商工会議所はあなたのために

商工会議所ってなんだろう?

商工会議所法という法律

相互の精神が基本です。

企業おこし、街おこし、国おこし。

メリットは皆さんが見つけて下さい。


1.商工会議所ってなんだろう?

商工会議所はその名の示す通り、商工業者の団体です。その発祥はフランスの海運業者によってつくられたものとされていますが、今では世界中(共産圏も含んで)ほとんどの国におなじような組織化でつくられています。そして、そのなによりの特徴は、その地域の多種多様な業種の人々が協力して、自主的に民間の力で運営していることです。

2.商工会議所法という法律

日本の商工会議所も古い歴史を背景として発展してきましたが、現在の制度は昭和28年制定された「商工会議所法」という法律によって運営されている唯一の「地域総合経済団体」です。その法律の第6条には「地区内における商工業の総合的な改善発達を図るとともに、社会一般の福祉の増進に資することを目的とする。」とあります。

3.相互の精神が基本です。

法律に定められているとはいえ、お役所ではありません。地域の企業の繁栄のため様々なお手伝いをする一方、外部から進出して来る大手企業と、今まで地域を支えて来た地元の企業、地場産業の立場を守り、調整することも重大な仕事のひとつです。そして、地域を代表する大企業も小企業に手をさしのベ、一緒になって産業振興や街づくりをすすめています。従ってその運営費である会費も企業や当所の役員議員企業が率先して負担するという光栄ある団体です。会員がお互い助け合うために様々な共済制度や国の支援制度を活用し、地域の企業が発展する為の活動を行なっています。

4.企業おこし、街おこし、国おこし。

会議所は、個々のお店や工場の経営に関する様々なお手伝いや相談を無料で行なう事は勿論、地域の活性化のためのイべントや街づくりをすすめたり、日本全国500 をこえる会議所と160万人の会員が手を携えて意見を結集し、国会や行政庁を動かし、国づくりをすすめています。

5.メリットは皆さんが見つけて下さい。

企業の繁栄の条件は今まで「人(ヒト)、物(モノ)、金(カネ)」と、言われてきましたが、現代ではこれに「情報」という要素が加わりました。どんな商売上手でも、立派な社長さんでも、情報がなければお手上げです。商工会議所にはいろいろなメニューやチャンネルが、たくさんあります。そんな情報や商売のネタを皆さん自身の手で会議所の中から掴み取って下さい。それが、商工会議所のメリットなのです。