十和田商工会議所ニュース

『Frontier』 2005年1月号(市民版)

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新年のごあいさつ 新市・新年の幕開け

十和田商工会議所 会頭 稲 本 純 一

  平成17年の新年を、皆様、清々しくお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
 顧みますと、昨年、当市は市制施行50周年という大きな節目の年でありました。そして本年1月1日をもって十和田湖町と合併し、新十和田市の誕生となりました。合併による新市の誕生は県内第一号。新たな年を迎える中で誠にめでたいことです。新市民皆様でこの喜びを分かち合い、新しい文化、伝統、まちづくりに力を合わせていかなければなりません。その意を新たにした新年の幕開けです。
 一方、昨年は台風の上陸がこれまでになく多く、九州、四国、中部では風と雨による大きな被害を受け、新潟県中越地方は震度7の大地震に襲われ、その被害は甚大なものでした。被災者の皆様には心からお見舞い申し上げるものであります。特に、中越地方の皆さんは厳しい冬を迎え、仮設住宅や避難場所で大変なご苦労をされていることを思うと心が痛みます。一日も早く厳しい状況から立ち直って欲しいと祈る毎日であります。
 さて、わが国の景気はやや持ち直し傾向にあると言われておりますが、日本商工会議所のLOBO(早期景気観測)調査では公共事業の縮小や消費低迷、原油・鉄鋼など素材価格の高騰など景気先行き悪化を懸念し、そのマイナス幅はむしろ大きくなってまいりました。建設関連企業の多い当市におきましては、さらに悪化するのではないかと危機感が先行しております。
 このような中、私ども商工会議所には大きな期待が寄せられるものと自覚し、当市商工業発展のために一層の努力を重ねて参る所存であります。
 私どもに与えられた大きな任務の一つ、商工業の環境整備と住み良いまちづくりのための意見活動は、当所のみならず青森県商工会議所連合会、東北六県商工会議所連合会、そして日本商工会議所と常に連携をとり、これまで以上に強力に進めてまいります。
 また、中心商店街の活性化は喫緊の課題であり、全力で進めております。今、亀屋跡地周辺には高齢者から若年者まで、商業施設整備を図って集いと賑わいの場を造りあげる構想が浮上しています。そして同地には、市の施設を建設してもらうよう要望致したところであります。その実現はまだまだ問題山積ですが、一つ一つ解決の努力を続けてまいる所存であります。
 結びに、市民皆様の益々のご発展とご多幸をお祈りし、私ども十和田商工会議所に対しましてこれまで以上のご理解とご支援をお願い申し上げ新年のご挨拶と致します。


前亀屋の跡に   会議所・商振連・ウエスタンの会

仮称 教育福祉総合プラザを要望
 

 十和田市が新市まちづくり計画の中で整備を進めている「(仮称)教育福祉総合プラザの建設」について、十和田TMOを設置する当所では、同プラザの中心商店街への立地必要性と波及効果を検討し、前亀屋跡に立地整備を実現したいと、12月16日(木)、市に要望書を提出しました。

 

 


 


稲本会頭が所用で不在のため、代わりに石川副会頭が中野渡市長(平成16年12月16日現在)に要望書を手渡しました。

ハード事業の推進に

 当所のTMO構想において、中心商店街にある前亀屋跡を含む北地区商業ゾーン。その地区の構想を検討するウエスタンの会(7丁目西側の地権者で組織)は、高度化事業の活用による街区内の商業ゾーン形成を念頭に、教育・福祉関係を取り込んだ街区整備を展開しようと今年9月、秋田県能代市にある能代ふれあいプラザを視察しました。そして、既に新市まちづくり計画において整備が掲げられていた教育福祉総合プラザの立地を巡り、中心市街地活性化や波及効果等について、前亀屋跡付近の活用を協議した結果、同跡への早期整備が最適と、市への要望書提出を決意しました。
同会の報告を受けた十和田TMOは、さっそくこの件について検討しました。その結果、当所の常議員会の決議を経て、十和田商工会議所として十和田市商店街振興組合連合会、ウエスタンの会とともに連名で昨年12月16日、「前亀屋跡へ同プラザの整備実現」について市に要望書を提出しました。
結果は新市移行後の引き継ぎ事項となりましたが、新市になっても、TMO構想は実現に向け一歩一歩前進します。3地区で大きく4つのハード事業を柱とする当市のTMO構想。その中の1事業として何とか実現に結びつけたいものです。いずれにせよ、周辺整備への波及効果も大きい同プラザの浮上に、関係者の期待は大きく膨らみます。


おめでとう新十和田市誕生 我々の新市将来像

商業・観光都市計画 名対策委員長がまちづくりで対談

             

当所商業対策委員会 委員長 小関  力 氏       当所観光対策委員会 委員長 古舘  實 氏

             

当所都市計画対策委員会 委員長 中野渡聖賢 氏   当所専務理事(座長) 川上堅志郎 氏

 新十和田市誕生、経済界の人間が考える新十和田市の将来像について、当所の商業・観光・都市計画の3対策委員長が「我々の新市将来像」をテーマに座談会を開催しました(平成16年12月13日)。新市まちづくり計画の基本方針は、豊かな水と緑の感動のまちをめざした「感動創造都市」です。経済界においてはどうでしょうか。新市の今後について、業界サイドの意見をお聞きしました。

 川上 新十和田市誕生です。新市まちづくり計画の中にはいくつもの合併効果が期待されていますが、皆さんはどのような合併効果を考えますか?

 高齢社会に対応したまちづくり 小関
 
 小関 十和田湖町は従来から十和田市の商圏でしたから、その点では特別大きな変化はないと思います。しかし合併後は、現十和田市の商工業者も奥入瀬・十和田湖等の名称を地元ブランドとして使用できるようになるので、この点を生かせればけっこうなメリットが出てくるのではないでしょうか。また、新十和田市全体で商工業者が連携したイベントなんかも、今後はいろいろ企画していけるんじゃないでしょうか。
 
 古舘 観光を産業として捉えるならば、莫大な観光資産(国立公園)をどのように生かすかがポイントとなります。地域活性化を図るためには、通貨の量を増やさなければならないことは周知の事実です。つまり、十和田市以外の人々が新市でお金を使うということ。まさに観光は新市の推進力になると思います。

 中野渡 効果というより希望になりますが(笑い)、やはり中心商店街区の活性化です。新市まちづくり計画の中に、「教育福祉総合プラザ」の整備が掲げられていますが、市民の交流場所の「核」として亀屋跡地にぜひ欲しいですね。そういう施設が街区にできれば、大型店にあまり頼らなくても中心商店街を活性化させることが出来るのではないでしょうか。また既存の2ヶ所の「道の駅」を充実させることにも力を入れたいところです。より高い集客力で他市、他県から観光客を呼び寄せることも可能ではないでしょうか。
 

 川上 合併でさらに住みよいまちづくりを目指すわけですが、そのためには課題も多いと思います。皆さんが思う一番の課題は。
 
 住民の距離感を縮小 中野渡

 小関 合併しても市民の高齢化は止まりません。我々も人ごとじゃないです(笑い)。新市市民みんなのためにも、まずは今後ますます進む高齢社会に対応した商店街づくりが必要だと思います。商店街を全てバリアフリーにするとか、中心市街地に駐車場を増設するとか、高齢者が集い元気に活躍できる場所を整備するとか。それらの対策が必要だと思われます。「市民の高齢化」という逃れることができない課題の中で新十和田市は、現実問題として、市民全員が利用しやすいまちづくりをしていかなければなりません。そのためにも、中心商店街をはじめとする中心市街地の活性化は急務です。

 古舘 現在どこの地域でも中心商店街の地盤沈下が課題となっており、中心部(街の顔)の活性化が叫ばれております。しかしながら、合併後では、焼山、十和田湖周辺等各部所の活性化について総合的な見地から物事を判断し、バランス感覚に富んだまちづくりの推進を図らなければならないと思います。そこで合併後の新市の特典である「起債」の有効利用を市民とともに考え、答えを出していかなければならないであろうと思います。

 中野渡 地域がより広範になります。意識的にも物理的にも、各地域住民の距離感を縮めていくことが今後の課題ではないでしょうか。「観光交流館」の建設もいいかもしれません。地域の特色ある観光や物産も、意識の上では十和田市として一つになることが必要ではないでしょうか。また物理的には、例えば100円バスなんかも有効だと思います。高齢者や中高生、交通弱者はまだまだ多いと思います。平成20年には中央病院も新しくオープンする予定です。地域間を容易に移動できでなければなりません。新市は広範囲すぎて、100円では無理ですかね(笑い)。
 

 川上 新市まちづくり計画の基本方針にある新市将来像は、豊かな水と緑の感動のまちをめざした「感動創造都市」です。皆さんの新市将来像をお聞かせ下さい。

 「癒し」「遊び」「体験」個人型の観光 古舘

 小関 新市は、なんと言っても豊かな自然に恵まれた地域。この自然を壊すのではなく、活かす開発をすべきです。「観光」に例えると、今は少人数で滞在し、自然に親しみ、いろいろな体験をする「楽しみと生きがい」を感じられるような旅行が求められています。当地には、これに応えられる素材がたくさんあると思います。それならむしろ自然が感じられ、生きがいを感じる「スローライフ」を目指したまちづくりが必要じゃないでしょうか。「スローライフ・スローフード」。これに見合った「まちづくり」ができれば、観光にも結びつくし、「住みよいまち」は人口増加にもつながります。せっかく合併しても「まち」に魅力がないとダメです。「人が来たい、人が住みたいと思う魅力あるまちづくり」。これができれば、新市の経済も、広い意味で基盤は充実すると思います。

 古舘 最初にも申し上げましたが、国立公園の有効活用は、市民参加の下で考えなければならないと思います。答えは市民が出すべきですが、ひとつの方法論として、今までの「観る」「食べる」の団体型観光に、さらにプラスして「癒し」「遊び」「体験」等個人型も加え、新市独自の観光を立ち上げるべきではないかと思います。その源に「馬」がある事は言うまでもありません。
 
 中野渡 新市のまちづくり計画の基本方針では、各地域のゾーン別整備方針を打ち出しています。その中で十和田湖・奥入瀬ブランドなどを生かした観光ゾーンの整備や、中心市街地におけるTMO構想の実現などを含め、各ゾーンを棲み分けし、「都市部と交流する体験型農林畜産業」と「産学共同事業」を基本とした10万都市の創造。これが私の新市将来像ですかね。
 

 川上 ありがとうございます。皆さんから、各々の立場で新市にかける夢と期待をお話しいただきました。
 その中では、新市市民が生活し易い場を創り出すことを第一に考え、高齢社会への対応として医療、福祉施設、教育、商業施設の充実、加えて、これからの大きな産業であります観光の振興や、物理的に広がる新市の中で、その距離感を縮めた新市の市民として一体感を持てる施策の必要性など、具体的な考え方をお聞きいたしました。
 いずれにいたしましても、私どもは新市としての文化、伝統、まちづくりのために、共に汗を流していかなければなりません。夢と希望を胸に、皆様が素晴らしい新年の幕開けを迎えることができますようお祈り申し上げ、この座談会を終了したいと思います。ご協力ありがとうございました。


小関  力 氏
居ャ関麺興商事代表取締役、当所常議員、当所商業対策委員長、謠\和田市観光協会副会長、58歳

古舘  實 氏
汲竄ヒに商事専務取締役、当所常議員、当所観光対策委員長、謠\和田市観光協会副会長、58歳

中野渡聖賢 氏
居\和田中央ホンダ代表取締役、当所常議員、当所都市計画対策委員長、54歳

座長 川上堅志郎 氏
当所専務理事、謠\和田市観光協会専務理事、十和田市・十和田湖町合併協議会に委員として出席、59歳


第4回十和田市写真コンテスト 幻想的な冬を巧みに表現


1席に金澤睦雄さんの「百選の道・冬」


(社)十和田市観光協会(以下・観光協会)は、「十和田市を感じさせる写真」をテーマにした第4回十和田市写真コンテストの審査会を12月6日、当所で開催しました。その結果、155点の応募作品の中から、五戸町在住の金澤睦雄さんの「百選の道・冬」が1席に選ばれました。
 同コンテストは、4年前から観光協会が観光パンフレットやポスターなどのPR用として広く全国に紹介することを目的に開催しているもので、今回は、県内外から十和田市の四季折々の風景やイベントを題材にした写真など155点の応募作品の中で、1席から佳作までの22作品が選ばれました。審査にあたった十和田市出身の写真家・和田光弘氏は、1席に選んだ金澤睦雄さんの作品について、「幻想的な冬のイメージが巧く表現されており、情緒ある作品」と評価していました。入選した22点の作品は、1月6日から28日まで当会館1階フロアに展示いたします。2席以下の入選者は次のとおりです。


▽二席 相内悦子(青森市)、柏葉重晴(野辺地町)
▽三席 佐々木俊貞(十和田市)、中野渡春男(十和田市)、松橋洋司(東北町)
▽入選 小笠原正明(十和田市)、織田俊男(十和田市)、九嶋祐(秋田県大館市)、高沢岩男(野辺地町)、地名一二三(青森市)
▽佳作 青山一夫(十和田市)、大久保俊男(八戸市)、清水目章司(七戸町)、竹ヶ原謙一郎(十和田市)、館山昇(青森市)、逓駅隆英(東北町)、中野渡俊彦(十和田市)、中畑明(青森市)、庭田孝男(八戸市)、野月イツ子(十和田市)、福沢春美(十和田市)


第26回十和田地区そろばん競技大会  フラッシュ暗算に挑戦

十和田地区そろばん一 加賀沢舞さん

そろばんの腕前を競う「第26回十和田地区そろばん競技大会」(日本珠算連盟、十和田珠算連盟共催)が12月5日当所で開催され、市内外の小学2年生から中学生までの165名が参加し、熱戦を繰り広げました。個人競技の部では、十和田地区そろばん一(小学5年以上)に加賀沢舞さん(ちとせ小6年)が、特別優良賞には楠美亮太くん(南小4年)が輝きました。また、今大会ではアトラクションとして今話題のフラッシュ暗算が行われ、スクリーンに次々と映し出される数字の計算に、選手達は果敢に挑戦していました。学年別1位は次のとおりです。

 

◆個人競技▽小学3年以下の部 対馬未来(ちとせ小)▽小学4年の部 楠美亮太(南小)▽小学5年の部 野田悠介(南小)▽小学6年の部 加賀沢舞(ちとせ小)▽中学生の部 小笠原味句(甲東中)