十和田商工会議所ニュース

『Frontier』 2004年5月号

 

合同正副部会長会議・合同正副対策委員長会議

平成16年度 事業活動、要望事項を確認

会議で稲本会頭 要望に会員の利益を反映

 当所では、平成16年度の部会及び対策委員会の活動や要望を確認するため、合同正副部会長会議を4月21日、合同正副対策委員長会議を22日開催した。

 事業内容は概ね下記のとおりだが、これらは当所の3月通常議員総会で承認された16年度の事業計画をもとに、事務局レベルで取りまとめ各々に割り振りしたもの。当然会員からの意見・要望事項が反映した内容となっており、今後部会・委員会等を適宜開催し、可能な限り活動を進めていく方針だ。また今年度は、市内循環100円バスの運行や、NTTの光ファイバー網敷設も予定されており、今後の動向についても注目していきたい。

 この2日間の会議で稲本会頭は「部会・委員会活動を、会議所というより会員の利益に結び付けてもらいたい。自分たちの利益のための要望であって当然。積極的に取り組んで欲しい」とコメントを結んだ。 

 平成16年度各部会事業(調査・研究・支援事業を含む)

食品商業部会

市内循環100円バスの通年運行の実現。地産地消できる地場産品愛用運動の推進など4項目。

生活文化商業部会

各商店街・商店会開催のイベントへの支援。「農業・商業まつり」の開催。北里大学生及び保護者への市内各種施設案内等の受入事業など7項目。

工業部会

当市への誘客に伴う案内標識板の見直しと整備。国道102号沿い(ポニー温泉〜深持入口付近)の松並木について地域遺産の保全と交通安全対策のための整備促進など4項目。

建設部会

焼山〜宇樽部間の新ルート建設促進。国土の均衡ある発展を図る観点から、社会資本整備の不十分な本青森県への公共事業の大幅確保。国道4号十和田バイパスと国道102号交差点の立体交差の実現推進。公共事業の地元設計並びに建設業者への優先発注の促進など12項目。

観光交通部会

稲生川沿南側道路(七郷通線〜八郷通線)の整備促進。新渡戸記念館の整備と、太素塚の環境整備促進。新幹線八戸駅と十和田市を結ぶシャトルバス運行方促進など18項目。

理財・情報部会

官庁街通りに面した大型バスの駐車場と物産館の設置促進。光ファイバー網を活用した情報通信の利用促進など6項目。

厚生部会

市立中央病院の増改築と利用者に優しい環境づくりの推進。十和田市の介護保険事業計画についての勉強会開催など4項目。 

 平成16年度各対策委員会事業(調査・研究・支援事業を含む)

商業対策委員会

市内循環100円バスの通年運行の実現。NPO組織化の支援。各商店街・商店会開催のイベントへの支援など8項目。

労務対策委員会

求人開拓専門員設置事業。学校と企業の懇談、協議機会の拡充促進など4項目

工業対策委員会

既存エキスパートバンク並びに地域中小企業支援センターとの連携による小規模事業者経営支援など3項目。

金融税務対策委員会

固定資産税・路線価の調査研究及び税務当局との懇談など3項目。

観光対策委員会

官庁街通りに面した大型バスの駐車場と物産館の設置促進。東北新幹線八戸駅と十和田市を結ぶシャトルバスの運行方促進。「生きた馬」を活用した観光イベントへの支援など17項目。

都市計画対策委員会

居住環境・生活環境を生かした「居住特区」の調査研究。十和田市都市計画事業における、道路・公園・建築物整備にあたってのユニバーサルデザインの推進など5項目。

会員対策委員会

会員増強運動の展開。共済制度加入者大会の実施。など5項目。

広報対策委員会

会議所ニュース「FRONTIER」の月間発行など。

運営対策委員会

会議所の事業及び運営に係る事項について検討。


 十和田湖・奥入瀬観光について考える 十和田市・十和田湖町観光推進勉強会

十和田市・十和田湖町合併後の観光を学ぶ

環十和田地域合併研究会が主催

 当所の青年部と(社)十和田青年会議所のメンバーで構成する環十和田地域合併研究会は4月12日(月)、十和田湖町の奥入瀬麦酒館において、「十和田湖・奥入瀬観光について考える」をテーマに、十和田湖町商工会青年部のメンバーと十和田市・十和田湖町観光推進勉強会を開催した。合併すれば同じ市の住人になるとあってか、参加者達は、お互いの将来を意識し大いに交流を深め合った。

魅力は「自然」、地産地消、そして経済波及へ

 講師の元ホテル青森支配人・澤頭隆夫氏は、今回のテーマに沿って次のとおり講演した。

 平成10年に青森県が「文化観光立県」を宣言してから、県内への観光客の入込客数は着実に増加している。その一方、十和田湖を含む国立公園への入込数で見ると、逆に毎年数万人ずつ減少している傾向にある。青森県商議所青年部連合会が、昨年末に東京駅で実施したアンケート調査で、青森県への観光旅行に一番期待するものは、1位「自然」、2位「温泉」、3位「郷土料理」、「自然」が青森県の一番の魅力となっている。

 スローライフがうたわれる今、まさに「自然」を売りにする「奥入瀬・十和田湖」方面へ観光客を誘致するためには、エージェントやホテル、運輸会社だけでは少々無理がある。観光につながる4つのキーワードに@ユニークネスAホスピタリティーBパブリシティーCモビリティーがある。このうち@ユニークネス(他にないものを企画・演出・開発)、Aホスピタリティー(相手の立場にたって思いやる心)は、民間で行っていく必要がある。これらに、十和田地域の農業や食品加工など、その土地にしかない付加価値をつけて地産地消を結び付けることで、「産業観光」や「体験型観光」として経済波及効果につなげていくという考えが重要だ。

お互いが創る新「十和田市」

 第8回十和田市・十和田湖町合併協議会が4月12日に開催され、両市町はようやく新市名を「十和田市」で合意した。その是非を問うことはさておいて、十和田湖町と十和田市が住民レベルで交流を持ち、両市町の将来を語り合う。互いの長所を生かし、短所を補い、より住みよい新しい十和田市を創っていく。合併の基本はここにある。


 会員の皆さんとのパイプ役

平成16年度 小規模企業振興委員のご紹介(順不同・敬称略)

 当所では、小規模企業の経営改善のお手伝いをするため、経営指導員による相談指導を行っています。さらにあなたと指導員とのパイプ役として、商工相談員制度を設けています。

 「お気軽にご相談を」をモットーに、今年度委嘱された11名の振興委員が、経営全般のご相談を経営指導員へおつなぎいたします。あなたの身近な振興委員にお気軽にご相談下さい。


 がんばってます

笑顔を絶やさず前向きに

十和田タクシー株式会社 代表取締役 田中宏一さん

  当所の第2代及び5代会頭を歴任した故・田中静一氏が、昭和25年に創業した十和田タクシー。静一氏の三男・和宏氏が後を継いだが、不幸にして32歳の若さで他界、この時氏の長男・宏一さんはまだ2歳。宏一さんが成長するまで母親の恵子さんらが社長を務め、平成14年12月、父・和宏氏の意志を継ぎ代表取締役に就任。28歳の時である。

 ご経験を教えてください

 昭和48年12月7日生まれ、三本木高校を卒業し、青森大学へ進学、平成7年に十和田タクシーに入社。もちろん最初は運転手から。学生時代に2種免許を取得してましたんで…。1年で中の仕事に移りましたが、分からないことだらけ。まわりの人たちに支えられて今日の自分があるんだと、しみじみ感じます。 

現在当所の議員を勤められていますが

 仕事が大変な上に、会議所の議員だなんてとんでもないって感じでした。若手議員も結構いますが、その中でも一番下。どこにいってもこんな感じです(笑い)。でも最近、自分の置かれた立場にとても責任の重さを感じます。 

今この業界はどうですか

 景気はよくないです。県のタクシー協会で毎年統計を出しているんですが、ほとんどが軒並みダウン。5月、10月の観光シーズンでも料金は値下げ傾向で、あまりパッとしないですね。 

何か方策をとっていますか?

 方策というか、新幹線八戸駅開業に伴い、八戸駅から休屋までを結ぶジャンボシャトルタクシーを走らせています。予約制で乗り合いが基本、1人2500円、2時間でお受けしています。ただし、協賛のホテルに泊まるお客様限定です。 

会社のモットーは?

 「安全・迅速」そして「笑顔」です。自分自身の基本が「何事にも笑顔を絶やさず前向きに」です。間もなく父が亡くなった年齢、その頃の父のようにできるかどうかは別として、仕事はもちろん、地域社会貢献にも力を入れていきたいと思っています。気を引き締めて頑張りたいですね。 

当所議員の他、青年会議所で会員拡大交流部門の副理事長、中央商店街でも理事として活躍。十和田市の経済界において、その歴史を創ってきた先人の血を受け継ぐ宏一さん。十和田市の将来を担う一人です。(編集部)


今月のショ−ウインド―

メガネ・時計・補聴器 かまもと

 上北建設の北側にひときわ大きな赤い看板が誕生した。創業28年のメガネ・時計・補聴器の専門店「かまもと」が今年2月南商店街に移転オープン。店のコンセプトは「お客様にやさしいお店」。どなたでも快適にショッピングができる空間づくりをと、店内には小さな子供が遊べるコーナーやテレビ・雑誌コーナーが設けられています。また、店の出入口やトイレはバリアフリーを取入れ、車イスの方でも利用しやすいよう広く段差を解消するなど、お客様の事を一番に考えるメガネ屋さんだ。

店主からのひとこと

 「店はお客様のためにある。そのために努力する」をモットーに迅速・丁寧・アフターに力を入れ、少しでも早い対応が出来るようにと1年365日朝8時から営業しています。程度にもよりますがメガネの修理は通常1ヶ月位時間を要します。お客様にとってはとても不便なことです。当店では、メガネに限らず時計でも代用品を無償で貸し出しております。これからも、損得より善悪を優先した商いに徹していきたいと思います。

 場所 稲生町24-22 TEL 22-8811 FAX 22-4296

 営業時間 AM8:00〜PM7:00 年中無休 

 代表取締役 鎌本 政樹


 青年部INFORMSTION

北上氏 東北連理事へ  米澤氏ら盟友8名が卒業

 去る4月26日(月)、十和田富士屋ホテルにおいて、当所青年部平成16年度通常総会が開催されました。総会では平成15年度事業報告・収支決算及び16年度事業計画・収支予算が満場一致で承認されました。

 今年は、副会長の北上稔氏(吉兆_)が東北ブロック商工会議所青年部連合会(=東北連)の理事として出向、岩手県大船渡市で開催される東北ブロック大会の運営に携わることになります。また、卒業による役員欠員のため、田中進氏(田中建設工業_)、新川剛氏(_新川電気)の2名が新監事として選任されました。

 懇親会では15年度の卒業式も行われ、次の8名がめでたく卒業を迎え、丸井会長から記念品が授与されました。卒業生のご卒業おめでとうございます。今後は青年部OB会に入会して頂き、我々青年部へのご支援の程よろしくお願い申し上げます。

◎平成15年度卒業

米澤淳一(兜ト澤家具センター)、杉本勝俊(創和産業梶j、滝内幹雄(滝内建設梶j、中野渡勝孝(樺達組)、戸来勉(級恣瀬建材)、中野渡裕生(鯉囃郷)、織笠祐輔(ふとんセンターおりかさ)、中野渡健一(泣Jネヨ中義工務店)・・・順不同・敬称略

 


 さわやか川柳

名物を耳まで食べるせんべい汁     久保田一竿

 子供の頃のおやつはせんべいの耳でした。おかげで耳はよく聞こえます。ハイ。

名人戦忘れた頃に駒動き           森越剣児楼

 下手な考え休むに似たり、・はシロウトの話。羽生さん百手も二百手も先を読むトカ。

ほのぼのと描く柳画で句が目立つ  清川 勝雄

 自画自讃でなく自画他讃?というか。ありがとうございます。ガンバリマス。(シオン)


3月を振返る

春まつり「駒街道さくらさく」写真愛好家ら熱心に写真愛好家

 4月20日から始まった春まつり「駒街道さくらさく」。桜の木が立ち並ぶ官庁街通りは、県内外から多くの観光客が訪れました。また、4月24日は天候にも恵まれ、今回で2回目となる写真撮影会及び講習会には市内はもとより青森市や弘前市などからも昨年を超える61名が参加。写真家の和田光弘先生の指導を熱心に聞いていました。

416日、昨年より3日早い開花宣言。会議所前の桜にマスコミが取材

▲「十和田駒しだれ」の前で命名者らが記念撮影。官庁街通りにまた一つ観光名所が誕生

424日・25日、緑地公園では女流騎士による桜やぶさめ。写真は、木馬での速射競技の模様

▲ボランティアスタッフの小笠原さん。官庁街のガイドに大忙し

▲消防署西側の臨時駐車場は期間中、約300台の大型バスが利用 

市立中央病院改築工事基本設計の概要説明会

上十三地域の中核病院として

 当所では4月5日、現在地での建設が決定した市立中央病院基本設計の概要説明会を開催しました。病院側からは中村院長をはじめとする担当者が、これまでの経過概要と基本設計等について説明。中村院長は、病院運営における当面の取り組みについて「快適な療養のもと、上十三地域の中核病院としての建設を目指したい・・・」と話していました。新病院は平成20年1月に診療開始の予定です。 

年度初めの挨拶

「日日に新たに」ひとつでも多く事業を遂行

 4月1日、当所職員に対し稲本会頭をはじめ両副会頭から、年度始めにあたっての挨拶を頂きました。稲本会頭は挨拶の中で、「まことに日に新たに、日日に新たに、また日に新たなりの気持ちで今年度計画した事業を1つでも多く遂行できるよう努力していただきたい」と話しました。 

(社)十和田市観光協会定時総会

「駒街道さくらさく」を全国へ

 市の観光母体である(社)十和田市観光協会は4月13日、十和田富士屋ホテルにおいて平成16年度定時総会を開催しました。官庁街通りを会場に開催される「駒街道さくらさく」は、全国的にも知名度が高まりつつあります。今年度は特にこれを、観光客誘致促進を見据えた事業として実施します。また、市制施行50周年に向け、観光協会としても積極的に支援していくことを承認しました。


 大型店新設増床等情報

アクロスプラザ、ケーズデンキが新設 スーパードラッグアサヒは増床

変 更 スーパードラッグアサヒ十和田店

<変更部分概要…平成16年4月15日時点>( )は変更前

敷地面積:16,000_(6,250_)

延床面積:5,820_(1,925_)

店舗面積:4,430_(1,333_)

駐車場収容台数:255台(80台)

駐輪場収容台数:124台(36台)

荷捌き施設の面積:253_(56_)

廃棄物等の保管施設の容量:110_(5_)

増床部分は平成17年1月頃完成予定 

新 設 アクロスプラザ十和田南

会社名・大和情報サ−ビス_

本社・東京都台東区上野7−14−4 ロイメント上野、設立・昭和61年1月18日、資本金・2億円、年間売上高・182億円、株主・大和ハウス工業_

<計画概要…平成16年3月14日届出>

住所:青森県十和田市東五番町139〜1他

店舗面積:2,400_

駐車場収容台数:137台

小売業を行う者:_ユニバ−ス(青森県三沢市)、_大創産業(広島県東広島市)、_西松屋チェーン(兵庫県姫路市)、_長吉屋(青森県三沢市)

開店時刻:午前10時 閉店時刻:午後8時、但しユニバ−スは午後10時30分

新設予定日:平成16年11月25日 

ケ−ズデンキ十和田パワフル館

<計画概要…平成16年3月19日届出>

住所:十和田市元町東三丁目60−14他

店舗面積:2,318_ 駐車場収容台数:184台

小売業を行う者:_東北ケ−ズデンキ(茨城県水戸市)

開店時刻:午前10時 閉店時刻:午後9時

新設予定日:平成16年11月19日

 


 求人開拓専門員を設置 緊急地域雇用創出特別交付金活用事業

 昨今、中高年のリストラや高校生の就職難など雇用情勢の悪化が進む中、県では雇用の安定・確保のため、事業所を訪問して雇用の開拓をする「求人開拓専門員」を当所に2名設置しました。

 求人開拓専門員は、事業所の求人情報の早期収集と公共職業安定所への提出、労働相談、雇用に関する各種助成金・融資制度の説明など、積極的な求人開拓をおこないます。

求人開拓専門員の 木村 秀喜 さん

求人開拓専門員の 吉田 幸子 さん

見かけたら一声おかけ下さい。よろしくお願いします。


  告知板MAR

 2004とわだYosakoi夢まつり参加募集

 今年も駒街道を会場としエネルギッシュなダンスを繰り広げる、とわだYosakoi夢まつりを開催します。開催に伴い参加チームとボランティアスタッフを募集。

《開催日時》7月11日(日)9時〜 雨天決行

《開催場所》官庁街通り

《参加チーム申込期間》5月10日(月)〜22(土)までにお申込下さい。

《事務局》とわだYosakoi夢まつり実行委員会(当所内)_24―1111


消費税総額表示ミニポスターステッカー差し上げます

 4月1日から消費者に対して価格を表示する場合に、税込価格を表示する「総額表示方式」がスタートしています。当所では消費税総額表示の冊子・ステッカー等を無料で差し上げております。

《問合せ》当所中小企業相談所_24―1111

 労災保険に関する相談業務

 (財)労災保険情報センター(RIC)では、厚生労働省の委託を受けて、労災診療費の支払に関することや、労災保険制度全般のご相談をお受けしております。相談料は無料で秘密は厳守します。お気軽にご相談下さい。

《お問合せ》(財)労災保険情報センター青森事務所青森市中央1丁目23番5号

電話017―735―6803

FAX017―735―6806

フリーダイヤル0120―356―803


 5月の主な行事予定4月20日までに決まっている日程です。

3日      太素祭(5日まで)

4日      太素祭式典・祝宴

5日      十和田市・十和田市議会への要望書提出

7日      企業OB人材マッチング青森協議会

         県連幹事会

8日      監査会

10日    会頭会議

11日    県連「有識者との懇談会」

12日    上十三ブロック広域連携事業協議会

18日    運営対策委員会

20日    常議員会

26日    東北経済連合会第8回通常総会

28日    通常議員総会


 検定試験情報

107回簿記検定試験

 検定日:6/13      申込受付:4/21〜5/12

3級ビジネスコンピューティング検定試験

 検定日:7/4         申込受付:5/28〜6/14

3級日本語文書処理技能検定試験

 検定日:7/3         申込受付:5/28〜6/14

171回珠算検定試験

 検定日:6/27      申込受付:4/26〜5/19 


 編集部のつぶやき

今年の桜もやや早咲き、年々早くなって行くようです。これも温暖化のせいでしょうか?

 景気は成長率を上方修正する等、回復しているように報道されていますが、東北地方、特に本県はまだまだ不況から脱してはいないような気がします。

 世界の十和田湖。十和田湖町との合併でも新市名称が決まり、観光面での期待が高まります。

 中央病院の増改築。地元業者をあまり使わない工法が考えられているような話もチラホラ。

 十和田市中小小売商業高度化事業構想。市の認定を受け、いよいよこれからという矢先、市議会の一般質問では、郊外型の商業施設を推進するような発言が相次いでいるとも聞きます。

 ともあれ地場産業振興のためにも、何事も地元優先でお願いしたいものです。(がんちゃん)

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