十和田商工会議所ニュース

『Frontier』より 1998年3月

3月10日 (火)
個店活性化研修
一店逸品実践セミナー


 お客様があなたの店で買物をされるのは、 「他のお店より優れたところ」 があるからです。 その優れたところをお店の武器として使いこなせているでしょうか? 「一店逸品運動」 はそんなお店の優れた点を見つけ出し、 育てていく活動です。
〔講習内容〕
■一店逸品開発事例に学ぶ
■逸品を伝える
■実施の為の管理システム
講師 宮川 幸浩
まちづくり相談センター・中日本地区担当主任研究員・潟tジタカCMC係長・グラフィックデザイン担当
日時 3月10日 (火) 午後7時〜
場所 商工会議所会館 4階会議室
定員 50名 (定員になり次第、 締め切ります)
申込み・問合せ先 当所企画情報課 24−1111


健康維持にボウリング
健康測定とボウリング教室に116名参加

 当所では9年度健康維持増進支援事業 (国・県補助事業) として、 2月22日並びに26日にイーグルボウルを会場に健康測定とボウリング教室を開催した。
 教室では、 常日頃の健康維持管理のために受講者に健康パスポートの発行と健康読本等を配布、 全員の身長・体重・血圧・脈拍を測定した。
 次いで健康維持面からの生涯スポーツとしてのボウリングと題した講話後、 ボウリング実技・実習を行った。
 なお、 健康読本は当所窓口にも用意してありますので、 ご希望の方はお申し込みご利用ください。


会員限定
海外旅行助成金を利用してソウルへ行こう
韓国・ソウル3日間の旅

 青森空港発着大韓航空利用の格安のツアーを企画致しましたのでお気軽にご利用ください。
フリープラン49,500円より充実プラン78,500円
☆更に海外旅行助成金☆
(1)ウィング助成金…青森空港発着定期便を利用して外国を訪問し、 訪問先の団体との交流活動を実施する団体に交付される。 (但し、 年度内1団体1回限り) 10人以上10万円、 20人以上20万円、 30人以上30万円を限度とする。
(2)アクセス助成金…青森空港発着国際定期便を利用するおおむね20人以上の団体であおもり空港までの貸切バスにかかる経費。 交付金額は、 8万円を限度とする。
出発日…平成10年3・4月中毎週水・金曜日 (但し、 4月29日は除く)
お問い合せ 青森空港国際化促進協議会事務局青森商工会議所 ■0177−34−1311 担当・橋本


週40時間労働制の定着に向けて

約8割の企業が週40時間制に

 平成9年4月1日から、 一週間の法定労働時間は40時間となりました。
 すでに8割近い企業で週40時間制が採用されていますが、 まだ導入されていない企業の経営者の方は、 業務の合理化を進めたり、 仕事の実態に合った労働時間制度を設けたりして、 早急に実施していただく必要があります。
 ただし、 従業員が9人以下の商業、 映画・演劇業、 保健衛生業、 接客娯楽業の事業場については、 事業規模と業務の性質上、 特例措置として引き続き週46時間制のままです。 同様に、 小、 中、 高等学校などの教育職員についても、 当分の間、 週44時間制となっています。
投資や雇用に助成金を支給
 なお、 労働時間短縮に取り組む企業を対象に、 省力化投資、新規雇用などのための中小企業労働時間制度改善助成金や、 週40時間制定着のための事業主団体等労働時間短縮自主点検事業助成金があります。
●お問合せは、 青森労働基準局監督課へ
■0177−34−4111


中小企業における消費税実態調査

◆調査概要
(1) 調査時期 平成9年3月〜6月 (消費税率引上げ前後)
(2) 調査対象 中小企業関係6団体に属する中小企業10,500事業者
(3) 回収数 7,051事業者 (回収率67・2%)

 中小企業庁においては、 9年4月の消費税率引上げに際し、 中小事業者の消費税に係る転嫁状況、 事務負担等の状況を調査するため、 中小企業関係6団体の協力を得て、 中小事業者に対しアンケート調査を行った。
 調査の集計に当たっては、 免税事業者制度の対象となる 「課税売上高3千万円以下の事業者」、 簡易課税制度の対象となる 「課税売上高2億円以下の事業者」 を峻別するため、 課税売上高階層別に集計を行った。 調査結果については、 今号から数回に分けて報告します。

調査対象企業の概要
(1) 企業形態
 調査対象企業の個人・法人の別をみると、 課税売上高2億円超の企業については、 ほとんどが法人であるのに対し、 課税売上高3千万円以下の企業については、 逆に約8割を個人が占めている。
(2) 業種の比率
 調査対象企業の業種別構成比をみると、 課税売上高2億円超の企業については、 製造業、 卸売業で6割超を占めるのに対し、 課税売上高3千万円以下の企業については、 小売業、 サービス業 (飲食店を含む。) で6割超となっている。
(3) 所得規模
 調査対象企業の所得規模 (個人については各種所得控除前の所得、 法人については税引前利益) をみると、 課税売上高が小さい階層であるほど所得規模は小さくなり、 課税売上高3千万円以下の企業については、 所得3百万円以下で約6割、 5百万円以下で約8割を占めている。
(4) 従業員数
 調査対象企業の従業員数 (経営者、 役員、 家族従業員、 常用のパート、 派遣社員等を含む) をみると、 課税売上高が小さい階層であるほど従業員数は少なくなり、 課税売上高3千万円以下の企業については、 約半数が2人以下、 8割超が4人以下となっている。
消費税課税上の位置付け
 消費税の中小事業者特例である免税事業者制度、 簡易課税制度の選択状況について、 それぞれ選択可能な課税売上高階層の企業をみると、 免税事業者制度は約9割、 簡易課税制度は約7割の企業が制度を選択しており、 特例が中小企業に定着している状況にあるものと理解できる。
(1) 免税事業者制度 (課税売上高3千万円以下の事業者)
免税選択 87・5% 課税選択 12・5%
(2) 簡易課税制度 (課税売上高2億円以下の事業者)
簡易課税選択 72・4% 通常課税選択 27・6%
(次号へ続く)


平成9年度通行量調査
地域によって増減に開き

調査時期・時間
 平成9年8月17日・9:30〜18:00
 平成9年8月18日・9:30〜18:00
調査対象
 通行者 (中学生以上及び自転車通過者含む)
調査方法(調査ポイント18地点)
実施計測とし、 各調査地点にて、 両側歩道通行量を30分毎に計測。

年度別通行量比較
 日曜日 (平成9年8月17日) の対前年比では、 全体で624名の減少、 また、 月曜日 (平成9年8月18日) の対前年比では、 全体で692名の減少となった。
時間帯別通行量比較
 時間帯別では、 日曜日・月曜とも通行量のピーク時は午後2時過ぎと共通しているが、 日曜日は朝の出足が悪く、 昼近くから出足が多くなっており、 対して、 月曜日の通行量は総じて平均化している。
調査地点別通行量比較
 平成8年度との比較で全体的に通行量は大きく減少している中で、 調査地点ごとに見ると大きく伸びている地点もあり、 増減の数値に大きな開きが出た。
日曜日の対前年比較で、 大きく伸びている地点
1.沼田酒店前 (駅前通り) 808人の増
2.松本茶舗前 299人の増
3.第一生命前 215人の増
月曜日の対前年比較で、 大きく伸びている地点
1.沼田酒店前 (駅前通り) 896人の増
2.野沢薬店前 (切田通り) 808人の増
3.松本茶舗前 387人の増
日曜日の対前年比較で、 大きく減少している地点
1.米澤家具前 704人の減
2.村木薬局前 499人の減
3.大七書店前 229人の減
月曜日の対前年比較で、 大きく減少している地点
1.なりけ印房前 1千385人の減
2.米澤家具前 961人の減
3.大七書店前 476人の減
曜日別通行量比較
 当市では、 従前から日曜日よりも月曜日の方が通行量の多い傾向にある。 (月曜日が6,968名 35%増) それぞれの調査地点にて周辺店舗の開店状況等を聴取したところ、 日曜日には閉店になっている事業所や商店も多かった。
 調査18地点の曜日比較を行ったところ、 ほぼ全地点で月曜日の通行量が上回った。
 曜日比較で、 月曜日に通行量が増えた上位ランク地点は、
1.野沢薬店前 (切田通り) 1千11名の増
2.第一生命前 815名の増
3.米澤家具前 774名の増
4.松本茶舗前 753名の増
5.細川耳鼻科前 734名の増
国道4号沿い東西通行量比較
 国道4号沿いの東西通行量の平成8年度と9年度比較を行ったところ、 日曜日と月曜日共、 西側を通行する傾向が強く出ている。 この傾向は、 過去に行った調査結果でも同様となっており、 立地する店舗業種や店舗形態及び密度構成等の諸要件格差によるものと考えられる。


新店舗ご紹介
鍼・灸・マッサージ・指圧
ちから治療院

住所 十和田市元町西四丁目11−13
営業 AM8:30〜PM6:00
休日 日曜・祭日
  22−1400
院長 苫米地 主 税

●店主から一言
 治療院を始めるきっかけとしては、 学生時代に柔道をやっていました。 自分自身ケガとかも多く、 そのこともきっかけでもあるんですが、 静岡の専門学校に3年間学び資格を取得、 数年東京の治療院で修行し、 昨年5月に地元十和田市で開業することができました。
 治療で最も大切なことはあなた自身が真剣に病気を治そうとする心構えです。 痛みがひどい方は是非一度ご来院下さい。


平成9年度
地域資源調査事業報告会
〈むらおこし事業〉

 当所では、 9年度事業として国・県からの補助事業として進めてきたむらおこし事業の報告会を開催します。
 この事業は当市内小規模企業の振興、 ひいては地域の活性化を図る観点から、 むら (まち) おこしのために地域の未利用資源、 伝統技能等の資源を調査、 また、 むらおこし事業を推進するための人材育成セミナーなどを事業実施内容として取り組んできました。
 報告会では実施してきたアンケート集計結果を基本として翌事業年度の実施計画骨子も説明します。
 十和田市ならではのむらおこし起爆剤を皆さんもごいっしょに考えてみませんか。
開催日 平成9年3月26日(木)
時 間 午後3時から
場 所 当所5階
申込み・問い合わせ 当所情報企画課まで 24−1111

bt_0708w.gif (1539 バイト)