平成10年度の知事・関係部長に対する要望事項説明会が、去る６月25日（水）ホテル青森にて開催された。この日説明会では、県連の会員大会で採択された県内各商工会議所からの要望事項を提出し、県知事と各関係部長に対して県内７商工会議所の会頭・副会頭が要望事項についての具体的な説明を行った。
当会議所からの要望事項は、次に掲げる共同・単独（新規、継続）合わせて15項目。内、⑦と⑭の２項目について当会議所平野副会頭が具体的説明を行った。（以下十和田商工会議所の要望事項）
【共同】
①商業振興を図るため中小小売り業者への指導強化について ②原子燃料サイクル関連の研究機関、及び施設の誘致促進について ③中心市街地への駐車場設置の支援、並びに大型公営駐車場の設置について ※④公共事業費の拡大確保に関する要望について ※⑤商業関連三法に対する指導強化について ※⑥公共事業の発注の平準化並びに総合工事発注における元請事業者に対する地元専門業 者の一次請負登用の指導方について
【単独】
※⑦八戸・十和田・奥入瀬ラインの整備促進について（十和田・八戸） ⑧奥入瀬川水系熊ノ沢川・熊ノ沢川治水ダム建設事業（熊ノ沢川ダム）の促進について ⑨国道４号十和田バイパスの早期完成について ⑩三沢空港へのアクセス道路として主要地方道三沢・十和田線の早期完工について ⑪むつ小川原地域へのアクセス道路の整備について ⑫商店街近代化整備促進について ⑬土木工学・都市工学を中心とした県立科学博物館の設置促進について ※⑭県立馬術競技場の設置促進について ※⑮国道４５号、１０２号（十和田市～下田町間）の４車線化の建設促進について
※は新規要望 以上継続９件、新規６件の合計15件。
各商工会議所からの具体的説明とそれに対する県の答弁は、時間の都合上各々数件に限定されたが、当所が受けた答弁は、次の２件となった。
⑦については、「県南地域と八戸駅とを結ぶ重要なラインと認識している。現在は上市川・張田工区が進められている。１０２号・４５号の整備、インターチェンジ設置、奥入瀬川の新しい橋については現在進められている工事の進歩状況を見ながら計画していきたい」（奈良青森県土木部長）
⑭については、「県スポーツ審議会の提言をもとに、10年度は県全体の施設整備について検討する。その中で馬術競技場についても調査・研究を進める」（松森青森県教育長）
大規模小売店舗立地法案（立地法案）、中心商店街活性化法案（活性化法案）、改正都 市計画法案の街づくり関連３法案が、先月の参議院本会議で原案通り可決され成立した。
この３法案成立に伴い参議院の各関係委員会で行われた附帯決議は、立地法案に対して は「地域・街づくりにも十分配慮して指針等を策定する」など５項目、活性化法案に対し ては「市町村への情報提供及び市町村からの基本計画の受理を一元的に行う窓口を設ける など、手続き面での負担が過重とならないようにする」など５項目、改正都市計画法案に 対しては「商業機能の適正配置など広範な目的で特別用途地区を十分に活用するよう、市 町村に対し指導・支援すること」など６項目、衆参両院合わせて６本、34項目の附帯決議 となり、日本商工会議所と各地商工会議所が一体となって働きかけてきた「街づくり」重 視の観点が明示される結果となった。
しかしながら、今後策定される３法の政省令が地域の進める「街づくり」に実行性があ りそして整合性のある運用がされるよう、また、「街づくり」観点の具体化や地域の自主 性の尊重・確保が円滑に行われるよう働きかけていくことが重要な課題と思われる。
去る６月24日（水）グランドホールに於いて、当所稲本会頭の藍綬褒章祝賀会が３００ 名を超える出席者の中で、盛大に開催された。
祝賀会では、10名の祝賀会発起人の代表で ある当所平野副会頭の挨拶に始まり、来賓挨拶として市の斎藤助役、江渡衆議院議員、丸 井、田中両県議そして会頭の幼少からの友人の会「和中会」の中村至孝氏が祝辞を述べた 。また、出席者の中には稲本会頭と同時に藍綬褒章を受章した当所盛田部会長の姿も見え 、祝賀会にかけつけた出席者からの祝福の渦の中に、喜びと感謝の気持ちを隠しきれない 会頭ご夫妻の様子がうかがえた。
当所では、（財）日本エネルギー経済研究所の協力を得て、石油製品及びＬＰガスに関 する的確な情報の提供を目的とした講習会を開催致します。
最近の国際石油情勢は需給・価格とも比較的落ち着いた動きをしていますが、ＯＰＥＣ 諸国の原油生産動向等なお不透明な要因が多いこと、また規制緩和の一環として特定石油 製品輸入暫定措置法が廃止されたことに伴い、製油製品（灯油・ガソリン・軽油）価格も 国際市場の影響が表れてきていること、さらに家庭用プロパンを中心とするＬＰガスにつ いても、規制緩和と取引の適正化の観点から法律改正が行われ、競争の促進が期待されて います。このような状況から、一層のご理解をいただくため表記エネルギー講習会を開催 致します。
日時 ７月22日（水）午後２時から
場所 十和田商工会議所５階
申込み 当所企画情報課 ２４－１１１１（代）
10月10から11日に開催される、「駒フェスタとわだ」に自主企画で参加したい事業所・ 団体を募集します。
募集期間 ７月15日～８月７日
応募資格 十和田市に住所を有し、出展規定を満たす事業所・団体
募集企画 「駒フェスタとわだ」の開催趣旨にあった内容の企画（但し、物品販売のみの企画は対象外となります。）
※応募用紙他詳細は市商工観光課まで。０１７６（２３）５１１１内線３１１
県では、消費の低迷等の影響から業況が未だ回復せず、売上の減少等から資金繰りに支 障を生じている県内の中小企業者の方の経営の安定を図るため、長期かつ低利な「青森県 中小企業経営安定化緊急支援資金」を緊急的に創設し、７月１日からスタートしましたの で、お知らせします。
融資対象者
最近３か月間の売上高が平成６年以降のいずれかの年の同じ時期に比べて５％以上減少するなど一定の要件を満たしている方
融資限度額 運転資金 １企業につき２，０００万円以内
融資期間 ７年以内（うち据置期間１年以内）
貸付利率 年１．９％
保証料 年０．７％（無担保保険に該当する場合は、年０．６７％）
受付場所 十和田商工会議所
※この融資制度を受けるには商工会議所の推薦書が必要ですので、商工会議所等に御相談下さい。 取扱金融機関・県内金融機関（都銀、地銀、信金、信用組合、商工中金）
※詳細については下記問い合わせ先にお問い合わせ下さい。
【問い合わせ先】 十和田商工会議所中小企業相談所 電話２４－１１１１ 青森県信用保証協会十和田支所 電話２３－４３３１ 青森県商工政策課 電話０１７７－３４－９３６８
このたび、小売商店・サービス業種店主有志がソフト面からの個店強化の方策として一 店逸品の研究と実践の為の研究会を発足させることとなり、これに賛同し入会を希望する 仲間を募っています。
この研究会発足に向けてのきっかけは、昨年度当商議所が主催し、 ２回シリーズで開催した「一店逸品運動セミナー」の受講者の中から、さらなる研究と実 践のため、有志が自主的に相互に研鑽し合おうとの気運が高まり、この研究会発足に向け ての動きとなったものです。「一店逸品運動」とは、各個店が他の店とは違う特色、個性 づくりをすることで、これがお客の支持を得ることによって、対大型店等との価格競争か ら脱皮した商売を行うための柱づくりを指します。
この研究会は、他店とは違う、負けな い当店にしかない商品やサービスあるいは"こだわり"を持とうとするソフト面からの個 店強化を図っていくグループです。会員等細部はこれからの発足時に合議のうえで詰めていく予定ですが、研鑽と実践に向 け気さくに語り合える場としたいとの発起人有志一同の考え。
入会希望者は７月18日（土）左記６名の各発起人あて、もしくは当商議所中小企業相談 所（入会取次ぎ）へ電話にて申出下さい。
「一店逸品研究会」発足発起人
◆吉田和雄（七丁目吉田屋）
◆成田喜幸（四丁目成田食堂）
◆菅野勝政（相坂・フジサカクリーニング）
◆野月広之（三丁目パオステーション）
◆溝口重篤（五丁目（有）みぞぐち布団店）
◆夏川戸功（五丁目おしゃれグループアン）
去る５月26日（火）しもやま旅館において、我が青年部の本年度最初の例会として、10 年度の通常総会が開催された。 議案は、①平成９年度事業報告、②平成９年度収支決算以上２件についての承認を図る こととなった。 ４月24日（金）に開催された監査会の報告の後、会員への承認を図ったところ、満場一 致で承認を得ることができた。又、同ＯＢ会の通常総会も同時に開催され、終了後、合同 懇親会が盛大に行われた。
去る５月19日（火）ホテル青森において10年度の県連役員会及び通常総会が開催された。 当青年部から４名出席し、議案は平成９年度の事業報告と収支決算の承認であったが、 出席者の満場一致で承認を受けた。 又、今年度は商工会議所青年部の全国大会が青森県で開催されるということで、県連事 務局からプレゴルフコンペと全国大会の開催要綱の説明があった。 全国大会は11月６～７日に、青森県文化会館、ホテル青森、ねぶたの里を会場に、参加 予定者三千人という規模で、分科会や記念式典、大懇親会が行われる予定となっている。
(イベントの目玉恒例の子供魚つかみどり大会)
今年も十和田商工会議所青年部主催の「駒街道フリーマーケット」を来る７月26日（日曜 日）に開催する予定です。最終的に決定しましたら改めて案内する予定ですが、今年も多 数の参加者を募集致します。
募集内容ですが例年通り自主出店販売と代行販売の二本立てを基本とします。 自主出店販売は年々参加者が増えており、出店数制限20店を超える可能性もありますので 、なるべく早く申し込み下さる様お願いします。 また代行販売は品数が少量で出店するまでには至らない方々の為の販売方法であり、多少にか かわらず受け付けますので、是非出品して頂きたいと思います。
今年で５回目ですが、これまで毎年参加されている方もおりますし、初めての方も大歓迎 です。「フリーマーケット」にふさわしい品物を持ち寄って、楽しい一日を過ごしましょう。 出店の内容、条件等については、当青年部で色々と工夫検討はしておりますが、より良い イベントとなる様皆さんからのご意見ご希望等有りましたら遠慮なくお申し付け下さい。 お待ちしています。
この他の行事として、子供達から大人まで大変人気のある「魚つかみどり大会」、「馬っこ観覧車」、 「アメリカンデー、ハッピーバザール」、さらに昨年から実施している「屋台村」のコーナーも 設ける予定です。
日時 平成10年７月26日（日）
午後10時から午後５時迄。但し、屋台村は午後７時まで開催。
場所 十和田市「官庁街通り」（ＮＴＴ～税務署前付近）
参加料 無料
参加資格 十和田市及び周辺に在住の方 （18才以下の方は保護者が必要）
出店制限 飲食物や火気を用いたもの、風俗及び公の秩序を乱し又は衛生上害のあると認 められる物はご遠慮下さい。
申し込み締切り 平成10年７月21日（火）
※詳しくは十和田商工会議所青年部事務局24１１１１まで
