想や計画。追加や変更はあって然るべき。都合のいい発想だが、当然と言えば当然だ。

当事者の一人としては、計画や構想がホントに中心商店街の活性化に繋がって欲しいと、心から願わずにいられない。 (かず)

 

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