十和田商工会議所ニュース

Frontier 2001年9月号  

  潟Tンデーとマックスバリュ東北鰍ェ出店表明で来所

潟Tンデーとマックスバリュ東北鰍ェ、共同で十和田南ショッピングセンターを計画。

8月2日、出店表明で当所を訪れた。説明によると施設の概要は次のとおり。

◎名称 十和田南ショッピングセンター

◎所在地 十和田市大字相坂字小林21外

◎敷地面積 23,007u(第2駐車場含む)

◎建物構造、延床面積、小売業を行う者、開店・閉店時刻

@ホームセンター棟

鉄骨造平屋建4,827.1u、潟Tンデー、午前8時〜午後9時

Aスーパーマーケット棟

鉄骨造平屋建3,351.5u、マックスバリュ東北梶iスーパーマーケット棟内の中小小売業者については未定)、午前9時〜午後11時(年間6日6時開店予定、年末年始・お盆等)

B物販店棟

鉄骨造平屋建690.5u、未定、午前10時〜午後8時

◎店舗面積合計 7,337.33u

◎駐車場収容台数 482台(午前7時45分〜午後11時15分、但し年間6日は5時45分〜。出入口の数5箇所。)

◎出店説明会 関係機関の指導に基づき、日時を決定の上、チラシまたは新聞にて公告、説明会を実施する予定。

  国道4号線の相坂歩道橋から予定地を臨む


会議所議員選挙は9月18日告示

今回から全国統一の任期開始  今年11月1日から3年間

 8月29日開催された臨時議員総会において、本年度開催される議員選挙・選任日程が左記のとおり決定した。今回より役員・議員の任期は、全国統一の任期及び始期が適用され、平成13年11月1日から平成16年10月31日までの3年間になる。選挙選任についての詳細は、先に「号外」として会員及び特定商工業者の皆様にお知らせしているので是非、ご一読いただき、ここでは概略にとどめたい。 

商工会議所議員とは 議員の地位

 商工会議所議員は、商工会議所の最高意志を決定するための議員総会の構成員であって十和田市の産業、経済界を代表して商工業者の意志を表明し反映する重要な地位を占めているものです。

議員の権限

 議員は、議員総会において商工会議所の事業活動に必要な事業計画及び予算その他、本商工会議所の運営に関する重要事項を審議決定する権限を持っております。

議員選出の区分と定数

 商工会議所は議員制度をとっているが、議員には、商工会議所の会員と会員外の特定商工業者が選ぶ1号議員(定数37名)、部会割当数に応じて、部会員の中から選任する2号議員(定数20名)、そして当所のさらなる機能発揮と運営強化を図る趣旨で、定款の定めに応じて選ばれる3号議員(定数3名)の3種類がある。任期はいずれも3年と定められております。 

議員になるための資格

 選挙人名簿縦覧最終日(9月21日)までに当該年度会費を納入している当所会員の方は、だれでも選挙権と被選挙権を持つ。ただし、会員以外の特定商工業者は選挙権のみ。

議員を選ぶ人(選挙人)

《1号議員》会員と特定商工業者による選挙で選ばれる。会員の選挙権数は、会員の持ち口数に応じて最高50個、会員以外の特定商工業者は1個。〔注意〕選挙人名簿縦覧最終日(9月21日午後5時)までに、当該年度の会費または負担金を納入していなければ選挙権及び被選挙権を失うことになります。(また会員になるための新規加入の申込や、持ち口数増口等は9月21日で締切)

《2号議員》各部会を開催し、部会員の中から選任される。

《3号議員》会頭が常議員会の同意を得て選任する。

1号議員は立候補で

 1号議員に立候補する方は、選挙長宛てに、負担金を添えて、立候補届けを提出しなければならない。9月18日から10月12日まで立候補を受付し、10月16日の立候補辞退締め切り後、候補者が定数を超えている場合は、10月26日午前9時から選挙となる。

 なお、候補者が定数(37名)を超えない場合は、選挙は行われず、無投票当選となる。ただし、定数が5分の1以上欠員となった場合は、補欠選挙を実施する。

役員選任は11月1日の組織会で

 役員は、全議員60名が選任されてから、一定期間を置き開催される新議員による臨時議員総会(組織会)において選任される。

 会頭は議員総会において会員のうちから、副会頭は議員総会の同意を得て会頭が会員のうちから、専務理事は議員総会の同意を得て会頭が、常議員は議員総会において議員のうちから、監事は議員総会において会員のうちからそれぞれ選任される。

平成13年度 十和田商工会議所議員選挙・選任日程

基本名簿調整…9月1日(土)

選挙人名簿縦覧告示…9月10日(月)

選挙人名簿縦覧期間…9月14日(金)〜9月21日(金)

1号議員選挙執行告示(定数37名)…

…9月18日(火)午前9時〜

新加入・増口締切…9月21日(金)午後5時

常議員会…9月21日(金)午後5時30分

選挙人名簿の確定…9月27日(木)午後5時

立候補届出受付の締切…10月12日(金)午後4時

立候補辞退期限…10月16日(火)午後4時

選挙日…10月26日(金)午前9時〜午後5時

2号議員選任(定数20名)

部会開催…10月2日(火)午後3時

3号議員選任(定数3名)

常議員会開催…10月1日(月)午後3時

臨時議員総会(組織会)…11月1日(木)午後3時


 市が当所の要望事項に回答 合同部会で現況を説明

駒っこバスの通年運行支援は地域づくり団体が中心の運行で

 8月7日、当所では合同部会を開催し、去る7月12日に市へ提出した最重点要望事項14項目と重点要望事項11項目について、その進捗状況等を説明してもらうため、市長及び市の担当部課長を招き、説明会を開催した。当日は、当所の会員約130名が出席し、要望事項について市当局は次のとおり説明した。(誌面の都合上、最重点要望と新規の重点要望のみ掲載)

最重点要望事項

1.新幹線八戸駅に直結する道路(八戸・十和田・奥入瀬ライン)の早期完工促進(具体的には次の3項目)

(1)東北縦貫自動車道八戸線と主要地方道八戸三沢線の交差点付近にインターチェンジの建設

(2)上市川地区のバイパス建設促進について

(3)国道45号線への接続のための奥入瀬(六戸町)の「睦橋」の改良整備促進について

 インターチェンジの建設に係る要望については、八戸・十和田・奥入瀬川ライン整備促進期成同盟会の要望活動事項でもあり、引き続き関係機関に要望して参ります。

 上市川地区のバイパス建設促進については、県に対する市の重点事業要望説明会でも要望しておりますが、県から主要地方道八戸三沢線の上市川工区及び張田工区とも引き続き用地取得と工事の促進を図ることとしている回答を得ております。

 六戸町「睦橋」の改良整備の促進については、国道45号から主要地方道八戸三沢線までは六戸町の都市計画道路となっており、現在、整備中であります。

 しかし、奥入瀬川の睦橋の架け替えは難しいと聞いておりますが、今後も引き続き要望して参ります。(土木課)

2.東北縦貫自動車道八戸線(八戸・青森間)の十和田市近郊地区へのインターチェンジ設置とそのアクセス道路の整備促進について

 整備計画区間への格上げ等早期実現については、関係機関に対して期成同盟会等を通じ要望しております。

 当市近郊地区へのインターチェンジについては、(仮)天間林IC、(仮)十和田・上北IC、三沢・十和田・下田ICが基本計画区間の中で計画されています。

 アクセスについては、今後の推移を見ながら関係市町村と協議して参ります。(土木課)

3.十和田市と三沢空港を結ぶ道路の早期完工促進

 主要地方道三沢・十和田線の七百工区は、平成13年度に完成する予定であります。

 空港までの全線の整備について、県は計画がないようですが車両交通等の推移をみながら、市内駅周辺から三本木農業高校区間の歩道等の整備を含めて関係機関に要望して参ります。(土木課)

4.国道45号・102号の4車線化の整備促進

 国道45号の整備については、下田地区の拡幅工事が一部完了しており、残る区間についても引き続き整備促進を関係機関に要望して参ります。(土木課)

5.国道102号沿線(国道4号バイパス〜国道4号1丁目交差点間)の交通混雑緩和の為の道路拡幅整備の促進

 国道4号と国道102号の1丁目交差点は、交通混雑緩和を図るため、交差点改良整備を関係機関に要望しております。

 また、国道102号沿線の道路拡幅整備については、毎年重点事業要望で県に働きかけております。(土木課)

6.国道102号(十和田通り)の歩道・側溝の整備促進

 国道102号(通称十和田通り)のバリアフリー化された歩道整備は、平成12年度で完工となっております。その後の整備については、今のところ計画はないと伺っておりますが、今後の整備に向けて要望して参ります。(土木課)

7.東北新幹線八戸駅から十和田市内観光並びに十和田湖観光ルートの設定と遊覧バスの運行方促進(※)

 新幹線八戸駅開業のインパクトを最大限に活かした圏域の観光振興を図るため、現在、近隣市町村が構成する広域観光協議会に加盟し、十和田湖を始終点として各地域の観光資源を巡る観光ルートの開発、観光利用を目的とした交通網の構築に取り組んでいます。

 また、そのためには、首都圏及び他県からの観光客のニーズに応えることができる観光資源・施設の充実が不可欠であり、今後、一層、観光関係団体や民間事業者に働きかけを行って参りたいと考えております。(商工観光課)

8.新渡戸記念館の整備と太素塚の環境整備の促進(※)

 新渡戸記念館は、築後36年を経てかなり老朽化しておりますが、現時点では具体的な改築計画はありません。しかし、当市の歴史・文化を知るとともに、観光資源としても重要な役割を果しており、今後、改築について検討する必要があるものと認識いたしております。

 また、太素塚の環境整備につきましては、都市公園としての機能整備のほか、太素顕彰会の中で検討されるものと考えております。(商工観光課)

9.東北新幹線八戸駅と十和田市を結ぶシャトルバスの運行方促進(※)

 本要望につきましては、青森県に対する市の重点事業要望説明会において要望しておりますが、県は新幹線開業効果を最大限に生かすため、県内各界各層の方々で構成する新幹線青森県開業効果活用協議会において、交通アクセスも含めて現在検討しているということでありますので、その結果を踏まえて関係機関に要望して参ります。(企画調整課)

10.三沢空港の輸送体制の充実強化(※)

 要望の件については、平成14年度における市の重点事業要望として、県に対し要望しているところであります。

 県では、昨年実施した需要予測等の調査結果を踏まえつつ、今年度は、三沢空港の新たな利・活用方策についての詳細な調査を実施することとしており、今後も引き続き関係機関に働きかけて参ります。(企画調整課)

11.国土の均衡ある発展を図る観点から、社会資本整備の不十分な本県への公共事業の大幅確保

 公共工事を活用して社会資本整備を進めることは、今後とも必要であると考えています。

 このため、当市を含む青森県に必要な社会資本整備が何であるか見極め、必要な公共工事を確保できるよう県等を通じ国に働きかけて参ります。(財政課)

12.市立中央病院の現在地における増改築の推進

 市立中央病院の建設については、現在地での増改築と新築移転の構想を策定し公表したところであります。これを踏まえて、市民アンケート調査や市民懇談会、青森県が示した自治体病院機能再編成指針に基づき、鋭意検討しているところです。(病院業務課)

13.公共事業の発注の平準化並びに総合工事発注における元請事業者に対する地元専門業者の第一次下請登用の指導方について

 公共工事は、地域経済活性化のために大きな役割を果たすものであり、1年を通じて公共工事を発注するよう平準化に努めることは、県内建設業の育成振興、公共事業の効率的な施工の確保を図る観点から有効な手段であると認識しております。

 また、下請け業者の選定は元請業者が決めることですが、機会を捉えて元請業者に要請したいと思います。(財政課)

14.市内循環駒っこバスの通年運行の実現(※)

 循環バスの実施にあたっては、市が運行するということではなく、TMOやまちづくり団体が、地域活性化対策の一環として運行することが望ましいと考えており、地域づくり団体等が中心になって運行するのであれば、当該事業に対して支援を検討して参ります。(商工観光課)

重点要望事項の新規

 下北半島縦貫自動車道の天間林インターと日本海沿岸自動車道小坂ジャンクションを結ぶ高規格道路建設促進

 本要望については、平成14年度における市の重点事業要望として、県に対し要望しているところであります。

 県では、高規格幹線道路は、国の枠組みによって整備が進められており、現状から見て本要望は長期的課題として受け止めており、市としては、同構想路線が本地域の発展を担う大きな可能性を秘めていることから引き続き要望して参ります。(企画調整課)

(※)は新規の項目


きてみでかだって広場(8月10・11日開催)

 初日はあいにくの雨、商工会館1階ホールでミスとわだ2001が開催。ミスに選ばれたのは笈刷屋のとざわに勤務するパソコンオペレータの野田知亜紀さん(写真左・21才)と市立中央病院の業務課に勤務する簗場ひとみさん(写真右・25才)。これから1年間よろしくお願いします。

2日目は駒っこ広場で、われらがウッチャンこと、RABサービスの内山千早さんが率いるウッチャンバンド。ベンチャーズからサザンまで、なつかしのヒットソングを披露。 

 

一芸フェスティバル(8月5日)

 商店街振興組合連合会の七夕まつりで、中央商店街無料駐車場に特設テント・ステージを開設。大道芸、マジック、漫才等1人15分以内で一芸を披露。11組の出演者が場内を沸かせた。 

 

エネルギー講習会(8月9日、当所で開催)

 当所の生活文化商業部会(高屋健一部会長)が(財)日本エネルギー経済研究所石油情報センターの協力で開催。石油・エネルギーと地球環境、省エネ問題等を理解するために、石油製品、LPガスに関する的確な情報を提供。 

 

わかりやすい介護保険説明会(8月24日、当所で開催)

 当所の厚生部会(盛田健部会長)主催で、2000年4月からスタートした介護保険。その仕組みや施行後の経過を市の担当者を招きわかりやすく説明した。   


中心市街地活性化に向けて 隣接周辺地区の街区説明会が始まる

市商振連イエローキャップ事務局長 小笠原秀男

イエローキャップ情報D

1.大型SC情報収集委員会

 6月ジャスコからの申し入れに対し、情報収集のためにTMO推進協議会で組織された小委員会では、7月30日にジャスコ開発担当者を招き、出店に対する考え方などを聞きました。しかし、ジャスコ側はこれまで発表した域を越えず新たな計画提示はありませんでした。大型SCの受け入れを考えている当協議会では、今後の取るべき道を真剣に検討しています。

 TMO推進協議会では、「基本構想策定のためには住民との合意形成を大切にすべき」という原則論や、「大型SCの受け入れを決めて街区を決めていくべきではないか」「大型SCのタイムスケジュールに合わせることなく、住民の考え方を尊重すべき」「二本立てでも計画を討議してはどうか」といろいろな意見が出ています。

 結論を急がず、住民の意見を最大限に尊重できるような配慮が必要とされるのではないかと思います。

2.周辺地区懇談会開かれる

 8月23日を皮切りに8月30日まで6ヶ所で街づくり懇談会が開かれました。思ったより出席者は少なく区域内住民の意見を反映するまで程遠い感じを受けます。

 懇談会は、基本計画が作成された経緯と内容の説明から始まり、出席者の理解を得ることに徹しました。

 参加者からは、「基本計画を十分理解できていないので街づくりは良く分からない」「官庁街通りは自慢できるが近くに他の施設がなく、七戸の美術館のような文化的なものが欲しい」「イベントはできるだけ街なかで行い、継続性を持たせるべきである」などの意見が出されましたが、根気よく住民の理解を得るための会合を繰り返し行う必要があり、計画の主旨を伝える難しさを感じます。

3.住民に支えられて28年間

 8月18〜19日、南商店街の研修視察に参加し、盛岡市材木町商店街(振)主催の「よ市」を視察してまいりました。

 「よ市」は街路延長430mに100店以上の露店が並び賑わっています。事務局長の説明によれば、昭和49年にスタートした「よ市」は4月から11月の8ヶ月間、毎週土曜日午後3時から午後7時まで開かれます。場所代は無料、月会費約3000円と安いため、出店者は周辺農家から地元商店街までバラエティに富んでいます。農家の産直販売や下駄履きで買い物する風景がとても印象に残りました。また、コスト削減のため、「よ市」実行委員会のメンバー3〜4人が交代で奉仕しています。さらに、集めた会費は期間中のイベントに全額還元されるということです。

 昭和40年代前半、国道廃止と他商店街に押され気味で危機感を募らせていた材木町商店街(振)の若手グループが、庶民感覚を前面に大型店や他の商店街との差別化を図ろうと始めたのが「よ市」でした。以来、「よ市」を継続することにより、消費者や住民から信頼を得、ハード整備として「いーはとーぶアベニュー材木町」が誕生したそうです。

 住民や消費者、そして商業者と意気の合った「よ市」は、まちづくりのなかで最も大切なことだと感銘を受けました。  

8月、6ヶ所で街づくり懇談会が開催された


労働関係の助成金 〜とてもいい話〜

継続雇用制度奨励金 能力開発給付金  社会保険労務士 石倉 伸一  

 倒産、リストラの大波に飲み込まれ、今日本は不況の真っただ中。厚生労働省の大臣さんもいつのまにか主要閣僚の重要ポストになってしまいました。お陰様で各種助成金も充実してきています。今回の「ちょっといい話」は「とてもいい話」になるかもしれません。

 労働関係の助成金は数々ありますが、中身をよくよく見てみますと、中小零細向きの助成金は意外と少ないような気がいたします。そんな中、わたくしが個人的に「これはオイシイかも…」と思える助成金を今回ご紹介してみたいと思います。

 1つ目は、61歳以上の定年延長等の制度を導入し、継続雇用制度を確立した事業所に支給される「継続雇用制度奨励金」です。この助成金は、定年を61歳以上の年齢に引き上げたり、定年後に再雇用制度等を導入した事業所さんに、導入制度の内容や従業員さんの人数により、最低年50万円から最高300万円が該当従業員さんが在籍している間5年間支給されます。問い合わせ先は、高年齢者雇用開発協会(017-775-4063)になっております。

 2つ目は、従業員さんの能力開発のため、研修等(社命による)を計画・実施(一定時間数以上)した事業所さんに支給される「能力開発給付金」です。この助成金は、事業所さんの業種に必要と思われる研修等を行う場合、事業所内において講師を招いて研修したり、または従業員さんを研修機関に派遣し研修させた場合、講師への謝金や教科書、会場費などの運営費が事業所さんの規模や研修内容によって2分の1から3分の1助成されます。また、派遣の場合は研修機関への入学金や受講料、教科書や材料費などの費用の3分の2から3分の1が助成されます。また、研修期間中の賃金まで支給してくれます。従業員さんの年齢により、1日3,000円から5,000円の範囲内で助成されます。まだあります。能力開発という制度を導入したと言う意味から導入奨励金として、一事業所一律30万円助成されます。なんと素晴らしい助成金でしょう。問い合わせ先は、職業能力開発協会(017-738-5561)となっております。


広域まちづくり青年サミット

周辺の青年部青年会議所が意見交換

 上十三地域と三戸郡五戸町・倉石村・新郷村の各地商工会青年部及び青年会議所を参集対象とした、「広域まちづくり青年サミット」が、去る8月27日(月)十和田商工会館で開催された。

 当日は、主催の「環十和田地域合併研究会」の構成メンバーである当青年部や十和田JCを始め、各市町村からオブザーバーを含め約30名が出席、地域住民の視点から考える市町村合併や、先般十和田市が発表した16市町村合併パターンについて、約2時間に渡り討議・意見交換を行った。 

 サミットでは、「合併のメリットだけが強調されがちだが、まずどういったデメリットが考えられ、それをいかに最小限に抑えるのか。その手法を先に住民に示すべき」、「合併に対する意識は、地域によっても個人によっても温度差があり、その温度差を縮めていくことが必要」など様々な意見が交された。   

 一方、16市町村合併パターンについては、「観光としての視点がキーポイントとなるが、合併というより、まちづくりという視点から考えれば良い規模ではないかと思う」という意見の他、合併パターンは「あくまで議論の叩き台」としながらも、「周辺市町村に何の相談もなく、手順が悪いと感じた」、「民意が反映されているとは思えない」など厳しい意見も出された。

 最後に、今回のサミットをスタートに、各地で合併・まちづくりに関する話し合いをもって欲しい。住民アンケートを含め、各地の青年部・青年会議所が同じ目線に立ち、相互の情報交換を行っていきたい。以上の様な意見が出され、サミットを閉会した。


 フォーラム  新幹線八戸駅開業・その光と影

去る8月29日(水)青森市文化会館において、青森県商工会議所青年部連合会主催による新幹線フォーラム「新幹線八戸駅開業・その光と影」が開催された。

 フォーラムには、県内の青年部や関係者ほか約300名が参加、新幹線の八戸駅乗り入れによる青森県への効果と今後の課題について学んだ。

 基調講演では、(財)秋田経済研究所の荒牧敦郎氏が「秋田新幹線開業の経済効果」について講演。パネルディスカッションでは、荒牧氏のほかJR東日本の森直幸氏、元花巻温泉副社長の本木正幸氏、弘前大学教授の香取薫氏の4名がパネラーとして参加し、元弘前YEG会長の三宅誠一氏をコーディネーターに、熱い討論を交した。

 新幹線が八戸駅に乗り入れるにあたり、東京からの所要時間は3時間弱にまで短縮され、この時間的短縮により、ビジネスや観光のほか様々な面で、これまでの地域内競争から、これからは全国的な競争の中に投げ込まれることを、認識することが必要となる。新幹線から見込まれる効果についても、勝手に効果が上がるわけではなく、効果を上げるためにいかに受け入れ態勢を整えるのか、お客のニーズはどこにあるのかを的確に掴むことが大切である。


 活彩あおもり 若年者雇用奨励金制度

 平成13年2月〜3月に25歳未満の若年者を雇い入れた中小企業事業主に対し、雇用奨励金交付申請を受付します。但し、本年1月に見込みで申請している事業主は、再度申請する必要はありません。

《主な申請要件》@25歳未満の若年者を1年以上継続雇用し、事業所の常用者数を増員する見込みがあること。A常用労働者のうち60歳以上で定年退職及び自己都合により離職した者の補充のために雇用した場合は、事業所の常用労働者の数を維持していること。

《奨励金の額》@増員1人20万円A維持10万円

《交付対象者》13年2月〜3月の間に常勤雇用された若年者

《申請期間》13年10月1日〜31日

《問合せ》市商工観光課23-5111内線347


 新規開業応援セミナー 創業塾開催

 新しく事業をはじめられる方や構想をお持ちの方を応援し地域の活性化につなげるべく、標記セミナー(半日コース)並びに創業塾(5日間コース)を開催。創業者及び創業予定者のバックアップと、既存事業の体質強化や転業・新分野進出などをお考えの方を対象に、そのノウハウを習得していただくもの。

《セミナー日時》9月12日(水)13時〜16時30分

《場所》つたや会館(三沢市)

《講師》山下 康博 氏(潟Zミナー青森代表取締役社長)

《定員》200名(受講料無料・先着順)

《問合せ》青森県商工会連合会広域指導センター三沢支所рO176‐52‐5884

《主催》青森県商工会連合会、全国商工会連合会、上十三地域中小企業支援センター

循環型社会対応講習会

 食品循環資源や容器資源の再利用を促進し、循環型社会の構築に積極的に対応することは、これらの問題に深く関わっている産業活動、特に中小企業の発展に不可欠な要素となっている。

《日時》9月20日(木)午後1時〜4時50分

《場所》青森国際ホテル  2階「春秋の間」

《対象》食品関連(製造・流通・飲食店)並びに容器関連の中小規模事業者、商工団体の担当者等

《講習内容》食品リサイクル法、容器包装リサイクル法

《定員》100名

《参加料》無料

《申込・問合せ》所定の参加申込書に必要事項を記入の上、FAXで。(財)21あおもり産業総合支援センター情報支援課

017-732-3246 FAX773-5236 

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