十和田商工会議所ニュース

『Frontier』 2004年2月号

 

平成15年度 中心商店街区歩行者通行量調査結果

調査当日の売り出し、イベントなど 周辺催事行事の影響大

 昨年の8月24日(日)、9月1日(月)に実施した15年度の当市中心商店街区の歩行者通行量調査結果がこのほどまとまった。同調査は日曜と平日の市内中心商店街区の歩行者通行量を地点別、時間帯別、国道の東西別で比較し、18地点で調査したもので、当市の商業を考える上での指針として毎年同時期に実施している。今回は実施予定の月曜日が天候不順のため十分な調査が不可能と判断、翌週月曜日の実施となった。結果、昨年度比較で日曜日は1354名が増加し、月曜日は235名が減少した。 

時間別 昨年度の日曜日は15時台から17時台に、月曜日は11時台と15時台にピークを迎えていたが、今回の日曜日は14時台と16時台に、月曜日は11時台と16時台にピークを迎えている。全体的には日曜日は午前中、月曜日は午前と午後にそれぞれピークを迎えている。

曜日別 当市では従前から月曜日の通行量が多い傾向にあるが、今年度は18地点全地点で月曜日が上回った(5269名・62%増、昨年度は16地点)。月曜日増の上位は以下の通り。@なりけ印房前1159名増(過去3年間1位)A第一生命保険前925名増B青銀十和田南支店前775名増C米澤家具センター前532名増D益川ビル前261名増。

東西別 国道102(旧4)号沿い6地点で東西比較をしてみたところ、やはり両日とも西側を通行する歩行者が多い傾向にある。これは立地する店舗の業種・形態・密度などの諸要件の格差によるものと考えられる。 

楽観できない調査結果

 今回の調査結果は前年度比較で日曜日が1354名増、月曜日が235名減となった。これは天候不順により月曜日の調査を翌週に延期したことで、中高生の夏休み期間から外れたことが少なからず起因しているものと推測されるが、全体的な数字の上では大きな変化は見られない。しかし、「調査日は小雨でとても寒かった」という前年度の自然的要因を加味すれば、天候に恵まれた今回は「増えて当然」との見方もあり、楽観は禁物だ。

 一方今回の結果を地点別に見ると、三浦魚店が営業していた日曜日(昨年は定休日)の第一生命前や、とうてつが「一の市」を開催した月曜日(昨年の調査当日は開催していない)の沼田酒店前など、中大型店が立地する地点での伸びが著しいことが読み取れる。もちろん調査当日に実施していた売り出しやイベントはこれだけではなく、他にも各地点の増減に結びつく要因がいくつか聞き取りで確認されており、今回の調査結果からは、催事など当日の周辺の要因がいかに歩行者の往来に影響を及ぼすかを、今さらながら再認識させられる。


 県連「知事を囲む新春懇談会」を開催

知事 積極的な産業振興策  ITER 2月の閣僚級交渉に期待

 青森県商工会議所連合会(林光男会長)主催による知事を囲む懇談会が1月21日、ホテル青森で開催された。この懇談会は例年、県内7商工会議所の会頭、副会頭、専務理事が一同に会し、県知事を囲んで地域の問題点や活動状況、新年の抱負を発表し合うもの。

 三村知事は冒頭「今年は財政改革のスタートの年だが、地場産業振興やITER誘致、観光を含む攻めの農林水産業振興など、積極的な産業振興策を進めていきたい。ITERについては、ロシア、中国、韓国を河村文部科学大臣とともに訪問し、強く働きかけてきた」と強調した。

 一方、各商工会議所の会頭が各々の地域の実情や問題点を述べ知事に理解を求める中、当所の稲本会頭は、「ITER誘致への期待と、それに伴い十和田市をITER関係者の居住地域としていきたい。また、合理主義優先のいわゆるアメリカンスタンダードに染まりつつある現在のわが国の流れに対する反省と、人間らしい生活への希求から、これからの『まちづくり』にとって生活様式とともにその地域固有の伝統・文化・産業を大切にする『スローフード』の観念を取り入れることが基本であり重要だ」と話し、「ITER誘致については、2月の閣僚級交渉で最終結論と言われている。さらに政府に働きかけていただくことをお願いし、吉報を待ちたい」と付け加えた。

 この時点で、本体と研究・分析施設の分割設置案が浮上するITERだが、同日発表で知事は、一貫して「六ヶ所村へ一体化設置」という見解を示している。

  知事に理解を求める稲本会頭


 第2回臨時議員総会を開催 常議員に十鉄の木村正登氏

 当所の平成15年度第2回臨時議員総会が1月27日、グランドホールで開催された。審議議案は次のとおり。

議案第1号 15年度一般会計収支補正予算(案)承認の件

議案第2号 15年度特別会計収支補正予算(案)承認の件

       @商店街活性化事業収支補正予算

議案第3号 15年度収益事業特別会計収支補正予算(案)承認の件

議案第4号 欠員に伴う常議員選任の件 

 総会は本人出席33名、委任状出席21名で計54名の総数で成立。議案は全て満場一致で承認された。議案第4号については、常議員であった十和田観光電鉄鰍フ大村祐治常務取締役の退職に伴い、常議員が1名欠員状態にあったため、稲本会頭の提案で同社の木村正登専務取締役が常議員として承認された。さらに、議員の溝口剛志氏の逝去に伴い、代わって溝口京子取締役が職務執行者として議員に就任したことを報告した。

この他報告事項では、現在事務局レベルで詰めの作業を行っているTMO構想(案)作成状況についても報告した。

 

 


さわやか川柳 

やり直す覚悟で猿と木に登る 生田 泰川

 今年の猿は強運と占いの本に出ていましたよ!どんどん登りましょう! 

削られてこけし素朴な美しさ 中野 匂友

 飾るよりそのまんまの貴女が美しい! 

狂わない時の刻みが怖くなる 脇田 道雄

 時間よ止まれ と思うこともある―、又その逆も、これが人生それも人生


 がんばってます

黒子 松屋  代表 黒 子 修 平さん56歳)

美味求真 餡にこだわる 

 「黒子って珍しいですね」と訪ねると、「栃木ではけっこうありますよ…」という返事。今回は黒子松屋の店主・黒子修平さんを取材。松屋の屋号も、栃木の地元では特に珍しくないらしい。 

栃木の方がなんで十和田に

 簡単に言えば家内が十和田市出身で、私の実家は栃木県粟野町で代々和菓子屋です。家業は一番上の兄が継いで二店舗ほど構えています。二番目の兄が東京墨田店を経営し、私が青森十和田店を開業しました。基本的に独立採算です。…答えになってません?(笑い)

 ホント言うと私は菓子屋になりたくなくて、上京して繊維関係の会社に就職しました。でも30歳の時思いました。このままサラリーマンでいいのかって。気が付いたら、あれだけ嫌だった実家の和菓子屋に戻ってました。その頃東京で知り合ったのが家内です。実家で6年、家内の父が倒れたのをきっかけに十和田に来ました。 

それで独立ですか

 いいえ、最初は大竹菓子舗で6年間、大竹社長には大変お世話になりました。でも思ったんです。体一つで東京に出た頃のことを、ダメでもともと、独立しようって。昭和61年です。 

何故この場所なんですか?

 開業当時、みんなが八郷への出店を不思議がりました。でも私は、駐車場もままならない街中よりはよっぽどいいと思いました。ファミレスやパチンコ屋だって郊外店が繁盛してました。和菓子屋だって同じ。おかげさまで今だに市内外からお得意様がきてくれます。

黒子松屋のこだわりは?

 餡にはこだわりたいですね。他から買ってくれば楽なんですけど(笑い)。「饅頭はあんこが命」とよく父に言われました。黒子松屋の餡をお客様に味わって欲しいと、「美味求真」をモットーにがんばってます。 

最近の出来事を

 大学生の息子が店を継ぎたいって言ってきました。正直嬉しいですけど、最初は外の世界を少し見て欲しいと思います。息子に後を任せたら、自分も好きなことをやろうって考えています。今までもしたいことしてきましたけどね(笑い)。 

十和田関東会の発起人の一人でもある黒子さん、こんな方が十和田人としてがんばっています。頼もしい限りです。(編集部) 

黒子松屋(三本木西金崎380-5 電話22−8830)代表の黒子修平さん


 1月を振返る 

年末グランドセール 新春ディナーパーティーを満喫

 昨年12月12日から31日までの20日間実施された当所売出し連盟主催の年末グランドセールの抽選会が1月9日、当所1階ホールで開催。一般のお客様にも手伝っていただきながら400本を抽選しました。 

▲当選番号が発表されるたびに沸く抽選会場 

 当選者を招待し、新春ディナーパーティーが1月28日、富士屋グランドホールで開催されました。十和田水神雷太鼓などのアトラクションとグランドセール参加店提供の景品の抽選会を楽しみながら料理に舌鼓み。参加者は新年早々の幸運にとても満足顔でした。 

▲デビュー曲『はなれて津軽』を熱唱する十和田市出身の近江綾さん(キングレコード) 

平成16年 新年祝賀会 

 十和田市と当所が主催する恒例の新年祝賀会が1月5日、サン・ロイヤルとわだで開催されました。新年最初の顔合せとあって、政界、経済界の方々をはじめ約350名が参加。十和田市町内会連合会長の柿本舒氏の乾杯で2004年への決意を新たに、新年の幕開けを祝いました。 

3回十和田市写真コンテスト表彰式

 (社)十和田市観光協会が主催する第3回十和田市写真コンテストの表彰式が1月6日当所で開催され、昨年12月5日の審査会で入賞した21名の方々に賞状と賞金・副賞が贈られました。また、表彰式終了後には審査にあたった写真家の和田光弘先生が「全体的にグレードの高さを感じ、回を重ねるたびに洗練された作品を多く目にすることを嬉しく思う」と講評を述べました。 

▲稲本会長(右)から賞状を授ける一席に入選した福沢春美さん(左)

▲入選作品ひとつ一つに講評する写真家・和田光弘先生。 

工務店・中小建設業向け経営セミナー

 建築業界は、長引く不況と少子高齢化の影響で新築着工件数が減少し厳しい状況下にある。当所では1月19日、七戸・十和田湖町商工会との共催で工務店・中小建設業向けの経営セミナーを開催しました。講師に、自らバリアフリーリフォーム会社を立上げた異色の経営コンサルタント・大内俊一氏((財)日本住宅リフォームセンターマネージャー)を迎え、これからの高齢化社会の中で受注を増やす営業戦略と取組み方について事例を交えながら説明。参加者からは「介護保険が適用されるリフォームの仕方は?」など具体的な質問も飛びかいました。 

北里大学生とボウリングで交流

 (社)十和田市観光協会は、県内外から十和田市へ住み、学ぶ北里大学生との意見交換の場として毎年実施している交流会を1月19日に開催しました。交流会には学生と十和田市、当所、関係団体などから総勢46名が参加。ボウリングで汗を流した後、当所に会場を移して懇談、互いの交流を深めました。 

新春講演会「価値観の響育」

 当所女性会主催の新春講演会が1月29日に当所で開催されました。聴講者は約70名。講師に南宗寺(八戸市)住職の田口豊實氏を迎え、「価値観の響育」をテーマに「自我中心の発想から調和への転換」についてご講演いただきました。自由で豊かな現代社会の中、人間として見失っている「絆」の問題、社会・時代の「困」について改めて考えさせられる講演会でした。


1月の日誌 

1/5 月 新年祝賀会

6 火 議員研修参加者懇談会

9 金 グランドセール抽選会

14 水 市商工観光と春まつり打ち合わせ会議会頭会議

16 金 運営対策委員会

18 日 観光交通・理財情報・厚生3部会合同新年会

19 月 十和田市中心商店街活性化実行委員会  工務店・中小建設業の経営セミナー  正・副部会長会議(観光交通部会)  第6回常議員会  北里大学生との交流会

20 火 心交会幹事会

22 水 十和田地区社会保険事務担当者研修会

26 月 広報対策委員会  改正消費税講習会  消防訓練

27 火 第2回臨時議員総会

28 水 マル経事後指導協議懇談会  大売り出し「ディナーパーティーご招待」

29 木 女性会新春講演会「価値観の饗育」  女性会新年懇談会


中央バスターミナルに 「ふれあいプラザ」がお目見え

リテール・プラザ(小売商業支援センター)の小売商業グループ実験事業として、中央商店街青年部が中央バス停に「ふれあいプラザ」を開設しました(H16.3.31まで)。無料休憩所を兼ね備えたふれあいプラザでは、多目的ホールとして作品展やミニライブ、フリーマーケット、ミニチャレンジショップなど、あなたのチャレンジをお待ちしております。詳しくは松本茶舗(23−2138)まで。


 新入会員ご紹介

平成15年7月30日〜平成16年1月9日受付分です。

事業所名 代表者名 所在地 営業種目 

手打ちそば はっ花    小笠原雅之    稲生町19−18     飲食業

牛K栄建設        芋田 幸範    西五番町16−11    土木建設業

泣Tンエス工業      坂本 英雄    西四番町4−22    一般建設業

居\和田クリーンサービス 深堀 忠男    赤沼字沼袋174−9  清掃・産廃運送業

カイロオフィス楢館    楢館  悟    西十一番町1−31   整体業

インテリアミヤモト    宮本 勝由    千歳森334−4    内装一般

プランおがさわら     小笠原和男    東十五番町12−13   建築業

下宿大和荘        大和 慶子    西五番町18−15    下宿

経理じゅく        法量 淳子    西二十二番町19−29  ソフトの販売・パソコン教室・経理教室

十和田プチホテル     下川原芳子    東二番町1−13    ホテル業


市褒賞受賞おめでとうございます

当所常議員 安野 祐功さん(73)  商工観光功労

十和田商工会議所常議員に就任以来、中心的存在として活躍し商店街発展に尽力。92年4月から6年間、十和田信用金庫理事長(現在は理事相談役)を務め、金融界、経済界をリードした。


女性会視察研修  新幹線開業後1年…十和田湖は今

 去る11月26・27日私達女性会の久々の視察研修旅行に参加致しました。

 研修旅行の目的は、新幹線開業後1年が経過したことに伴い十和田湖への影響を探り、また全国大会が開催された青森市の商業施設や観光施設を再確認することと、加えて何よりも会員の親睦を図ることでした。

 このような研修は初めての私。冬枯れの木立の中を一路十和田湖へ。宿泊した十和田観光ホテルの支配人から、新幹線開業効果についてお話を伺いました。当初は確かに手応えがあったが、先は不透明と心配顔。また青森市内では、ねぶたの里・アウガ・棟方志功記念館等を視察致しました。近くに住んでいても、足を運ぶのは今回が初めてというのは私だけではなかったようです。

 青森市内の施設見学で目からも耳からも栄養をたっぷり頂くことができました。また、宿泊先の十和田観光ホテルでは、暖かいおもてなしと美味しいお料理に迎えられ、カラオケなどで会員の交流の輪が広がり、またの機会を願いながら帰って参りました。(佐久間)

写真コメント:全国(青森)大会では人気のスポットだったが、意外に行ったことのない県人も多い…棟方志功記念館にて


女性会新年懇談会

6月の十和田大会に一致協力を 会員の意志の疎通をはかる

 

 女性会会員事業所であります番屋会館において1月29日、新年懇談会を開催致しました。参会の皆様と少し遅れての新年の挨拶となりましたが、懇談会に先立ち午後から開催しました新春講演会(講師・田口豊實様)を聞き、心に栄養をもらったような気分で新年会に臨むことができました。

 田中副会長が「今年6月に当地で開催される県連総会十和田大会の成功のために、更に一致協力してがんばりましょう」と挨拶し、会員一同意志の疎通を図りました。そして、ご来賓を代表し稲本会頭からご祝辞を、市の福村商工観光課長から乾杯のご発声をいただき懇親会に入りました。踊り、隠し芸、歌などで賑やかに楽しく、抽選会でのプレゼントに喜びを感じたひとときでした。(広報委員)

写真コメント:女性会のパワー全開で賑やかな新年会 恒例となった三本木音頭で散会…


告知板 FEB 

知的所有権個別無料相談会のご案内

 知的所有権には特許権、実用新案、意匠権、商標権などの工業所有権と著作物を保護の対象とする著作権といったものがあります。

《日時》2月16日(月)午後6時30分〜

《場所》十和田商工会館2階相談室

《相談料》無料(事前に申し込みが必要)

《相談員》英知国際特許事務所弁理士・細井貞行氏

《主催・申込》当所相談所24―1111


 介護クーポンで企業の福利厚生

 企業と介護クーポン運営協議会が提携することにより、従業員やその家族などが介護を必要とした場合に、協議会が発行する介護クーポン券を利用して全国の看護婦・家政婦紹介所に登録しているケア・ワーカーにより割安な費用で介護サービスを受けられる制度です。(提携の際には、従業員数に応じて年会費が必要になります)

《企業のメリット》

・従業員の福利厚生の充実が図れます。

・高齢社会に向け、イメージアップにつながります。

・手続きは簡単です。

・年会費は…例えば従業員100人未満の場合5000円と割安です。

《お問合せ》(財)介護労働安定センター青森支部рO17‐777‐4331


フォーラム『官庁街せせらぎコイの旅』【とわだの地域資源を今一度見直そう】

日 時:3月6日(土)13:30〜16:00    

場 所:建設会館4階会議室

フォ−ラム概要

@開催趣旨説明及び活動状況

A基調講演〜講演者・三村三千代氏(光星学院八戸短期大学客員教授他)テ−マ『地域資源を今一度見直す』

Bパネルディスカッション◎テーマ「官庁街、せせらぎ水路、錦鯉を考える」
◎コ−ディネ−タ−〜川上堅志郎氏(十和田商工会議所専務理事)
◎パネラ−〜三村三千代氏、小山田惇氏(十和田錦鯉センタ−・錦鯉飼育管理協力者)、中野正三氏(NPO法人プロ・ワ−クス十和田理事長)、前田美保子氏(十和田ボランティアガイドの会)、総合司会に佐々木美恵子氏(十和田市立新渡戸記念館学芸員)

入場料:無料(申し込み不要)
駐車場:建設会館及び県合同庁舎来庁者専用駐車場をご利用いただけます。
開催趣旨:私たちが住む十和田市は、約150年前の新渡戸親子の三本木原開拓によりその基礎が築かれ、開拓の川「稲生川」がその歴史の始まりです。我々「官庁街せせらぎコイの旅実行委員会」が、稲生川を水源とするせせらぎ水路に錦鯉を放流してから2年が経過しました。このたび関係各位のご協力を得て、官庁街・せせらぎ水路・錦鯉を新たな地域資源として育てていくことを目的に、本フォ−ラムを開催いたします。

主催・共催 『官庁街せせらぎコイの旅』実行委員会、
十和田市、十和田市立新渡戸記念館、太素顕彰会、十和田商工会議所、稲生川土地改良区、十和田市農業協同組合

問合先 上北地方農林水産事務所農村計画課(代)23−5245


2月の主な行事予定 1月20日までに決まっている日程です

 4日 とわだ雪見ラリー

6日 第27回とわだ「まける日」(〜8日)  防火管理者上級講習会

8日 第170回珠算検定試験

10日 花巻わんこそば大会(〜11日)

12日 建設部会“ゆきみらい”シンポジウム研修(〜13日)  第62回十和田心交会

13日 十和田菓子組合新年の集い  十和田市秋まつり運営実行委員会

15日 ビジネスコンピューティング検定試験

16日 知的所有権個別相談会

17日 改正消費税説明会  県連有識者との懇談会

18日 販売士検定試験(31、53回)  労働者派遣事業適正運営協力員会議  観光・交通部会視察研修(〜19日)

19日 売上アップ習得セミナー

20日 女性会「スポーツ教室」  県連事務局長会議・県内商工会議所共済制度担当者連絡会議

21日 青年部「みなとまちづくりと観光」シンポジウム(八戸市)  平成15年度十和田市60歳の集い

22日 第106回簿記検定試験  東京十和田会第19回総会

24日 経営安定セミナー


今月のショーウインドー

SobaDining&Bar はっ花 

▲店の人気メニュー「せいろそば600円と日替わり姫丼350円」のセット。100円引きの850円! 

 「そばが好き」で「ただ旨いそばを作りたい」という一心で修行。昨年3月、手打ちそばの店「はっ花(はつはな)」を開業した小笠原雅之さん。「花」と書かれたのれんをくぐると店内にはジャズが流れる。1階にカウンターと小上り、2階は20人程が入れる座敷。昼はこだわりの手打ちそば屋のこの店、驚いたことに夜は創作料理やタイ・ベトナム料理などがリーズナブルに楽しめる蕎麦バーに変わる。主人は、ニューヨークの日本料理店(レストラン日本)で腕を磨いた異色の経歴を持つ。2つの顔を持つ「はっ花」。旨い料理に酒、仕上げにさっぱりと、そばの味と香りを楽しんでみてはいかがだろうか。 

 

店主からのひとこと

 「お客様に自信を持って提供できるそばを作りたい」毎日が真剣勝負です。自分で吟味した最高の蕎麦を石臼で挽き、その日に食す分だけを打つ。店名の「はっ花」とは、「初めての花を大切に咲かせたい」という意味を込めて付けました。この十和田の「そば文化」に触れ少しでも貢献できればと……。これからも基本を忘れることなく、お客様に「うまい」と言われるよう日々精進していきたいですね。 

 場所 稲生町19-18 TEL/FAX 25-1828

 営業 昼AM11:30〜PM2:30 夜PM6:00〜PM10:00

 定休日 水曜日(日曜日は昼のみ営業)

 代表 小笠原 雅之 


編集部のつぶやき

テレビ番組「世界ウルルン滞在記」のお別れのシーンは、ついウルうるしてしまう。物質的には豊かといえない素朴で質素な暮らし振りながら、どこか温かい。滞在した家族の人ばかりでなく、集落の人たち大勢が涙を流して見送ってくれる。

 ユビキタス…いつでもどこでも必要な時にという意味だとか…。ケータイ、ネット家電。世の中どんどん進化していくが、その中心にいる自分たちの、幸せの度合いがその分増えているのだろうか。かえって余計な不安や、過度の情報による弊害も派生してはいないか。

人が安らぎや幸せを感じるって、物の進化や繁栄と違ったところにあるのだろうか。(なか)

 

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