十和田商工会議所ニュース

『Frontier』 2004年4月号

 

第2回通常議員総会

16年度の事業計画と収支予算を承認 合意形成と計画策定を急ぐ

 当所は3月29日、平成15年度第2回通常議員総会を当所5階会議室において開催した。主な議案は平成16年度の事業計画と収支予算だが、十和田TMOの設置とTMO計画の早期策定や、光ファイバー網を活用した情報通信の利用促進など5項目を新たに盛り込んだ16年度の意見活動及び事業活動をはじめ、議案はすべて満場一致で承認された。

TMO構想 市が認定書を交付

総会開催にあたり、稲本会頭は次のように述べた。「住みよい街づくりと商工業の発展に向け、商工会議所の大きな役割である国・県・市に対する意見活動と当所自らの事業活動を展開していかなければならない。中でも重要課題は、3月19日に市長から認定を受けたTMO構想の実現に向けた計画策定とその実現だ。2ヵ年かけて創り上げた構想には、商業集積ビルや複合ビルの複合的土地建物利用、大規模空き店舗活用事業、パティオ・パサージュ等整備事業、集合店舗整備事業と、中心商店街の生き残りをかけた4つの中小小売商業高度化事業が取り上げられている。しかし、実現にはまだ道のりは遠く、今後、商業者・市民の合意形成を十分に図っていかなければならない。16年度は速やかにTMOを立ち上げ、財団法人21あおもり産業総合支援センターと十和田市からの補助を期待し、合意形成事業を進めながら事業素案を検討し、TMO計画の策定を急ぎたい。もちろん4つの高度化事業が一挙に進むのはむずかしいとは思うが、可能なところから速やかに着手し、その実現に向けていきたい。当然、市当局の全面的な支援が必要であり、当市の未来を賭け、我々商工会議所と市当局が一体となって努力しなければならない。これまで以上の理解と支援をお願いしたい」

 また総会当日、懇親会に出席した中野渡市長は挨拶の中で、「市の一般会計が縮小する中でも、春まつりや夏まつり、100円バス運行などへ支援し、野外芸術文化ゾーン構想を進め、官庁街のあるべき姿に何とか付加価値をつけていきたい。十和田奥入瀬合同庁舎の完成で官庁街に利用可能な土地が見込まれ、駐車場や物産館なども検討している。長期的な展望に立って、魅力ある施設を作らなければならない。ひいては中心市街地との関連性も出てくる。TMOについても、出来る限り支援していきたい」と語調を強めた。

 当所の事業計画はTMO関係を含め、各部会から吸い上げられた意見をもとに作成されている。言わば「会員の声」だ。昨今、国・県・市は補助金等の予算措置をかなり合理化する傾向にある。予算が逼迫しているのは商工会議所も同じことだが、それでも商工会議所は「会員の声」実現のために、可能な限り使命感を持って、まい進していくことに変わりはない。 

審議された議案及び報告事項

議案第1号 平成16年度事業計画(案)承認の件

議案第2号 平成16年度一般会計収支予算(案)承認の件

議案第3号 平成16年度特別会計収支予算(案)承認の件(@中小企業相談所収支予算A法定台帳収支予算B特定退職金共済事業収支予算C商店街活性化事業収支予算)

議案第4号 平成16年度収益事業特別会計収支予算(案)承認の件

議案第5号 平成16年度一般会計並びに特別会計予算科目(項)流用承認の件

議案第6号 平成16年度一般会計並びに特別会計借入金最高限度額承認の件

報告事項 @TMO構想認定について

A新入会員について

B光ファイバー事業の取り組みについて

C十和田商工会議所生命共済制度規約一部変更について

D十和田商工会議所事務局体制について 

平成16年度新規の意見活動・事業活動

(※)が新規の項目。前年度継続の細項目は省略。その他若干の文言を加除・変更した継続項目は紙面の都合上割愛。

T・意見活動

A.産業基盤の整備及び地域開発事業の推進

  a)高速・交通体系に関する項目

  b)道路整備に関する項目

  c)観光資源整備に関する項目

  ◎東北新幹線(仮称)七戸駅の駅名の検討(※)

  d)産業観光文化に関する項目

B.地域経済活性化対策の推進

C.商工業サービス業振興対策の推進

U・事業活動

A.十和田まちづくり機関(十和田TMO)の設置並びにTMO計画の早期策定推進(※)

  ◎十和田TMOの組織化並びに運営

  ◎TMO計画早期策定とその実現に向けた合意形成事業の実施

B.IT(情報通信技術)の進展に対応するための啓発並びに学習推進

  ◎光ファイバ−網を活用した情報通信の利用促進(※)

C.地域経済振興事業

  ◎市制施行50周年各種記念事業への協賛(※)

D.人材育成・雇用対策事業

E.商工技術教育振興事業

F.経営改善普及事業

G.調査広報広聴事業

H.会員サービス・運営強化事業

I.部会・委員会事業

J.観光振興事業

K.外郭団体及び事務委託団体の運営


3地区で移動相談所を実施

中小企業相談所では、当所事業の周知と遂行状況及びTMO構想の経過等について説明報告のため、3月2日・4日・10日、3地区(六丁目・七八丁目、南、中央商店街振興組合)で移動相談所を開催した。

3月10日に開催された中央商店街の移動相談では、当所の平野副会頭が「今、官庁街通りは、国の合同庁舎や野外芸術文化ゾーン構想の計画など刻一刻と様変わろうとしている。また、100円バスの試験運行の実施も計画されており、商店街としても消費者を迎え入れるためのより良い体制作りが求められている。より一層の商店街の結束をもって対応していただきたい」と挨拶した。懇談では、本年度事業計画の遂行状況を川上専務理事が、TMO構想の進捗状況を事務局が説明し、商店街の活性化策等について意見交換をした。

 各商店街から出た主な意見は、以下のとおり。

 

六丁目・七八丁目商店街

 イオンの市郊外への出店について、商店街としては基本的には出店してほしくない。農地転用や開発行為等、今現在、イオンの行政手続きはどこまで進んでいるのか、情報等を提供していただきたい。

南商店街

 自ら出来る事はないか?と模索した結果、店の前で年数回餅つき等のイベントを実施している。街の活性化は、個々人が出来ることから始めるしかないと思う。

中央商店街

 TMO構想策定後は、個々の商店街の主体的取り組みが重要。商店街の表通りだけが対象エリアと思われがちだが、横や裏通りの商店の方々にも関わってもらいたいと思っている。しかしながら、商店街振興組合としては小振法(アーケード事業)の絡みもあり難しい。別な組織での考え方で対応していかなければならないと思うので、今後の研究課題としたい。【写真は、中央商店街での懇談の模様】


 がんばってます

椛蜥|菓子舗 専務取締役 大竹正貴さん(37歳)

昭和43年創業の椛蜥|菓子舗は、現在テナントを含め5店舗を構える。公私ともにがんばっていると言ったらもちろん大竹社長だが、今回は長男で専務の正貴さんにインタビュー。実は大竹菓子舗は今、急激に売上が伸びているネット販売が注目を浴びている。その火付け役が正貴専務だ。

専務のご経歴を少し……

 昭和60年に三本木高校を卒業、東京の洋菓子専門学校へ入学、埼玉の菓子屋に3年、東京の大手ケーキ屋(パリ本社)に2年。納得できる自分を求め、退社しフランス行きを決意しました。

フランスでの生活は……

 パリ、南仏、大西洋、シャンパーニュと回りました。フランスも頑固な職人気質はいっしょです(笑い)。とにかく朝が早い。平日で午前5時、土日は午前1時2時です。さらに実績主義。とあるコンクールに優勝し、この時の紙切れ1枚が、3年間のフランスでの生活に大きく影響しました。でも一番の違いは、やはり上質で豊富な食材ですかね。

ズバリ本題、ネットでの売上がすごいらしいですね

 手ごたえはあります。多い日は1日に十和田市の人口以上のアクセスがあります。平均で1日100件ぐらいの受注ですが、多いと1000件を超えます。そうなるともう対応しきれません。「売り切れごめん」です(笑い)。せっかくですからお菓子だけでなく、この辺の地場のものを一緒に売りたいと思っています。十和田市のパンフやホテルの割引券なんかも入れたらウケルでしょうね。

成功の要因は何ですか?

 昨年6月の「楽天市場」主催の「3000円商品を売るコンテスト」で1位になりました。その恩恵を受け、無料で100万人位にネット上で宣伝してもらいました。威力ありますよね。でも何よりも口づて(ネットづて?)ですかね。けっこうあちこちで検索に引っかかります。

今後の抱負を

 この際、地域のいいものを全て集めて全国に売り出したいですね。東京の業者が既にやってるんです。いいとこ取りです。やっぱり自分達でやらなきゃ……。

嘘か誠か、ネットで「楽天市場」をご覧下さい。簡単なようで難しい世界ですが、現実なんです。そんな大竹専務、現在フラワーアレンジメントと水泳に挑戦中。独身です。 (編集部)

椛蜥|菓子舗(東一番町7-28 電話22-4715) 専務取締役の大竹正貴さん


 さわやか川柳

日曜大工犬には過ぎる小屋が出来 小池 一恵

 お犬様御殿となると凝り性も極まれりと云うところか。犬も満足、ご主人も満足。

散らすには惜しいお花が早く散る 福地 狂星

 残りものに福がある━ということもあります。

夢をもて希望をもてと陽が昇る 藤田 雪魚

 今日はいつでも新しい。今日のわたしも新しい気持ちで頑張るぞ!


 3月を振返る

新入社員研修 創造的仕事の出来る社員を目指せ!

 当所中小企業相談所と十和田地区雇用対策協議会は、入社2年以内の社員を対象に3月18日・19日の2日間にわたり、新入社員研修を開催しました。講師は、MACS研究所所長・横井孝司氏。67名の参加者は、仕事の出来る社員を目指し、実践訓練(ロールプレーイング)を多く取り入れた研修で、社会人としての基本と心構えやビジネスマナー・接客対応の基本を2日間集中してしっかりと習得しました。 

十和田奥入瀬合同庁舎落成式  官庁街に新庁舎誕生

 平成14年10月に着工、今年2月27日完成した十和田奥入瀬合同庁舎の落成式が3月18日に行われました。同庁舎は、地上5階、地下1階の鉄筋コンクリート造り。総工事費約23億5千万円の環境配慮型庁舎(グリーン庁舎)です。落成式では、テープカットやデザイン公募作品レリーフの除幕式等が執り行われました。  

上十三地区高卒就職担当者懇談会 学校と企業が進路指導のあり方を懇談

 十和田・三沢・野辺地地区雇用対策協議会は3月12日、十和田富士屋グランドホールにて、学校、行政、企業の担当者を集め懇談会を開催しました。今回のテーブルディスカッションでは、昨年とは内容を変え、進路指導担当者と企業の担当者が同じテーブルに着き、「進路指導のあり方」についてそれぞれの立場で意見交換しました。 

青森県ITER誘致総決起大会 ITER誘致へ県民挙げて全力を結集

 現在、ITERサイト選定をめぐり、日本とEU両サイトへの支援が拮抗、重大な局面を迎えています。そこで県では、3月19日ぱ・る・るプラザ青森において、ITER誘致実現に向け総決起大会を開催しました。決起大会では、「政府等の強力な指導の下に、地球上の太陽『ITER』を日本へ」と、ITERの日本誘致実現に県民挙げて全力を結集することを決議しました。写真は、全力を尽くすことを来賓挨拶で熱く語る自由民主党核融合エネルギー推進議員連盟の平沼赳夫会長。 

市物産協会審査会・観光物産アイディアコンクール

特選は三沢菓子店の「こだわりのリンゴ」

 郷土の観光物産品の品質向上と地場産品の郷土色豊かな物産づくりを目的に十和田市物産協会は、3月5日、第23回市物産協会推奨審査会及び観光物産アイディアコンクールを開催しました。審査会では、当所の川上専務理事が委員長となり一般食品、菓子、民工芸品など24点の作品について審査。すべて推奨商品として認定いたました。また、アイディアコンクールでは、去O沢菓子店の「こだわりのリンゴ」が特選の十和田市長賞に輝きました。 

フォーラム「官庁街せせらぎコイの旅」 激流となって十和田のまちづくりに

 市民有志で組織する「官庁街せせらぎコイの旅」実行委員会では、とわだの地域資源を今一度見直そうと3月6日、建設会館でフォーラムを開催しました。現在、同委員会は、官庁街通りの一部水路に錦鯉を放流・飼育する活動を通じ、市の活性化のために市民の積極的な参加を大きな目標に掲げています。パネルディスカッションでは、「官庁街・せせらぎ水路・錦鯉を考える」をテーマに各パネラーから「鯉に名前を付ける」等さまざま意見が飛び出し、コーディネーターを務めた当所川上専務理事は「このせせらぎ鯉の旅が大きな激流となり、十和田のまちづくりにつながる事を念願します」と結び、フォーラムを終了しました。 

十和田市金融懇談会 金融情勢について懇談

 市内商工業者の金融の円滑化を図るため、金融懇談会を3月24日当所にて開催しました。当日は、政府系の2公庫、県信用保証協会、市内金融機関、市、会議所の関係者が参加。市、会議所からは、融資制度等の状況報告や新年度の市の特別保証融資制度の概要等について、金融機関側からは、現在の金融状況等について説明がありました。


3月の日誌

3/1 月 合同部会

2 火 六・七八丁目商店街振興組合移動相談所

3 水 (社)十和田市観光協会企画行事部会

4 木 青森財務事務所来所、南商店街振興組合移動相談所

5 金 第23回十和田市物産協会審査会・観光物産アイディアコンクール

6 土 フォーラム「せせらぎコイの旅」

7 日 十和田国際交流協会「スプリング・パーティ」

8 月 平成16年度事業計画打合せ幹部会議

9 火 平成16年度事業計画打合せ部課長会議、十和田地区中金会講演会・懇談会

10 水 女性会役員会、中央商店街振興組合移動相談所

十和田市中心商店街活性化実行委員会

11 木 会頭会議

12 金 上十三地区高卒就職担当者との懇談会

16 火 第6回運営対策委員会

17 水 小規模企業振興委員連絡会議、とわだYosakoi夢まつり実行委員会

18 木 新入社員研修

19 金 新入社員研修、TMO構想認定書の交付

22 月 国際交流協会事務局会議、商工調停士会議、広報対策委員会

十和田警察署員送別会

23 火 マル経審査会、第8回常議員会

24 水 十和田市金融懇談会

29 月 平成15年度第2回通常議員総会

30 火 女性会、県大会に向けての打合せ会、(社)十和田市観光協会三役会


 十和田市体育功労賞受賞 おめでとうございます

汲ワるふじ製箸工場代表取締役 苫米地 眞一さん(67) 十和田市柔道協会副会長

柔道の振興と競技力の向上、組織の強化に尽力。柔道の指導を通して、青少年の健全育成に貢献。


春まつりは4月20日〜5月5日 

観光の新名所に 十和田駒しだれ

「さくらさく」と「太素祭」を2本柱とする十和田市春まつりが、今年も4月20日から5月5日までの16日間、観光協会、市、商工会議所共催で開催される。

 イベントでは、十和田市の観光名所にと昨年名称を公募したしだれ桜「十和田駒しだれ」(図書館前)の標柱除幕式や、緑地公園で開催される「やぶさめ」などが今年目新しいところだ。また太素祭初日は、恒例「太素ウォーク」が、ビオトープ経由の新コースを設置するなど、十和田市の春満喫の16日間となる。 

十和田市太素ウォーク2004(開催日:5月3日)

A. 十和田市開拓ゆかりのコース(22km 8:30太素塚集合〜バスで取水口/9:30スタート・稲生川添い〜同遊歩道〜ビオトープ〜太素塚)  

B. ファミリーコース(14km Aのコースでビオトープへ行かず、駒街道を通って太素塚へ) 

参加費1人1500円(馬肉鍋・記念品・保険代込、昼食持参のこと)

申込・詳細:(社)十和田市観光協会事務局TEL24ー1111FAX24−1563


 告知板 APR

十和田市写真撮影会・講習会・コンテストを開催

第2回写真撮影会・講習会 

 駒街道の桜の木の下で写真撮影をしてみませんか。

《日時》4月24日(土)午前10時〜午後2時、雨天決行

《集合場所》当所1階

《講師》和田光弘先生(十和田市出身・日本写真家協会会員)

《受講料》2000円(昼食代含む)、要事前申込

第4回写真コンテスト

《テーマ》十和田市を感じさせる写真・Camera eye 2004十和田now

《応募規定》十和田市の風景や行事等を広く募集。ただし未発表作品。サイズはカラープリント四ツ切サイズ(ワイド四つ可)、35mmのスライド、ブロニ―サイズスライド可、入選作品の版権は主催者に帰属し返却はしません(出品料は無料、1人何点でも出展可)

《応募》平成16年11月30日(火)必着。観光協会写真コンテスト係まで

《賞》一席・賞金10万円他

※以上申込・問合せは(社)十和田市観光協会(十和田商工会議所内)、24―1111、〒034-8691十和田市西二番町4-11まで


 売上げが減少している中小企業のみなさん

 青森県では、厳しい雇用情勢の改善を図るため、「緊急地域雇用創出対策事業」を実施していますが、特に経営環境の厳しい中小企業を委託先に限定した「中小企業特別委託事業」に該当する企業を募集しております。(例…不法投棄物の除去、公園の清掃・美化等の事業 森林整備の事業 調査、データベースの作成・提供の事業 等)

.中小企業特別委託事業受託用件

(1)常時雇用する労働者の数が50人未満。

(2)3年前から直近の事業年度まで2年連続売上高が減少している。

(3)次の@かAに該当

@直近の事業年度の生産量(額)、販売量(額)等事業活動を示す指標が平成12年度または3年前に比べ3分の1以上減少していること。

A直近の事業年度の生産量(額)、販売量(額)等事業活動を示す指標が平成12年度または3年前に比べ5分の1以上減少していること。

(4)委託事業を的確に遂行するに足る能力を有すること

※商工会、事業協同組合等団体、宗教活動や政治活動を主たる目的とする団体、暴力団若しくは暴力団員の統制下にある団体は対象になりません。

.登録審査申請締切 平成16年4月30日(金)

.登録審査申請書提出先 青森県労政・能力開発課

《詳細等問合せ先》 青森県労政・能力開発課 地域雇用対策グループ

 017ー722ー1111内線2354 Fax017−734−8117


 4月の主な行事 3月20日までに決まっている日程です

5日 新病院建設に関わる基本設計概要の説明会

6日 (社)十和田市観光協会関係団体打合会

8日 求人開拓専門員に対する説明会、小規模事業経営支援事業費補助事業実績報告精査

9日 女性会役員会

12日 十和田市・十和田湖町観光推進勉強会・交流会

十和田市・十和田湖町合併協議会第8回会議

13日 (社)十和田市観光協会定時総会、十和田国際交流協会三役会

18日 県連会頭親睦懇談会

20日 春まつり(5月5日まで)

21日 7部会合同正副部会長会議、第1回常議員会

22日 9対策委員会正副委員長会議、女性会定時総会

23日 新渡戸友好都市交流委員会役員会・総会

十和田市・十和田湖町合併協議会第9回会議

24日 十和田国際交流協会総会

26日 青森県融資制度・設備貸与制度等説明会(当所)


 検定試験情報

107回簿記検定試験

 検定日:6/13 申込受付:4/21〜5/12

33回日本語文書処理技能検定試験(2級)

 検定日:5/15 申込受付:4/1〜4/22

171回珠算検定試験

 検定日:6/27 申込受付:4/26〜5/19


 今月のショーウィンドー 
ビジネスホテル十和田プチホテル

十和田市駅から徒歩5分と恵まれた立地条件、昨年7月にリニューアルオープンした十和田プチホテル。客室は、シングル14室、ツイン2室、セミダブル2室、もちろん全室バス、トイレ付で冷暖房も完備。オープン企画として金・土・日曜日に限り素泊り3,000円(税込)、朝食を付けても3,800円(税込)とビックリする料金。「週末ともなれば市内で飲食された後、代行やタクシーで帰るより安い!と宿泊されるお客様も結構います」と話すのは、オーナーの下川原芳子さん。娘さんと2人でお客様を迎える姿がどこか家庭的な雰囲気のするビジネスホテルだ。

オーナーからのひとこと

 家庭的で女性でも安心して宿泊できるホテルにしたかったんです。外観・室内に、優しい紫をあしらい、ティールームには、木のぬくもりを……そこで、奥入瀬源流水で入れた無農薬のコーヒーをサービス。お客様とのコミュニケーションを何よりも大切にしています。これからも初心を忘れず、常に向上心を持って「プチホテルならでは」の細やかな気配りとサービスで皆様をお待ちしております。

 場所 東二番町1-13 TEL25-3939 FAX25-3941

 代表 下川原 芳子 チェックイン16:00 チェックアウト10:00 

 ホームページ http://www11.plala.or.jp/puchi-39/

平日でも、素泊まり4,500円(税込)、朝食付で5,000円(税込)のシングルルーム。

ティールームには、桐のダイニングテーブル。朝のコーヒーが格別だ。


 編集部のつぶやき  

やませの国、南部の地に伝わる裂織(さきおり)を全国的な存在まで育て上げた菅野暎子さんが亡くなった。

 2月18日、東京・上野の「きもの美術館」で開かれた第24回全国裂織展(全国裂織研究会開催)で講演した。帰ってきて疲れたからと言って入院、3月3日ひな祭の日、夕刊のおくやみ欄に訃報が載った。

 保存会を発足させたのは1975年、約30年に及ぶ活動だったが、「苦しかったことはすっかり忘れた」と言うことばの重さに打たれる。

 思いつけば動いていた。計算していれば出来ないことだった。思えば成る。夢は夢で終わるが、願いは実るのだ。そう教えてくれた。 (晃)

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