十和田商工会議所ニュース

『Frontier』 2002年12月号

平成14年度歩行者通行量調査結果 

中心商店街区通行量 前年を大きく割る  天候不順の影響か 

 今年の8月18日(日)・19日(月)に実施した14年度の当市中心商店街区の歩行者通行量調査結果が、このほどまとまった。同調査は日曜と平日の市内中心商店街区の歩行者通行量を、地点別、時間帯別、国道の東西別で比較し、18地点で調査したもの。当市の商業を考える上での指針として、毎年定期的に実施しているが、調査当日、天候不順も重なったせいか、今年は昨年を大きく下回る結果となった。 

時間帯別比較 

 昨年度の日曜日は14時台から17時台に集中し、月曜日は11時台から12時台にピークを迎えていたが、総じて平均化していた。本年度の日曜日は15時台から17時台に集中し、月曜日は11時台から15時台にピークを迎えている。全体的には、日曜日は9時30分から右肩上がりに、月曜日は逆に右肩下がりの傾向となった。 

曜日別比較 

 当市では従前から月曜日の通行量の方が多い傾向にある(今年度も同様に月曜日の方が、6865名・96%の増)。調査地点での聴取では、日曜日にシャッターを降ろしている事業所・商店は年々多くなっている。調査18地点の曜日比較では、16ヶ所の地点で月曜日が上回った(昨年度も16地点)。その比較での上位地点は次のとおり。

@ なりけ印房前・1696名の増(12・13年度も1位)、A米澤家具センター前・768名の増、B第一生命保険前756名の増、C青銀十和田南支店前698名の増、D大七書店前537名の増。 

国道102号(旧国道4号)沿い東西比較

 同国道沿いで東西比較を6地点で比較してみたところ、過去と同様、両日ともに西側を通行する歩行者が多い傾向がさらに強く出ている。立地する店舗の業種・形態・密度などの諸要件の格差によるものと考えられる。

商環境の変化が要因か

 今回の調査結果は、対前年比で日曜日が3064人、月曜日が3003人の減となった。調査環境は両日とも小雨で、例年に比べて肌寒く、けっして「良い」とは言えなかったが、それ以上に、タートルズプラザが閉店したことなども要因の一つと考えられる。また今年3月に元町地区に十和田ファッションモールが、7月には相坂地区に十和田南ショッピングセンターがオープンするなど、中心商店街区以外の商業環境の変化も、見落せない背景であろう。


 県連が地域懇談会を十和田で  ゲストに中野渡市長 

病院問題や合併について懇談 

県内7商工会議所が各地域持ち回りで開催する懇談会(青森県商工会議所連合会地域懇談会)が11月14日(木)、今回は十和田市を舞台に、富士屋ホテルにおいて開催された。

 今回のゲスト中野渡市長は、十和田市の今大きな課題として次の二点を中心に市の現況等を講演した。

 一つは病院問題。ご承知のとおりどこの市町村でも病院問題は大きなテーマだ。当市も今この問題に直面しているが、我々は現在地での増改築を提案している。今までどおり周辺の中核病院として、総合的に判断しても、現在地案で利用する皆さんに不便をかけることはない。議論は十人十色だが、市民の7割が「駐車場が確保できれば現在地が良い」としている。その条件を満たすことは十分可能であり、現在地ほど良い環境は無い、むしろ市街地が空洞化する中でそれを無視することはできない。

 二つ目は合併の問題。県が示す合併地区は十和田湖町。上十三地区には歴史も文化もあり、目標は10万都市またはそれ以上だ。行政だけでは実現できない。会議所との連携が必要だ。 

各会議所からの意見 

 「中心市街地が廃れた原因は、病院や公共施設が郊外に移ったことだとも言われている。現時点で公共施設が移転するのは危険だ」「医者の確保が大切。その環境も考えなくては・・・」「病院が移転すれば、その後発生する問題の集約が大変難しい。車社会における駐車場問題がカギ。それを解決できるなら現在地を優先した方が良い。十和田はアイディア次第でどうにでもなるのでは・・・」等々

上十三が一体となって・・・

 最後に中野渡市長は、「官庁街通り周辺の環境は全国一だと思う。上十三となれば更にいろいろな物がある。飛行場、今後想定されるイーター、そして何と言っても十和田湖がある。隣にできた駅を自分たちの駅として盛り上げ、上十三が一体とならなければならない」と結んだ。


 さわやか川柳 

いつも角出して懲りないかたつむり 北村 吾郎 

 いつも欲求不満の万年野党にあり勝ちな傾向。それとも生まれつき? 

毛虫・蝶いまの私はどっちかな 似鳥 俊子 

嫌われているか、好かれているか、自分ではよく分らないが、やはり明るく笑顔でが一番。 

寛大な胸に抱かれて見たくなり 坂本たいら 

 何もかも理詰めの情報社会、たまには情に棹をさしてみたくなりますヨ、ネ?


がんばっています  がんばっている会員さんにlnterview

葛熨重機工業   代表取締役 金沢守昭さん(39歳)

建設機械の医者・ハートのある仕事を 

 「JC最後の年、今までお世話になった恩返しをしたい」と話すのは、十和田青年会議所次年度理事長予定者の金沢守昭さん。葛熨重機工業は、もともと勤め人だった父・昭二さん(現会長)が、守昭さんが生まれた年に心機一転、独立して開業した金沢溶接工業が始まりだ。「生まれたころからシンナーに囲まれていました。だからこんなです」と最初から笑いを飛ばす。南小・南中・三本木高校・専修大学出身の金沢さん、一見無口だが実はとても明るい。

幼い頃からこの仕事を見て育ったんですね

 そうですね、でもこの仕事は継ぐ予定はあまりありませんでした。なにしろ高校は普通高校に、大学は商学部。東京で就職するつもりでした。でも最初はなじめなくて、結構人見知りするんですよ(笑)。

 就職の面接では「長男なら家業を継がないの?」と言われ、全滅でした。帰って父の世話になるしかなかったんです。父の関係で神戸製鋼に就職しました。でも実はその後、面接を受けた10社から内定が届き、「失敗したな〜」ですよ(笑)。

それで今があるわけですね

 5年後、父の後を継ぎました。今から考えれば大学生の頃から実はクレーンやバックホーの免許を取ったりしてました。継ぐ気持ちはどっかにあったんでしょうね。今までやってこれたのは父や回りの人達のおかげと、つくづく思います。

業界について少し

 十和田や上十三は建設業が多いせいか同業者も多いです。昔から付き合いもあり、結構助け合ってやってます。でも仕事の性格上イメージがあまり良くないでしょう。自分なりにはプライドはありますが、今だに社会的には地位が低いと感じます。業界の地位向上には努めていきたいですね。また、廃油や汚泥の処理など環境問題も大切です。でも処理にはお金がかかります。頭の痛いところです。やはり、企業は利益が無いと何も出来ませんね。

貴社をPRして下さい

 代表の自分がなかなか会社に居れないことが多いんですが、7名の従業員が、それをなんとかフォローしてがんばってくれます。そんな優秀な従業員が、「建設機械の医者」として心からお客様に対応しています。 

「愛・ハートのある仕事」をモットーに、がんばっている金沢さん。少ない一人の時間が唯一の楽しみとか。少しお疲れ?でもパワーはみなぎってます。(編集部)


目で見る11月 

市長が新卒者の雇用機会確保を要請

 十和田地区における新規高卒者の就職内定率は10月現在で42%(県平均22.2%)。比較的良いと言われている当地区だが、依然昨年を下回る。中野渡市長は11月26日、管内の事業所に新規高卒者の雇用機会確保を要請するために、当所に要請書を提出した。稲本会頭は個人消費の落ち込みを危惧しながらも、「優秀な人材を流出させたくない。雇用対策協議会としてもハローワークと連携を取りながら、1人でも多くの採用を働きかけたい」と話した。

あおもり満載フェアin東京駅

 県主催で11月25日・30日・12月1日の3日間、東北新幹線八戸駅開業に伴う東京駅観光キャンペーンを開催。25日のオープニングセレモニーでは、タレントの新山千春さんと畑山隆則さんがねぶたのはねと衣装で青森県をPR(上右写真)。わが十和田市からのスタッフも、十和田やエイトライン関係のパンフレットを配りながら大忙し。上左写真は、正解者に地場産品をプレゼントするエイトラインクイズで、出題するミスとわだ。周囲は大勢のお客さんでごったがえしていました。

接客セミナー

 新幹線八戸駅開業効果セミナー第2弾、接客サービスの基本は「おもてなしの心」と、接客の基本からお客様を感動させる接客対応技術まで、好感度アップの接客マナーをわかりやすく研修。講師は潟Zミナー青森専任講師の鎌田昌子氏。(当所と女性会共催で11月18日開催) 

食物セミナー

 当所食品商業部会では11月20日、食品安全性への啓蒙研鑚を目的に、青森大学工学部生物工学科の梅津博紀助教授を招き、食物セミナーを開催。内容は今問題の「残留農薬」「食品添加物」そして「狂牛病」等。 

第3・4回TMO構想策定協議会

   11月11日の第3回会議(左上写真)ではワークショップ形式により、各街区の想定事業案をより精査した。さらに同月25日の第4回会議(左下写真)では、その内容を取りまとめ、街区毎の優先事業を検討。また、第1回の会議で提出されている「ジャスコ対応に関する検討の取りまとめ(案)」を基本に、大型店(イオン)対応分科会を設置した。分科会長には協議会委員の齊下康一氏が選任された。 

建設部会実践セミナー

当所建設部会では11月7日、鞄本コンサルタントグループ建設産業システム研究所の小澤康宏氏を講師に、若手社員育成のための実践的OJT(=On the Job Training日常職務に基づいた訓練)について学んだ。


会員さんご紹介 

スギサワ宝飾店が一新、移転しました

ファッション マイン 

住所 西三番町15―33 代表 杉沢 好子 電話 22−1555 同FAX 営業 10時〜17時 毎週日曜日定休 

 今年の10月10日午前10時、3丁目のスギサワ宝飾店が、今度は婦人服をメインに、店名も「ファッションマイン」と改め、西三番町に移転した。

 「以前から洋服は店に並べていましたが、洋服をメインにするには手狭、近くで移転先を探していました」と話すオーナーの杉沢さんは、やはり当所会員で玩具・娯楽用品を扱う泣Gスピーベンダーの杉沢富次社長の奥様。もともと弘前出身で、学生時代に教員免許や保母の資格を取得。就職先がたまたま十和田市内の幼稚園で、そのころ富次氏と知り合い結婚。夢に膨らむ学生時代、「卒業したら上京し、いろいろ学んでみたい」と思っていただけあって、とても積極的な方だ。この仕事、最初は商売というより趣味半分で、友達の間で宝飾品が2つ入った小箱を広げたのがきっかけ。10年が過ぎ、店を出して20年、今度は洋服をメインに靴やバック、宝飾品を含め、トータルでお客様にアドバイスする。

 そんなマインの商品、生地はイタリア製で、おしゃれなデザインは国産というのが主流。その割りには価格も手頃だ。ご主人という素敵な商売の相談役に恵まれ、「実はおしゃべりが大好きなんです。楽しくやっていきたいですね」と杉沢さんは笑う。


受章おめでとうございます  (当所会員の方です。順不同)

 勳五等瑞宝章  発明考案功労

 潟Tサキコーポレーション

取締役相談役  佐々木 忠一 氏 

勳六等単光旭日章  環境衛生功労 

鰹\和田ビルサービス

代表取締役会長  今泉 徳治 氏


新入会員ご紹介

新たに7事業所の方が加入(敬称略・順不同)

(平成14年8月1日〜平成14年11月8日受付分)

事業所名      代表者名  所在地        営業品目

丸徳青果    早雲喜美仁 大沢田字北野209−4 青果物販売、青果物資材販売

ウッドクラフトターフ 田中 文章 西十六番町1−30  建築木工業

杉田塗装     杉田 雪見 東六番町5−1     塗装業

渠ェ甲田フーズ  山端康一郎 三本木字野崎1     食肉加工販売

丸義工業     川村 英則 相坂字高清水634−2 塗装業

叶ス徳物産    栗山 正章 三本木字野崎109−8 衣類卸売

上原子木工    上原子進一 東小稲174−188  建具・家具製造


女性会11月例会  押 花 教 室

製作に悪戦苦闘       女性会会長 勝山 美恵

今年一番の冷え込みとなった11月21日(木)の夜、東大野美穂子先生をかこみ、押花教室で11月例会を開催しました。

 花が咲いている時の美しい色彩をそのままに、和紙と乾燥剤で作られるとの事ですが、余りの美しさに魅せられてしまいました。初心者の私達は、葉書(5枚)の大きさの製作に悪戦苦闘、あっという間に2時間半がすぎ完成しました。

 皆さんとてもセンスが良く素敵な作品ばかりで、お互いに誉め合う楽しい夜の例会でした。   

駒・農・商まつりで  恒例 なべっこ団子づくり

捏ねる技の難しさ改めて体験  広報委員会

 今年も10月26・27日十和田市秋の大収穫祭の仲間に入れてもらい、女性会の得意とする手作りで暖かい「なべっこだんご」を提供できました。

1日目は天候にも恵まれ市民の出足もよく、手を休めることもなく、嬉しい悲鳴でした。2日目は曇り模様で肌寒い一日となりましたが、イベントに参加でき、会員の参加協力がとても嬉しく思えました。

 このような事業は事前打ち合わせや、準備やら当日のハプニングなど、どうしても会員の協力なしでは実施できません。

 どうぞ今後とも「私が参加しなければ」と思う気持ちで皆様の暖かいご支援をお願い致します。

 特に二日間、だんご粉の捏ねる仕事を担当してくださった高屋さんには本当にご苦労様でした。捏ねる技のむずかしさを体験した、なべっこだんご作りでした。 

繁栄も衰退も 自分が主役  女性会副会長 田中ヤエ

 10月7日、商工会議所との共催で鞄本ヒューマン経営研究社・代表取締役大塚徹先生の経営セミナーに参加した。

〇商売の安定は開拓から

〇商売の繁栄も衰退も自ら戦いを忘れた時商売はしぼむ

 大塚先生の言葉・・・。  不景気は世の中のせいと決めてかかっている私の目からうろこが落ちた。誠に利にかなう言葉は、マンネリ化しつつある気持に活を入れてくれた。


告知板 

新年祝賀会のご案内

《日時》平成15年1月6日(月)午後4時から 《場所》グランドホール

《会費》4000円

《申込》12月24日(火)までに会費を添えて十和田市総務部秘書課23‐5111、または当所24‐1111へ。


とわだ雪見ラリー  前売り券12月中旬から

《日時》平成15年2月12日(水)午後5時から8時

《集合場所》十和田商工会館1階フロア

《チケット》前売り2000円、当日2500円

※前売券はラリー参加店または、十和田市飲食業協会事務局(当所業務課24‐1111)で、12月中旬から販売。なお、券に限りがありますので、お早めにお買い求め下さい。


随時教室開催(パソコン教室)

3名以上10名(団体)までの申込により、各コース(超初心者コース、ECビジネスコース、ワード入門、エクセル入門、HP作成)の教室を開催いたします。但し、講師の都合・会場の日程と相談の上とさせていただきます。詳細は、当所企画情報課24‐1111まで。


青森県産業別最低賃金

 12月21日から青森県の産業別最低賃金の時間額は次のとおり改正。

▽鉄鋼業は721円▽電気機械器具製造業、情報通信機械器具製造業、電子部品・デバイス製造業は664円▽各種商品小売業は660円▽自動車小売業は700円

 その他の業種は10月1日から605円。なお、最低賃金は時間額のみ対象。

※詳細は青森労働基準局賃金室рO17‐734‐4114または十和田労働基準監督署23‐2780まで。


検定情報

167回珠算検定試験 検定日2/9 申込受付12/9〜1/8

第5・10回ビジネスコンピューティング(1〜3級

検定日2/16 申込受付12/16〜1/15

30・51回販売士(1・3級)検定試験 検定日2/19 申込受付12/24〜1/24


12月の主な行事予定 11月20日までに決まっている日程です。 

1日 十和田地区そろばん競技大会兼全国そろばんコンクール

2日 北里大学生との秋の交流会

3日 東北経済局管内商工会議所事務局長会議

食品商業部会正副部会長・分科会長会議

4日 青森県料理飲食業生活衛生同業組合十和田支部総会

5日 県連幹事会

原子力施設に係る耐震試験施設見学会(四国)

6日 生活文化商業部会、新エネルギー講習会

   共済制度加入者大会

8日 珠算(準級・下級・暗算)検定試験

10日 商工会議所街づくり研修事業(青森)

11日 十和田市飲食業協会役員会

   キムチ教室(女性会)

12日 年末年始グランドセール参加店説明会

   東北六県商工会議所連合会事務局長会議

   イオン店舗開発担当者来所、懇談

   移動相談所(十和田通り・東十和田通り商店会)

13日 十和田ひまわり基金法律事務所開設祝賀会

14日 年末年始グランドセール売出し(〜H15・1/5)

17日 工業部会主催「六ヶ所原燃施設見学会」と「岡野雅行氏講演会聴講」

18日 移動相談所(ハナミズキ商店会・切田通り地区)

19日 十和田法律相談センター協議会

27日 仕事納め

28日 今泉徳冶氏勳六等単光旭日章受章祝賀会


 26回とわだ「まける日」  参加店募集 参加申込は1月11日まで 

共同事業

お楽しみ抽選会(平成15年1月31日・2月1日・2日の3日間、11時〜17時、当所会館1階大ホール)

景品内容

特 賞  10,000円のお買物券(参加加盟店共通)  10本

1等賞   5,000円のお買物券(参加加盟店共通)  20本

2等賞   2,000円のお買物券(参加加盟店共通)  50本

3等賞      500円のお買物券(参加加盟店共通)   500本

4等賞 しょうゆ(1リットル)              1000本

5等賞 箱ティッシュ                   2500本

期間中毎日4,000名様(お買い上げ1,000円以上の方)に抽選券を参加加盟店で進呈。

サービスコーナー

来場者には、とわだの「どんべ」、おしるこをサービス。

参加料10,000円。チラシに広告掲載の場合は20,000円(参加料含む)から。1月11日までに、当所備え付の申込書にご記入の上、参加料等を添えてお申込み下さい。

申込・お問合せ  十和田商工会議所大売出し連盟事務局(電話24−1111)


和田光弘撮影・(社)十和田市観光協会監修の

「十和田の四季」絵はがき   発売中!

十和田市出身の写真家・日本写真家協会会員の和田光弘さんが撮影した十和田の見どころを、絵はがきにおさめた「十和田の四季」が新しくなりました。

   価格は500円(税込み)

お求め等のお問合せは、(社)十和田市観光協会事務局(電話24−1111)まで


編集部のつぶやき

ここ五、六年前から自転車散歩をしている。四季のうつろいも、市街の建物の変化も、体を通して感じながら走るのは気持ちがいい。

 決して無理せず、天気の悪い日は遠慮するという、まことにずぼらな自己流散歩ではあるが、散歩しない日は何となく気分も体調もピンとしないのは不思議なことである。

 落葉が舞い、雪が降る最近、ふと気付いたことがある。それは、早朝からきれいに掃き清められている店と、昨夜からのゴミやあきカンが溜まっているままの店があることだ。

 某銀行ヤさんや、某お菓子屋さんなど、やはり、はやっている店の前は、いつもきれいで内も、細かい心づかいで整えられている。当然といえば当然だが、初心忘るなかれということか? (晃)

 

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