十和田商工会議所ニュース

『Frontier』より 1999年5月

地域振興券発行記念  大売出し・入口広場大イベント

今後の経済効果に期待

第2回目は5月29・30日に開催

uridashi9905.jpg (15314 バイト)当所主催の地域振興券発行記念大売り出し・入口広場大イベントが第1回目、4月24日(土)・25日(日)の2日間、官庁街入口を主会場に開催。当日は、メイン会場での各種イベントと、当所婦人会のなべっこ団子や農協婦人部の新鮮野菜などの駒街道市日、中央商店街駐車場での「みんなで遊ぼう広場」、七・八丁目と三丁目に設置した抽選会場で賑わった。
 記念大売り出し・入口広場大イベントの第1回目初日は天候にも恵まれ、午前11時から入口広場特設ステージで、スーパーギャング「深夜同盟」公開録画が開催。RAB青森放送でお馴染みウッチャン・ヨッチャンの津軽弁トークに会場は大爆笑となった。大ジャンケン大会は、24日・25日の2日間。イベント会場では、集まった150〜200名の大人も子供も全員、ジャンケン勝ち残り、2日間で豪華景品25本、そして3名がメインの自転車を手中にした。

一方、七・八丁目と三丁目に空き店舗を利用して、グアムペア旅行券やお買い物券、子供向けキャラクターグッズなどが当たる、お楽しみ抽選会場を設置。また、中央商店街駐車場でも当所主催で商店街連合会の自主的な協力により、「みんなで遊ぼう広場」を開催。広場は、フワフワドームや射的、輪投げ、パターゴルフ、鉄道マニアグループの鉄道模型コーナーなどで賑わった。2日目はあいにくの天気となったが、この期間の人手は、2日間で入口広場約500人、みんらなで遊ぼう広場約400人。 

記念イベント、売り出しの第2回目は、5月29日(土)・30日(日)の2日間。初日はキャラクターショー(救急戦隊ゴーゴーファィブ)を開催。大ジャンケン大会は、同じく豪華景品と自転車が当たる予定。ジャンケン自慢は是非挑戦してみてはどうだろうか・・・。また、「みんなで遊ぼう広場」も2日間開催される。

今回の大売り出し・イベントは、市からの援助をもとに、「地域振興券を持っている人も持っていない人も皆あつまれ」と題して、市内無料バスも運行し、十和田観光電鉄や北里大学の協力と、商店街を巻き込んでの大イベントとなった。

全国的には景気底入れの兆しが出始めていると言われているが、地域振興券の経済効果は、この十和田市においてどれだけ発揮されているのか、一部疑問視する声も聞かれる。しかしながら、このようなイベントを契機に商店街の自主的な動きと、商工会議所の連携の中、今後前向きな効果が現れることが期待される。


平成11年度 会員の皆さんとのパイプ役

小規模企業振興委員ご紹介

当所では小規模企業の経営改善のお手伝いをするため、経営指導員による相談指導を行っていますが、さらに身近なお手伝いをするためのパイプ役として、「商工相談員」制度を設け、「つねに気軽に親切」をモットーに昨年度に引き続き委嘱された11名の方々が、経営上のあらゆる相談に応じています。あなたの身近な振興委員にお気軽にご相談ください。 (順不同・敬称略)

  ・泉 電 気 工 事 店          泉   せ つ        電話23−5097
  ・駒 形 工 務 店            駒 形 久美子 電話23−9557
  ・ク ド ー 事 務 機           工 藤 文 雄 電話23−5588
  ・看 板 ハ ウ ス             気 田 博 幸 電話23−4954
  ・(有)竹ケ原建設          竹ケ原 金 雄     電話23−2184
  ・(有)ペイントサポート       佐々木 三 夫      電話28−3968
  ・(資)鈴木繁男商店        鈴 木 収 三        電話23−4321
  ・ 高岡和人税理士事務所    高 岡 和 人        電話25−4140
  ・(有)共 栄 社          滝 田 新 一       電話23−2492
  ・程 川 電気工事(株)      程 川 竜 児 電話23−4634
  ・(有)舛舘塗装興業      舛 舘 百合子 電話23−8615


個性と魅力ある観光商業の形成のために

「生きた馬」の活用を提言

当所むらおこし事業 地域特産品等開発事業実行委員会(観光小委員会)

tokusan9905.jpg (4418 バイト)現在、十和田市は観光商業都市を標榜し、かつ、馬にこだわったまちづくりを目指し、この施策の一環である馬事公苑整備事業をはじめとした関連事業を展開している。当所むらおこし委員会(観光小委員会)では、馬にこだわった観光開発振興を図る上で、その認識と意見が一致した点を独自に取りまとめ、去る4月20日市長に次のように提言した。

提 言

馬にこだわったまちづくりを目指すにあたり、この観光振興方向に「生きた馬」を取り込み活用すべきである。

この提言の意とするところは、「生きた馬の活用」を図ることによって、(1)当地ならではの個性・特色を強くアピールできること。(2)「観る」「触れる」「遊ぶ・楽しむ」「学ぶ」という面が一層増幅され、レジャー・観光の他に、福祉、健康、教育、文化などの面においても、馬と歴史の見なおし、ふるさとの自然の再発見など、さまざまな意義を持ち、効果をもたらすことになるとしている。

委員会では今回の提言について、市当局における真摯な検討を期待している。


LOBO3月結果

7ケ月連続マイナス幅縮小   景気底入れの兆しか

先行き期待大きい

(早期景気観測)
日本商工会議所が4月1日に発表したLOBO(早期景気観測)調査3月の景況を見ると、全産業で業況DIのマイナス幅が前月水準に比べ縮小し、全産業合計の業況DI(前年同月比ベース。以下同じ)は前月水準(▲56.2)よりマイナス幅が7ポイント縮小して▲49.2となった。昨年8月に平成元年4月の調査開始以来の最低値(▲66.9)を記録した後、7ヵ月連続のマイナス幅縮小が続いているが、3月は最も大きなマイナス幅縮小となった。

産業別に見ると建設業では、経済対策により公共工事が増加している一方で、公共工事は中小零細までまわってこない例もある。先行きについては、新年度工事の早期発注を期待している。また、民間工事は依然低迷しているが、一部から「住宅金融公庫の申し込みが増え、住宅メーカーには久々の追い風」「住宅着工件数は喜ぶほどではないが増加している」などの声がある。

製造業では、受注の減少が多いが、メーカーによっては若干受注増(電気機械ほか)など企業間格差もある。また、製材など住宅関連で現況は厳しいが、先行きを期待している。

卸売業では、業況低迷を指摘する一方で、「経済対策の効果が少しは出てきており今後に期待している」「景気の底上げの兆候がやや感じられる」といった声もある。

小売業では、個人消費の不振による業況低迷が続いているが、一部から「底ばいながら一部明るい兆しも出てきた」「春物婦人服が好調に推移するなど明るい兆しが見える」などの声も寄せられている。地域振興券については、「効果あり」と「効果は薄い」とに評価は分かれている。

サービス業では、飲食で歓送迎会シーズンへの期待が外れたが、旅館からは一部で年度末を迎え工事関係者の宿泊が増加がある。しかし、総じて客数は減少している。

向こう3カ月(4〜6月)の先行き見通しは、全産業合計の業況DI(3月比ベース)が▲32.4となっており現状より好転するとの見方になっている。 景気に関する声、当面する問題としては、公共工事の前倒し執行や地域振興券の効果に対する期待が大きい。


21世紀を担うベンチャー企業を応援

平成11年度さくらベンチャー育成基金

今後日本経済の発展と国民生活水準の向上に貢献しうるベンチャー事業を行う中小企業や、個人に対して選考の上助成金を交付します。

<助成の対象>
・新技術や新製品の研究開発、新サービス提供に関する企画を手掛けている研究者。
・事業化の可能性が高く新産業・新事業の創出、技術革新につながる可能性をもったプロジェクトや環境・福祉・教育・医療・防災などの社会に役立つことが見込まれるプロジェクト。
・新技術や新製品の研究開発、新サービスの提供に関する企画資金。

<助成金交付額>
対象費用の合計額の2分の1以下であり、500万円または300万円を限度とします。
年間10件程度を予定しています。

<選考重視項目>
・プロジェクトの新規性、市場性、目標達成能力
・プロジェクトの社会的能力
・資金使途など


<募集締切>  平成11年6月30日
<「採」「否」の通知>  平成11年10月末(予定)

お問い合わせ先
公益信託さくらベンチャー育成基金(受託者・さくら信託銀行株式会社 信託営業部)
東京都中央区日本橋本町3−4−10さくら本町ビル7F
TEL03(3242)3900


鈴木健二のニュー・ルネッサンス人間復活 青森塾

<対象>県内在住の成人。但し「欠席せず、連続して受講できる方」
<受講料>無料
<募集人員>各期とも土曜クラス、日曜クラス各20名、多数の場合は抽選
<応募方法>往復はがきに、氏名(ふりがな)・性別・職業・年齢・住所・電話・希望する期・曜日をお書きの上申込み〒030−8540青森市新町二丁目3−1 青森県教育庁生涯学習課「鈴木健二あおもり塾」係宛


講座時間9:00〜16:00
開設場所   県総合社会教育センター(青森市)

第5期

第1回 9/18(土) 9/19(日)
第2回 9/25(土) 9/26(日)
第3回 10/16(土) 10/17(日)
第4回 10/23(土) 10/24(日)
第5回 11/20(土) 11/21(日)

第6期

第1回 1/15(土) 1/16(日)
第2回 1/22(土) 1/23(日)
第3回 2/19(土) 2/20(日)
第4回 2/26(土) 2/27(日)
第5回 3/11(土) 3/12(日)

公開講座 

11/28(日)13:00 〜16:30 八戸市公民館ホール

 3/19(日)13:00 〜16:30 弘前文化会館ホール

募集期限 第5期 9/3(金)まで 第6期12/24(金)まで


融資利率情報
マル経の金利は年2.15%
マル経(小企業等経営改善資金融資)の融資利率が年2.15%に変更されました。
(平成11年4月21日より)

融資対象 

商業・サービス業の場合     常時雇用が5人以下
製造業・建設業等の場合  常時雇用が20人以下
融資限度  (1)運転資金 (2)設備資金に対して最高550万円他、別枠450万円以内利用可
返済期間・運転資金→5年以内  ・設備資金→7年以内
申し込みは当所(24−1111)相談所

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