十和田商工会議所ニュース

『Frontier』 2002年11月号

合同部会を開催

中心市街地活性化の推進支援継続など

市が当所の要望事項に回答

最重点要望6項目 重点要望7項目 

 当所では7月22日、部会からの意見を取りまとめた要望書を市に提出している。その進捗状況を説明してもらうため、9月27日グランドホールにおいて、市長及び市の担当部課長を招き合同部会を開催した。当日は、主に最重点要望6項目及び重点要望7項目の進捗状況について説明した。 

 この合同部会は毎年実施されている説明会だが、稲本会頭は挨拶の中で、「厳しい経済情勢の中、デフレからの脱却が急務」と前置きし、商工会議所の使命として意見活動がいかに重要なものであるかを強調した。

 また中野渡市長は、「新幹線八戸駅が開業すると、回りは一変し、当市も大きなインパクトを受ける。当市はより一層魅力あるまちづくりをもって、上十三地区の中心的役割を果たしていかなければならない。厳しい財政運営の中でも可能な限り真摯に受け止め、前向きに検討していきたい」と述べた。

 今回進捗状況の説明を受けたのは、最重点要望6項目と重点要望7項目だが、うち最重点要望で1項目、重点要望で4項目が新規。次ページに掲載のとおり(重点要望については誌面の都合上新規のみ掲載)。

 当日は約140名の当所会員が出席したが、事前の要望項目の他に次の4つの質問が飛び出した(概略)。

◎防風林に隣接の道路が狭く、拡幅など道路整備の予定は。→必要性は認識、現在整備中の所もあり、それ以外は今後の市道整備計画の中で検討。(土木課)

◎市内の歩道整備の進捗状況と冬期の各学区内歩道の除雪対策は。→4月1日現在、市道延長667Kmのうち約18%の整備率。学校指定の通学路を時間までに全て除雪するのは無理。(同)

◎自歩道の計画予定は。また通学路の歩道未整備への取り組みは。→自歩道の計画は今のところ無い。歩道未整備については市道整備の際に検討。(同)

◎集落部の排水整備の今後の計画は。→平成9年策定の青森県全域汚水適正処理構想に基づき整備中、平成16年度には農業集落排水区域の人口比で約50%の整備率になる予定。市の汚水適正処理構想の策定に向けて現在作業中。(下水道課) 

当所要望に対する回答の概略

 最重点要望事項(※は新規) 

1.当市中心市街地活性化の推進のための支援継続方について

 中心市街地の活性化については、十和田市中心市街地活性化基本計画に基づいたTMOの基本構想づくりが進み、その中で市民・商業者が希望し、取り組もうとする事業が明らかにされたときは、市がこれを積極的に支援する。今後も、TMOが市民・商業者の自主的な力で早急に形成されるよう強く期待する。(商工観光課)

2.東北新幹線八戸駅開業に伴う要望

 1)東北新幹線八戸駅と十和田市を結ぶシャトルバスの運行方促進

 市としてもシャトルバスの必要性を認識し、主体となることが期待される交通事業者と協議したが、バス事業者からは、八戸駅から十和田市へのシャトルバスについては、採算性の問題から困難との回答を得ている。市では、新幹線開業後の需要を見ながら、関係機関への働きかけを検討していきたい。その際には会議所の協力をお願いしたい。(企画調整課)

 2)新幹線八戸駅に直結する道路(八戸・十和田・奥入瀬ライン)の早期完工促進

 (1)東北縦貫自動車道八戸線と主要地方道八戸三沢線の交差点付近にインターチェンジの建設

 (2)上市川地区のバイパス建設促進

 (3)国道45号へ接続のための奥入瀬川(六戸町)の「睦橋」の改良整備促進

 新幹線八戸駅に直結する道路(八戸・十和田・奥入瀬ライン)については、市の重点事業要望として、毎年度県に要望している。県の回答は、(1)については、5kmほど先に「八戸インター」が開通されていることから厳しいものがあるとのこと。(2)については、上市川工区、張田工区、犬落瀬工区において事業着手しており、引き続き整備促進に努めるとのこと。(3)については、今年度地質調査に入ると聞いている。(土木課)

 3)官庁街通りに面した大型バスの駐車場と物産館の設置促進※

 駐車場については、観光客からの事前の申込やイベント開催時において、市の駐車場の一部を大型観光バス専用駐車場として確保するなどの対応を図っている。今後は駐車場需要が大きいイベント開催時にスペースの拡大を図る等、ソフト面での対応を検討していきたい。物産館については、長期的課題として採算性等も考慮し、必要性も含めて広く市民の意見を聞きながら総合的に判断していきたい。(企画調整課)

3.十和田市立中央病院の現在地における増改築の早期実現

 およそ3年の月日をかけて調査・分析等を重ね、この間、アンケートや市民懇談会等住民の皆様から協力いただき、最終的には病院の運営審議会での諮問・答申を経て、現在地に建設する基本的な考え方に至っている。本年度は建設基本計画を策定し、建設に向けて着実に作業を進めていきたい。(病院業務課)

4.新渡戸記念館の整備と太素塚の環境整備の促進

 現時点で記念館の具体的な改築計画はない。ただ当記念館は当市の歴史・文化を知るとともに、観光資源としても重要な役割を果たすものと、昨年度は市の郷土館や三本木原開拓渋沢農場文庫と併せた(仮称)三本木原開拓記念館の構想検討委員会を設置し、施設のあり方等を検討してきた。現在、その「検討結果報告書」をもとに、整備手法など今後の進め方を庁内で検討している。太素塚の整備については、今年度、トイレの改修工事を実施しているが、今後とも都市公園としての機能整備と併せて環境整備に努める。(企画調整課)

重点要望事項(新規のみ掲載)

〇道路整備財源の確保について

 地方は道路が生命線であり、道路網の整備は長期的な視点に立って、より一層推進することが不可欠。道路特定財源の一般財源化等は、道路整備の進捗に重大な影響を来たす恐れがある。市では道路特定財源制度の堅持に向けて、全国市長会を通じ国に要望してきている。今後も引き続き関係機関に働きかけていく。また、市議会でも意見書が可決され、関係機関に要望を行っている。(土木課)

〇公共施設のモデル化(共同溝、ユニバーサルデザイン等)による整備推進と十和田市のPR事業の推進

 公共施設のモデル化ついては、バリアフリー対応等日常より積極的に取り組んでいるところ。ユニバーサルデザイン等についても検討し、施設のモデル化の実現に努力しなければと認識している。このことにより、魅力ある市街地の形成を図れるものと考えており、「住みたい街づくり」のための取り組みを推進していきたい。(都市整備建築課)

〇官庁街通りの松・桜並木の景観維持のための保全管理

 常日頃より保全、保護に努めているところ。日本の道百選の官庁街通りを維持し、さらに魅力的な景観をつくるよう努めている。今後も継続し、さらに計画的な補植も視野にいれ並木の維持・保全に努めていく。(都市整備建築課)

〇国道102号沿い(ポニー温泉から深持入口付近)の松並木について地域遺産の保全と交通安全対策のための整備促進

 同松並木は、貴重な歴史的遺産としての景観形成及びその保護が必要なことから、昭和51年に市の保存樹木として指定した。松並木所有者や道路管理者である県とも協議し、地域遺産としての保全と道路交通安全対策が進められるよう努めていきたい。(都市整備建築課)

〇当市への誘客に伴う案内標識板の見直しと整備

 案内標識板設置については、本市への誘客促進と観光振興に結びつけるため、市独自のデザインを行い、より判りやすい観光案内板を、本年度も新たに17基配置する。今後もより親切な道路・施設などの案内を図ることとしている。(商工観光課)


 さわやか川柳

 騙されてやろう上手な嘘だから 森越剣児楼

 おとなの余裕? そうはイカのテンプラだってありますヨ

飼い犬に噛まれた痛み忘られず 福地 狂星

 ちかごろよく耳にしますヨネ。親身も程々にしないと命まで−コワイコワイ

どうしても好きになれない爬虫類 袴田よし男

 いい人なんです確かに。しかし、なぜかしら生理的に−不思議です。


《今月(10月)開講するコース》

● パソコン超初心者コース 10月17日(木)午後3時〜5時

〔内 容〕 電源の入れ方から、キーボードとマウスの使い方、パソコンに文字を入力するなど。

〔受講料〕 会員 1,000円、 非会員 3,000円(テキスト代含む)

● ワード入門コース   10月25日(金) 午後6時〜9時 

〔内 容〕 文書作成、書式設定、編集、表の作成等

〔受講料〕 会員 3,000円、 非会員 6,000円 

〔テキスト代〕2,100円

● ECビジネスコース  10月29日(火) 1回目 午後3時〜5時 2回目 午後6時〜8時

〔内 容〕初心者の方を対象に、インターネット基本と電子メールの送受信など

〔受講料〕会員3,000円、非会員6,000円

〔テキスト代〕1,000円 

11月募集コース》

 ●ECビジネスコース  11月12日(火)  1回目 午後3時〜5時 2回目 午後6時〜8時

〔内 容〕初心者の方を対象に、インターネット基本と電子メールの送受信など

〔受講料〕会員3,000円、非会員6,000円

〔テキスト代〕1,000円 

2月以降の開講日程は、当所会報「FRONTIER」で随時お知らせします


 がんばってます

北国にはいい物がいっぱい 

北のギフト館   宮崎久二さん(55歳)

「創業から26年、十和田松木屋が平成11年の夏に業績不振で閉店し、はや3年。その十和田松木屋ビルを利用し、会議所で実施したチャレンジショップがきっかけです」と話すのは、同ビルとわだまちの駅で食品・美術工芸・カタログ販売など、「北のギフト館」を経営する宮崎久二さん。 

生まれはどちらですか

 生まれは十和田市ですが、とあるきっかけで名古屋の商社に勤め、丸紅や伊藤忠など大手商社を相手に繊維関係の営業をしていました。好景気でいい時代でしたが、実は自分は下戸、接待づけの毎日、飲めない酒を飲んで、身体を壊した時期もあります。そんな人生に疑問を感じていました。それが都落ちしたきっかけですね。

 その後、松木屋に入社ですか

 青森の松木屋で即戦力になる繊維のプロを探していたらしいです。採用4年後、十和田松木屋ができ、本社から出向した7人の中の1人です。販売部から外商スタッフを統括し、お客様にも恵まれましたが、景気の落ち込みには勝てませんでした。閉店後は一時本社に戻りましたが、自分も入社30年の節目、一大決心で独立しました。

 繊維専門がなぜギフト?

 十和田松木屋が無くなってお客様が一番困ったのはお中元・お歳暮などのお遣い物ではないでしょうか。松木屋の包装紙は使えなくなりましたが、うちでは県内外老舗メーカーの包装紙を使います。お客様にもとても喜ばれます。当然各メーカーとの付き合いが必要です。これが松木屋時代に培った自分の財産です。創作陶器で有名な「たち吉」、宮内庁ご用達で有名な有田焼の「深川製磁」、日本橋の「文明堂」などがその一例です。県内の老舗も含め、約40件以上のメーカーと取引しています。やっぱり、お客様が欲しいと思う物を提供していきたいですね。

 今力を入れていることは

 今、道の駅とわだぴあにある距ヌ品開発(三本木商事鰍フ系列)に商品を納めています。売上は上々。今後は、青森のお土産品として県内の特産品を中央のマーケットに売り込んでいきたいですね。「北国にはいい物がいっぱいあるんだ」と、大手百貨店へも売り込んでいきたいです。幸いセゾングループにも人脈があります。がんばりたいですね。 

 趣味の旅行も最近はごぶさた。多忙な毎日を送る宮崎さん。青森県、特に十和田市を売り込むスタッフに加わってもらいたい1人ではないでしょうか。(編集部)


目で見る9月 

秋まつり 

6丁目だから“ろ組”かな?最近は神輿も華やかです 

 友好交流フォーラムで当市を訪れたカナダ・レスブリッジ市のロバート・ターレック市長(左)と姉妹協会会長のハロルド・パレヴァセフ氏(右)が特別参加。 

ずいぶん板についてるけど君いくつ? 

がんばれ女の子…

平成14年度山車審査結果

1 西茜会(市長賞) 2 西小稲町内会(会頭賞) 3 東小稲祭典委員会(観光協会長賞) 4 寺向町内会(議長賞) 特別賞 南小稲祭典委員会(市農協組合長賞)  〃   若葉地区四町内会(十和田信用金庫理事長賞)  〃   西十四番町町内会(土地改良区理事長賞)  〃   元町ちとせ町内会(東奥日報社長賞)  〃   中央町内会(青森放送社長賞)  〃   並木祭典会(青森テレビ社長賞)  〃   いなおい川祭典委員会(デーリー東北社長賞)  〃   並木第三町内会(市町内会連合会会長賞) 

平成14年度手作り山車コンテスト

東小稲祭典委員会(手作り奨励賞第1位) 切田創遊会(手作り奨励賞第2位) 元町ちとせ町内会(手作り奨励賞第3位) 西十一番町町内会(手作り奨励賞第4位) 並木第三町内会(手作り奨励賞第5位) 

平成14年度手作り太鼓車コンテスト

(太鼓車オブ・ザ・イヤー)西小稲祭典委員会  (アイデアばっちり賞)並木祭典会  (グッドライトアップ賞)いなおい川祭典委員会  グレードアップ賞 寺向町内会

※中日に青年会議所主催で開催

 

十和田湖町商工会三役と当所三役の懇談会

 「十和田市と十和田湖町との合併について、会議所・商工会の議員の中から人選の上、協議会を作り勉強会を開催していこう」と話し合った。(9月11日、富士屋ホテル) 

ITER(イ−タ−)の県民説明会

 六ヶ所村を候補地として青森県から世界に向けたプロジェクト。ラテン語の「道」や「旅」という意味を兼ねる「ITER」。核融合エネルギー実用化への道、地球環境との調和に向けた国際協力への道という願いが込められている。県では9月3日、当所において県民説明会を開催した。 

ISO入門セミナーを開催

 ISO9000シリーズ(品質マネジメントシステム)、ISO14001(環境マネジメントシステム)は、国際標準化機構(ISO)において制定されたマネジメントシステムの国際規格です。当所と七戸町・十和田湖町商工会との共催で9月25日開催。講師のJQA(財)日本品質保証機構ISO東北事務所所長の斎藤一郎氏が、初心者向けに分かりやすく説明。 

公正取引委員会活動の説明会

 不当な取引制限は通常カルテルと呼ばれ、入札談合もその一つ。公正取引委員会事務総局東北事務所の職員を講師に、9月20日、建設事業団体と当所建設部会との共催で説明会を開催した。 


 第1回TMO構想策定協議会を開催

今年度事業計画と今後の運営について討議

 TMO構想の早期策定による中心市街地まちづくりと商業活性化を目指す当所の第1回TMO構想策定協議会委員会議が9月24日、当商工会館で開催された。当日は、協議会委員長に稲本会頭、委員長職務代行者に平野副会頭と田中庸治十和田市商店街連合会長の2名を選出、本年度の運営方針と事業計画のほか、今後の運営方法を協議した。

 委員会議の討議では、委員会議に先行して立ち上げしていたTMO準備室から、昨年度調査事業の一環として実施した稲生町地区のワークショップ結果取り纏めにおいて浮かび上がったアイデアレベルの各街区の商業等活性化プランについて、区域規模、地形形状、建物の立地状況、地権者等の権利関係者数など7項目の視点から整理してみた資料が討議参考資料として提示された。委員意見交換では、「目標とする事業絞り込みを通じて着手しやすい地区から当面重点的に推進するべき」との意見や、「まちづくり活性化についての街区内の地権等権利者の意向掌握の促進」、「各街区毎の小規模開発整備の考え方と並行して街区規模の面的開発を視点に入れたトータル的開発もまた検討してはどうか」等の意見が出された。

 なお、昨年表明されたイオンの街なか出店打診に対するその取り扱い対応については、当協議会として引き続き協議継続扱いとなっており、この対応方針決定についての討議も前年度からの繰り越し課題となっている。この点も含め、今年度内のTMO構想策定を目指し、中心まちづくり活性化推進のための目標とする事業の掘り起こし考究に向けた討議等方向性について、次回さらに引き続き十分意見交換を重ねることとした。


3行政(県・局・教育庁)が要請

新規高卒者の採用枠拡大を

 青森県・青森労働局・青森県教育庁では9月2日、青森県商工会議所連合会宛に、団体加盟企業に対する新規高卒者の採用枠拡大の要請文を提出した。さらに3行政に加え、二北地区高等学校長協会、二北地区高等学校PTA連合会が9月6日、来春高校を卒業し、就職を希望する生徒の求人採用枠拡大を要請するために当所を訪れた。

県内求人は6人に1人

 長引く不況を背景に、今春の新規高卒者の就職状況は、かつてない厳しい状況となった。さらに、8月末現在の来春高卒予定者を対象とした県内企業からの求人は698名、前年同期より少し減少し、求人倍率も0.17倍と6人に1人しか求人がない状況だ。

 この日、県の岡田職業安定課長が「報道されているとおり、新規高卒者の求人は過去30年で最悪の状況だ。企業側の特段のご配慮をお願いしたい」と述べたのに対し、当所の労務対策委員会の中沢副委員長は「建設業も昨今の不景気の中で求人状況が不振だ。自分もその中の1人として危機感を感じるが、求人開拓については、会議所の労務対策の一環として力をいれていきたい」と受け応えた。

 「この地区の人間がこの地区を支えていく」と訴える学校側だが、不況で大変なのはむしろ事業所側。管内事業所の皆様にはできる限り、採用計画の検討と求人票の早期提出についてのご協力をお願いしたい。


女性会8月例会は浄法寺へ

瀬戸内寂聴住職の法話を聞く

 

去る8月4日(日)、朝方の雨模様の天気を心配しながら浄法寺へ出発しました。天台寺の狭い境内は、真夏日の暑い日差しの中、満員状態で、遠くは宮崎県などからも参加者があり賑わいをみせていました。

 寂聴住職は「これまでは、さまざまな体験をしてきているが、死後の世界までは、まだ私も体験していないので、どんなところか分かりません。誰もが必ず死を迎えるのです。その時を迎えるまで人としてどのように生きるのか」と寺院の上り場に立ち、私たちに語りかけるように、そして悟るように、時々ユーモアを交えながら法話を聞かせてくれました。

 法話聴講の後、私たち一行は、浄法寺塗りの見学と盛夏の十和田湖、深緑の奥入瀬渓流めぐりを楽しみ、帰路につきました。(広報委員会)

 

年間行事としてはや16年 新渡戸傳翁命日に太素塚の落葉清掃

 

 十和田市開祖の恩人をまつる太素塚・新渡戸傳翁の命日の9月27日朝7時より落葉清掃をするのが女性会の年間行事に加えられてから、早いもので16年になります。

 不思議にも雨が一度も降った事がないような気がします。

爽やかな秋晴れの朝、広い境内に舞い落ちた葉を寄せ集め、袋に入れる単純な作業ですが、女性特権の手八丁・口八丁で日頃のご無沙汰等の挨拶をしながら1時間半位で終了しました。

 我が家では、腐葉土にしようかと寄せ集めたりしますが今では焼く事もできず、唱歌の「焚き火」が懐かしく環境問題がうらめしく感じます。(会長 勝山美恵)


 告知板 

会員親睦ゴルフコンペを開催

 会員の皆様とスポーツを通じての交流を目的に、第23回ゴルフコンペを開催します。奮ってご参加下さい。

《日時》10月11日(金)午前9時現地集合(時間厳守)、IN9時30分、OUT9時45分スタート、雨天決行。先着40名(10組)

《場所》みちのく国際カントリークラブ 《参加費》5000円(景品・懇親会費含む) 《プレー代》ビジター1人10100円、メンバーはメンバー料金 《主催・申込》当所会員対策委員会・当所総務課24‐1111まで。


 東京駅前に事務所を開設しませんか

 (財)21あおもり産業総合支援センターでは、東京駅前に設置している青森県ビジネスサポートセンターにおいて、首都圏での活動拠点の場として活用できる長期貸しブースの利用企業を募集してます。

《長期貸しブース》1人用、約1坪、月額68000円、電話料、コピー代実費 《会議室》最大24名、1時間3500円 《商談室》4人用・1時間500円、8人用・1時間750円 《問い合わせ先》青森県ビジネスサポートセンター(東京駅八重洲口より徒歩3分)рO3-3271-0900担当・加藤


国連英検を受験してみませんか

 受験そのものが国連を理解したり活動の参加となる国連英検を受験してみませんか。同資格で、大学の推薦入試や編入試験の出願資格、大検資格・教員採用資格の専門試験免除・加点等を実施するところも増えています。

《試験日》1次試験・11月10日(日)、2次試験・1月26日(日) 《試験会場》青森を含む35都市 《受験の詳細・申込》国連英検試験センターрO3-3363-8961 (http://www.unate.or.jp) 《主催》(財)日本国際連合協会


押花教室

まちの駅のモニターエリアで押花を展示しています。今回押花教室を開催します。興味のある方は参加してみませんか。

日時・場所:10月10日(木)13時〜15時 まちの駅(旧松木屋)モニターエリア  受講料:1000円 材料費:1000円位  申込:まちの駅モニターエリア 25−8050 紺野、田中


10月30日 胡弓コンサート  楊 興新(ヤン・シン・シン)

胡弓で語り、胡弓で伝え、人の魂を揺さぶる 楊 興新ならではの美しい音色で、感動の嵐を…

開演6:30PM 全席指定:前売り4000円、当日5000円 

11月26日 ピアノコンサート

ケヴィン・ケナー&フィリップ・ジュジアーノ デュオコンサート

ショパン・コンクール最高位受賞 者2人 夢の競演

開演6:30PM 全席指定:前売り4000円、当日5000円 

チケット取扱い:とうてつダイエー駅ビル店、喫茶キャンシティー、市職員生協売店、サウンドファクトリーデュオ、市民文化センター、十和田商協


 検定情報 

珠算検定試験(準級・下級・暗算)  検定日 12/8 申込受付 10/28〜11/13

102回簿記検定試験(1〜4級)  検定日 11/17 申込受付 10/1〜10/18


 10月の行事予定

1日 秋まつり各町内会との反省会

2日 第3回TMO準備室会議

   2級販売士検定

   大売出し連盟役員会

3日 青森県中小企業危機突破大会

   夜まつりかだって実行委員会反省会

   経営革新講座@

   商議所青年部東北ブロック大会(〜4日、福島)

   全国商議所女性会連合会総会

4日 十和田市駒・農・商まつり実行委員会

   東北新幹線開業効果活用セミナー

7日 経営セミナー(講師:大塚 徹)

   商標セミナー

11日 商工会議所会員親睦ゴルフコンペ

13日 創業講座@

15日 経営指導員等技術研修会(〜16日、盛岡)

16日 十和田地区中金会野外懇談会

   TMO構想策定協議会委員会議

17日 会員事業所と就職希望生徒との懇談会

   パソコン教室(超初心者コース)

21日 広報対策委員会

   市経済常任委員と当所常議員との懇談会

   商工調停士会(キャピトル東急H)

   特定商議所直面問題会議(〜22日、カリアック)

   経営革新講座A

23日 東北六県下中小企業相談所長会議(青森)

25日 国民生活金融公庫八戸支店管内マル経推薦団体連絡協議会議(八戸)

   パソコン教室(ワード)

   小企業者記帳指導協議会

26日 十和田市駒・農業・商業まつり(〜27日)

27日 第166回珠算検定試験

   創業講座A

29日 パソコン教室(ECビジネス)

   (財)日本容器包装リサイクル協会研修会(〜30日、カリアック)


 平成14年度 十和田市駒・農業・商業まつり

10月26日・27日の2日間開催

馬を題材とした十和田市の地域おこしと、基幹産業である農業と商工業が大同団結。

開催日・場所

平成14年10月26日・27日、中央公民館・市陸上競技場・緑地公園周辺ほか

駒まつり

市陸上競技場をメイン会場に、「生きた馬」によるホースパレード・流鏑馬(やぶさめ)・馬っこ飛び選手権などを実施予定。

農業まつり

農産物の収穫祭、共励会、せり市、お弁当料理コンクール、中古車フェア、米・畜産物消費拡大イベント、その他各種イベントを予定。

商業まつり

衣類、食品、電化製品、日用雑貨等の販売。 

主催:十和田市、十和田市農業協同組合、十和田商工会議所

主管:十和田市駒・農業・商業まつり実行委員会


編集部のつぶやき

 7月のYosakoi夢まつり、盆前のきてみでかだって、順延で夏ぎりぎり8月29日の花火大会、そして9月の秋まつり。考えようによっては、切れ間無くお祭りが開催され、夏と秋を満喫したようにも思われる。

 天候に左右される屋外のイベントは、天候に恵まれないと実に大変だ。もっともお祭り参加の当事者たちは「雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズ」祭りを楽しむ。しかし裏方を仕切るスタッフにとっては気が気でないのが正直なところ。正に自然との戦いだ。

 加えて「運行方法に問題あり」と当局からお達しがあった秋まつり、来年以降の行方が気がかりだ。自然を負かすことは出来ないが、こちらは人間のやること。法律遵守はもちろん大切だが、何か名案はないものだろうか。       (かず)

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